第10話「がんばれよ」
三姉妹の個性がお互いを輝かせる、そんなお話です。
・三姉妹の日常
暗闇の空、降りしきる雨。そこに何故か自然の美しさを感じるハルカとチアキ。
ホントにそう思っているか疑問ですが、しかし雨は降り始めて三日目。
カナはそれにウンザリしていました。
私も雨よりは晴れの方が好きですが・・・・・。
それを見たチアキ、ハルカ姉さまが感動してるんだから
お前も感動しろと言わんばかりに・・・
しかし、ハルカが洗濯物が乾かないと言えば・・・
・人間てるてる坊主
こう雨ばかりじゃふやけるということで
てるてる坊主を作ろうとカナが提案したそのとき、
アレだけハルカにデレデレなのに、カナのこの虫けらのような扱い。
同じ姉だというのに、なんだかカナが可哀そうです。
でも、チアキのそういうツンデレって嫌いじゃないです(どっちだ―――――!!
怒ったカナはチアキを「てるてる坊主」にしようとします。
・チアキのてるてる坊主を面白がるハルカ
ハルカをあれだけ慕ったにもかかわらず、チアキ報われず。
2重の意味で可哀想になってきました。
ていうか全ての元凶ってハルカじゃないですか。
・大人への階段
晴れるまで降ろさないと言われ、
チアキも読者もどうしろってゆ―――んだ、と思いましたが
そんな過酷な状況で、チアキは雨雲と交渉を始めました。
始めはチアキの性格上、上手くはいきませんでしたが最後には
見た感じ、ハルカはあまり期待していなかったようですね。
まさか本当におもしろがってただけ・・・。
その後、すぐに雨は降り出しました。
「みなみけ」の面白さ、降りしきる雨粒の如し