そんなに頭良くないよ

第14話「たくらんでる」
今回は藤岡が南家の夕食に呼ばれるお話。
いったい何をたくらんでるんですか、コハル先生?


たくらんでる構図

・彼女の事情
過去、2度にわたる悲しい出来事(チアキの介入)により、
南家では藤岡を番長と位置づけ、ちょっぴり敵対していたカナ。

しかし、カナは藤岡に勝って新番長になりたいわけではなく、
ていうか、藤岡は番長じゃないので倒しても新番長になれません。
そこで、もともと鍋1つだったが作っているうちに鍋3つに増えた
カレーを利用して番長と仲良くしようと画策します。

仲良くなってどうなんだ、という疑問は置いといて・・・
その思惑は外れてしまいますが、最後もカナらしくて良かったです。

・彼の事情
カナの思惑に気付くはずも無く、あっさり夕食に呼ばれてきた藤岡。


うしろ姿がバカっぽいです(カナじゃないですよ

好きな女の子の家に呼ばれ、ちょっと興奮してしまう藤岡。
思春期の男の子としては致し方ないことですが、あまりにも挙動不審。


ていうかアホっぽい


・彼女の事情2
今回が藤岡と初顔合わせとなったチアキ。
番長の第一印象はアレな感じでしたが

アレな感じ

ハルカも加えた夕食でそれは素敵なものに変わりました。



君が言い出したんだけどね

トドメとなったのはハルカの一言。
ハルカは、藤岡がお父さんに雰囲気が似ていると洩らしてしまいます。

発言や態度から察するにお父さんを知らなさそうなチアキ。
ということは恐らく、母親も知らずに育ったのでしょう。
それでハルカが母親代わりをして・・・・・・。
だとしたらなんてイイお話でしょうか。
あんな辛辣に育っちゃったけど・・・、でもチアキはとってもいい子です。

藤岡に父の面影を求めたチアキ。
彼に懐くところなんてとても可愛らしかったです。
アットホームな雰囲気の最後も良くて、めでたしめでたし(?)です。

南家の家庭事情を垣間見せながらも、
アットホームな雰囲気でオチはいつものように落とすという
非常に面白いお話でした。
ですがチアキに気に入られ、南家に取り入るなんて
藤岡うらやまスィ―――!


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