第161話「わかったぞ」

今回は、違いがわからない人たちのお話。
なぜか違いがよくわからないチアキとトウマ。
身近すぎて気付かないのか、それとも興味がなかったのか。
もはやその存在を抹殺しにかかります!

タイトルイラストは、目付きの険しいチアキ。
ふじおかを抱いていますが・・・アレッ!?
なんか違うような??

トウマくんが作ったぬいぐるみに感心するカナ。
ってなんかいつもの髪型と違いませんか!?
いえツインテールはツインテールなんですけど、
その位置が低いです!

このカナちゃんはカナちゃんで、
しっとりおしとやかな感じで可愛いです!

工作得意だからと言うトウマくん。
まだ工作って言い張るんですか。
「ちょっと横になる時 頭の下に置くとちょうどいいって兄貴たちに好評で」
「つまり枕じゃないかそれ」
ていうか、ぬいぐるみじゃないじゃないですかそれ。

あまりの完成度にチアキのとすり替えても
気付かないんじゃないかと考えるカナ。
それはいくらなんでも。色が違いますし・・・・・・ハッ!
タイトルイラストで感じた違和感はこれだったのかー!!(←違いがわからない男

すり替えるイタズラを決行してみるカナ。
見た目はいつもと違っても
やることはいつもと変わりません。
しかしこのカナちゃんもホント可愛いな。

なんとなくカナがいつもと違うと思い始めたトウマくん。
そんな時にチアキがやって来てました。
そしてふじおかを見つけると
「アレッ? なんか・・・・アレッ!?」
なんか異変に気付きました。

「何かがいつもと違う・・・・」
「何かってなんだ」
そこは分からないのかよ!?

この原因はカナにあると踏んで問い詰めるチアキですが
「何かとはなんだ!私が何をどうしたか具体的に言ってみろ!」
「ぐうっ・・・・・」
カナの違いはスルーですか。

するとトウマくんが気付きます!
「そうか!わかったぞ!」
何が!?

「カナ 今日テンション低いだろ?」
言われてみれば確かに!?

カナ「何を言ってるんだお前は!?
今日の私のテンションは平年並みです!」
平年並みでした!!
つまり、この時期のこの日はだいたいそんなテンションなんですか。

外したトウマくんに、優しくもヒントを出すカナ。
「もっと私をよく見ろ テンション以外の何かが低いぞ」
「じゃあ血圧か!?」
「血圧ならお前が間違うたびに上がっていくんだよ!」

なにハッとした顔してんですかトウマくん!?
そしてカナさん、上手いこと言うなー。

結局まちがえたままのトウマくん。
チアキに援護を求めますがバカな次女のことなど
どうでもいいというような三女の言動です。
チアキ「人を取り巻く状況は刻一刻と変化してゆく
いちいち それらに抗って何になろう」
さっきから何の進展もありませんが。

チアキ「変化を受け入れろ」
トウマ「そのぬいぐるみを受け入れたのか・・・・」
普通に色違いふじおか抱いてるゥ――!!
え、えぇ―――!!

このチアキの悟りを受けて
(僕には自暴自棄にも見えなくもないですが)
決心したトウマくん。
カナのことは気にせず帰ります!

それにはちょっと待てと追いすがるカナさん。
カナ「髪を結ぶ位置がちょっと低いだけだよ・・・・・・」
トウマ「えっ」
あっさりバラしちゃいます。
やっぱり気付いてもらえないのは寂しかったんでしょうか。
でもそんな所が愛らしい。

そしてカナが立ち去った所にゴロンと出てきたのは
藤岡がくれたふじおか。
それを見たチアキは
「エッ!?」
「誰だ!?」
まだ気付かないのかよ!?

変化を受け入れた結果、本家ふじおかは抹殺されました。
彼女とふじおかの苦楽を共にした日々はなんだったのか。

いつもと髪型が違ったカナ。
でもとちょっと違うだけでこんな新たな魅力が見つかるなんて。
やっぱりカナたちはホント可愛いですね!


第160話「足りない」

今回は、トウマくんの女らしさを問うお話。
一言でいえば男らしいトウマくん。
長男に女らしさが足りないと言われてしまいます。
藤岡に恥ずかしめを受けている時などは
とても女の子らしいというか、かなり可愛いと思うのですが。
兄たちがそんなことを知るはずもなく。
さて、大変参考になる吉野嬢などを頼りに、
新たにトウマくんの女らしい一面は見つかったのでしょうか。

タイトルイラストは、男前のトウマくん。
今日も男らしいところを見せてくれます!(アレ?

「ごちそうさま――」と礼儀正しく朝食を食べ終え、
元気よく学校に出発するトウマくん。
と思いきや、ナツキに片づけてけと止められました。

そんなやり取りを見ていた長男。
「見てのとおりトウマには女の子らしさが足りない!」
「いや あれはただの片づけしないヤツだろ」
ていうか、長男には知性が足りないかも。

登校してきたトウマくん。
兄貴の言葉が気になっていたらしく、
女らしさを学びたがっていました。
今でも十分女の子らしい一面があると思うのですが。
むしろ普段の男前と時折見せる
女の子らしさのギャップがたまらなく可愛いのですが。

そこで身近でかなり女らしい吉野嬢に
いろいろ教えてもらうことに。
さすがトウマくん、御目が高い。
というか当然の人選でしょうか。
やっぱり女の子らしいといえば吉野嬢です!
そして何より可愛い!!

ユカ「私には聞かないの――?」

でもちょっと戸惑う吉野嬢。
「私より他に聞くべき人がいると思うよ?」
「それは誰だ?」
「私は―――?」
残念だがユカ、お前は無い。

男の人が考える女らしさなので
「男の人に聞いてみよう」という吉野嬢。
この「聞いてみよう」って仕草も
柔和で女の子らしい仕草でした。
さすが吉野嬢、スキがないw

そして解りやすいフラグが立ちました。
「マコト君にとって女らしさとはなんですか?」
ですよねーw
「え!?何 そのオレが女らしさを知りつくしてる人みたいな質問!?」
その反応はどうなんだ。

吉野嬢が男の人に聞こうって言いだしたのは
吉野嬢がマコトをいじりたかったからなんじゃないかと
つい疑ってしまいます。
僕的にはむしろそっちの方が、ご飯がおいしいです!

男の人の意見が聞きたいと言われたマコト。
でもさすがに答えられません。
「チアキに聞いてみたら?」
「私は――?」
ユカ、めげない。

そしてかの書道家が帰ってきました。
筆を持つチアキ。
一筆入魂の作品で、女らしさを表現します!

「女らしさとは・・・・」
「手を加え過ぎると女々しさになる」

なんの話だ。

やりすぎた書道のお話です。
そのあまりの完成度に
ユカ「すばらしい作品です」
チアキ「自然体が一番だ」
吉野「さすが先生」
トウマ「自然体でダメだったんだよ」
なんですかこの流れ、面白すぎるじゃないですか。

あいわらず、秀逸な会話連鎖です。
この仲良しさの表現と笑いの両立が最高の魅力です。

しかし、なかなかトウマくんの女らしさは見つかりません。
そこでユカが気付いてしまいました。
「あ・・・・そう言えば チアキって不思議と女らしい気がする」
「えっ」
なんかわかる気がします!!

目付きは悪いし、言葉は乱暴だし、
いったいどこが女の子らしいんでしょうか。

そしてまた気付いたユカ。
「あ わかった!」
あ 今のは可愛い。

「チアキはぬいぐるみを抱いてるとき女らしい!」
あぁッ!そういえば!

確かにそうですね。
ぬいぐるみを抱いてる時のチアキは
年相応の女の子っぽくて可愛いです!

ぬいぐるみと聞いて、頬を赤らめるトウマくん。
その仕草!その表情!それだけでじゅーぶん女の子らしいです。
ていうか可愛いです!

抱くのは難しいけど
作るのは簡単と漏らしたトウマくん。
「そういう工作は得意だぞ」
工作じゃないよ!?

布切ってワタつめて縫えばいいんだろって・・・
すごいですね。
ぬいぐるみ作る>ぬいぐるみ抱く
どうして・・・。

それを聞いた面々。
ユカ「裁縫ができるってこと?」
チアキ「それは女らしい」
吉野「女らしい」
トウマ「えっ 裁縫って・・・・工作と違うの?」
そこは大ざっぱなのに
手先は裁縫が得意なほど器用だなんて。
大ざっぱと器用って両立するんですね。

でも裁縫と工作をいっしょにする
器のデカさ(?)がトウマくんらしいです。

そして言われてみれば、裁縫ができるって
たしかに女の子らしいですよね!
裁縫してるトウマくんを想像したら、とっても愛らしいです!

放課後のアナザー南家。
ナツキが帰ってくるとテーブルの上には
なんと色違いのふじおかが!!

トウマくんはあの製品版を
お手製で作ったというんですか!?
たしかに女の子らしいですが、それ以上にすごい才能です。
手先が器用ってレベルじゃないですよ。

ナツキと同じ血が流れてるわけですし、
料理もやらせてみたら
実はめちゃくちゃ得意だったりして。
なんというお嫁さんスキル。ぜひウチの嫁に。
これを機に、女の子らしいところが
どんどん発掘される・・・かも!?

でも今はナツキとニューふじおかです。
視線が交差する一人と一匹。
見つめ合う一人と一匹。

ナツキ「座布団をこんなにしたヤツは誰だ!?」
座布団使ったのかよ!?

座布団から生まれたふじおか2号。
その抜かりの有りようは、なんというか
男らしいですトウマくん。

そして次回以降、ぬいぐるみを抱いたり
裁縫をしてる女の子らしくて
可愛いらしいトウマくんを見れるのか楽しみです!


第159話「神になる」

今回は、ハルカの天然さと威光のお話。
まだ膨らむ保坂の想いこと妄想。
そんな彼をダシにトラブルを生産するメーカー元、速水。
そして奔走するマキですが、余計な一言は天罰のもとに。
触らぬ神に祟りなし。ハルカ姉さまは完璧な女神です!!

タイトルイラストは、癒しの権化ことハルカ姉さま。
その優しいまなざしを向けられたと思うだけで
もう悶えてしまいそうです。(←すでに変態です

「南ハルカは完璧だ」
そうですね。

なにやら独り言をブツブツと喋り続けている保坂。
この保坂といえば、変なことを言いながら変なポーズをとったり、
無言ながら変なポーズをとったりと、とにかく変な奴です。
気持ち悪いとも言います。賛辞です。(←場合によっては惨事
今回もはじめからその変人ぶりを発揮しているようです。

そして面白いのが彼のキャラ紹介。
「保坂。ハルカが好きな高校生。
妄想癖が強くなったようで、最近は
ずっと妄想世界にいるようだ。


これはヒドイw

さっきの独り言は、ハルカのことを想い詰めすぎて
口から妄想が漏れていたようです。
保坂は黙っていれば見れるという可能性も
かつて存在しましたが、見るどころか始末しなければ。

そんな独り言を言い続ける保坂を見て
何か思うところがあった速水。
マキのところを訪れ、なぜかハルカの欠点を聞き出そうとします。

ハルカに欠点がないと困るという速水に、
理由を聞き返すマキ。
速水が言うには
「保坂の中で神が生まれる・・・・・・・・・・」
すでにハルカは美と癒しの女神ですが。

「ハルカちゃんと直に接することなく思い続けたために
幻想が膨らみ過ぎたようだわ・・・・・・」

保坂、これは痛い。

保坂はこれまでもハルカを思って
幾度となく手作り弁当を持ってきましたが、
一度も渡せたことがないというヘタレです。
思えばその手作り弁当も妄想の産物だったような・・・。

ともかく、彼の妄想がこれ以上ヒドくならないように
現実をぶちかましてやることになりました。
そこでアツコさんといっしょに
妹たちに長女の欠点を聞きに行くことにしたマキ。
「できればドン引きするような真実を・・・・・・」
なるほど、ちょっと楽しんでるわけですね?

でもハルカに欠点なんてあるんでしょうか。
成績優秀、スポーツ万能、品行方正、
美人で優しくて巨乳で家庭的で母性爆発で良妻賢母で
姉で番長というまさに非の打ちどころがない美少女です。
荒さがし自体が恐れ多いような。

そして南家。
次女と三女に、ハルカの欠点を聞いてみるマキ。
チアキ「何を言っている 欠点などない」(キラン)
マキ「この子の中にもすでに神が!?」
そうでした。チアキが物心ついた時には
すでにハルカ姉さまは神に・・・。

一方のカナはサービス精神よろしく
「アレとかコレとか・・・・・・・」
色々話してくれました。

しかし、そんな所にやってきてしまったハルカ。
話に自分も混ぜてもらいたそうです。
ちょっと焦るマキたち。そんな中、カナがとっさに

「あ――――ハルカには全然関係ない話・・・・」
「カナが私を邪魔者に!?」(ガーン)
ショックを受けてるハルカがメチャクチャ可愛いです!!

可愛い妹に邪険に扱われて、
涙目のハルカは本当に麗しいです。

「小さい頃は「お姉ちゃんお姉ちゃん」って
うっとうしくつきまとってきたカナが・・・・・・」
「うっとうしかったの!?」

なんかカナにショックなできことが明かされました。
邪険に扱ってたのはむしろ長女だったという・・・。

「あれはカナが小学4年生の時
さみしくて一人で寝られないと私のベッドにもぐり込んできて」
「あ―――!その話はマズイ!」
逆にカナの恥ずかしい話が始まりました。

もとい、可愛らしすぎるカナの幼いころのお話。
今ではイタズラ好きの次女もこんな愛らしい一面が。
寂しがり屋は姉妹でお揃い。
ますます三姉妹が魅力的になってきますね!

しかし、恥ずかしい話を延々と暴露されるという仕打ち。
この逆襲をおそらく天然でやってるハルカはマジで恐ろしいです。
その恐怖を見ていたアツコさんが一言。
「悪口を言う者には罰が下る・・・・・・・・」
これがハルカ神をソデにした天罰でしょうか。

そして後日。
速水に成果を聞かれたマキ。
「・・・・・・・・・・・・」
「ハルカに欠点なんてありませんヨ」
うわぁ日和った。


第158話「忘れるもの」

今回は、不幸が忘れた頃にやってきたお話。
残暑が厳しい九月その頃、
カナが思い出してしまった嫌なこととは!?
でもカナの思い出した思いがけないカナの習性は
日ごろの感謝を込めた恩返しに!?

「あ――――」と声を出して暑さに悶えるリコ。
紅潮した顔で汗ばむ姿にエロスを感じます。

まだ残暑が厳しい季節。
ケイコも眼鏡をとって汗を拭いてます。

そんなところに両手を広げた
元気いっぱいのカナがやってきます。
体全体で表現するカナのその元気さには癒されます。
彼女の明るさに自然と笑顔が出てきて
本当に元気をもらってるみたいです!
まさに夏奈、太陽のような少女です。

でもリコはそうでもないようです。
カナの元気に、「この暑いのに」と応えます。
そう言われて暑さの中、突然フリーズするカナ。

そして静かに始まった独白。
「今日は朝から左手でご飯を食べてみたり
まばたきを我慢したり クツを左右逆にはいたりして
いろいろ気を紛らわした結果・・・・」
「やっと暑さを忘れることができたのに!」
悲痛な叫び。
カナは暑さを忘れようと
様々な努力をしていたのでした。

しかし紛らわし方。
利き手と逆でごはん食べるとか、それはそれで
上手くいかなくてイライラするんじゃないかと。
まばたきの我慢やクツを左右逆にはくのも
かなり辛いと思います。
ていうか今も逆にはいてるんですか!?
ともかく、その努力はすごいと思います。
本気でやるカナも。

ですが、暑さを思い出してしまったカナ。
忘れていたものが一気に押し寄せてきます。
さすがの彼女も耐えられないようです。

思い出させたリコたちにブーたれるカナ。
「カナ・・・・帰りにアイス買ってあげるから・・・・・・・・・・・・」
「今すぐ涼しくして――」
ワガママw

でもケイコのアイス発言で何かを思い出したカナ。
ペンケースをあさって出てきたのは
「アイスの当たり棒!」
それペンケースに入れてたの!?

「昨日当たったんだ!」
いや、そんな凛々しい顔で言われても。
ともかくおめでとう、と思いきや。
もう一度はじまったカナの独白。
実は虫歯になっちゃっててアイス食べられないと。
そしてフリーズ。
「そうだ思い出した わたしは虫歯だったんだ・・・・」
えぇ、それは忘れないでしょ!?
ていうか忘れちゃダメでしょ!?
ちゃんと歯医者さん行ってください。

そんなわけでケイコに譲られた当たり棒。
でもケイコは交換しに行くの恥ずかしいからと。
リコは甘いもの控えてるからと遠慮します。
ケイコそんな理由で!?
リコも別にダイエットする必要はなさそうですけど。
むしろ胸にもっと栄養が必要な時期じゃないですか?

ということで、このアイスの当たり棒を
もらってくれる人を探すことにしました。
まずは藤岡。でもおなかの調子が悪いそうです。
アイス食べすぎたのか藤岡!?
一方でケイコの後ろに隠れるリコ。
ちょっと恥ずかしいそうな奥手の彼女が可愛すぎです!
こんな子、お嫁さんに素敵じゃないですか。
藤岡も少しは感付いてもいいのに。
でも今は!おなかの調子の方が心配ですね!
ともかく藤岡はダメでした。

次はチビッコのミユキちゃんに当たってみます。
「私も当たり持ってるよ!」
なんでフツーに持ってるの!?
学校でアイスの当たり棒がスッと出てくるのっておかしくないですか!?僕だけ!?
ケイコ「もう持ってるならいらないよね」
そうですね。

どうしようもなくなった当たり棒。
仕方なくカナに返すことに。
戻ってくるとカナは元気そうにしています。
なんとミユキちゃんと話してる間に
リコ・ケイコ(痛みも暑さも忘れてる・・・・)
なんて凄い才能!!・・・・・・・・・けど
それなら朝から頑張る必要なかったんじゃ。

元気になったカナに返されたアイスの当たり棒。
そして此度三度目のフリーズ。
無情にも暑さと痛みが思い出されます。
仕方ないのでこの当たり棒、
「うちの机の2段目の引き出しに大事にしまっておこう」

そして帰宅した南家で。
アイスの当たりをしまおうとしたら同じ場所から
去年の当たりが出てきて2本になっていました。

去年も同じことしてたんですかw カナの習性ですね。

その事情を聞いたチアキ。
「しまって忘れるものはいらないものなんじゃないか?」
そう言って忘れたものはだいたい重要ですが。

ハルカ「カナからアイスのプレゼント?」
チアキ「ありがとうカナ」
でもチアキ、さっきのは誘導だったんじゃ・・・。
とはいえ、日頃の感謝は忘れない
カナの姉妹への贈り物ということで。
やっぱり優しい次女に、残暑の中でもほっこりです。

でもとりあえず歯医者に行ったらどうですか。


第157話「こう!」

今回は、仲良しな小学生ズのお話。
マコちゃんの素(=マコトの間抜けさ)が災いして
チアキとの友情に思わぬほころびが。
友達思いなユカが取り持つも、どうオチついたのでしょうか。
ともあれマコちゃんは
女の子同士の友情を深めていってるようですね!

タイトルイラストは、手を開いてパーにしたマコちゃん。
ハルカからもらったスペードの髪留めをしっかり付けています。
そのいじらしさが可愛いです。
しかし、このすっとんきょうな顔は
マコトらしさを隠せてないようです。

真っ黒に日焼けしたマコちゃん。
この日焼け見てくれよと
シャツをひっぱり胸元を見せます。
な、なんて大胆な行為!?
そこにはブラの日焼けあとが。
日焼けといい胸元をひらく大胆行為といい、
マコちゃんはなんてセクシーなんでしょうかッ。
セクシーな小学生って・・・・・・。

この前、みんなと海に行った時に
日焼けあとが付いたそうです。
その時のマコちゃんの水着はセパレートタイプ。
これなら女性用水着に見えなくも・・・
っていうかこれ女性用水着ですよね!?
いや、キッズ用水着という可能性もありますが!?
マコちゃんの胸はチアキ並みのアレなので。

ですが、それよりも何よりも問題なのは!
着替えはどうしたんでしょうか!?
まさかチアキたちと一緒ということは!?

いくらどこからどう見ても可愛い女の子にしか見えないといっても
マコちゃんは男の娘です。
チアキたちと一緒、というわけにもいきません。
そこのところが非常に気になります!!

そこは描かれてませんが、でもだいたいこういう場合
水着を下に着てきたとかいうオチ・・・。
だが帰りはどうでしょうか!?
濡れた水着のまま帰るということは――!?

すみません。
妄想が炸裂して脱線してしまいました。

ちなみに、チアキの水着姿も描かれていました。
こちらはワンピースタイプかと。
ポニテのチアキに良く似合ってて、可愛いです!

あの日にオレの夏は終わったと言うマコちゃん。
シュウイチたちとプールにも行けなくなったそうです。
シュウイチ!? シュウイチ!!
もはや『みなみけ』ファンにとっては
懐かしいものの代名詞となったシュウイチですが、
いまだ健在で嬉しいかぎりです。
よかった、まだマコトの親友だったんだ。(オイ
読者もコハル先生も、シュウイチのことを忘れたことはありません!
みんなシュウイチのことが大好きです!

ですが、日焼けあとで苦労するマコちゃん。
次女「しばらく人前で肌をさらせないな」
女装男子「まったくだよ」
なにこの会話。

カナ「恥ずかしがり屋の乙女だな」
その前があまりにも乙女の会話だったので。
「しばらく人前で肌をさらせないな」
「まったくだよ」

そんなところで、ユカがあることに気付きます。
ユカが指差した先にはマコちゃんの右手。
その甲にはバンソウコウの日焼けあとがありました。

すると次はカナが気付きます。
チアキは学校でマコトがバンソウコウをしているのをみている
       +
マコちゃんにも同じところにバンソウコウがある。
       =
マコちゃんの正体に気付く

今までチアキの中ではまったく無かった
マコちゃんの女装男子疑惑が芽生えてしまいます!

そんな大ピンチに都合よく現れてしまったチアキ。
舞台は南家なので全然おかしくはないですが!

手の甲が隠れるよう、掌を見せる格好になったマコちゃん。
不自然にならないようにでしょうか、両手でパーです。
その状態のまま、チアキに誘われます。

「マコちゃんオセロやろうぜ」
それを断るマコちゃん。
「マコちゃんクッキー食べる?」
それも断るマコちゃん。
「マコちゃん」
「オレはいい!」
まだ言ってねぇ!?

この態度にすっかり落ち込んでしまったチアキ。
一人離れて三角座りです。
なんかちょっと可愛いです。

それに気付いたユカが声をかけます。
チアキ曰く
「マ・・・・・・・・
マコちゃんが私に対して ずっと拒絶のポーズを・・・・」
拒絶のポーズ。
マコちゃんの掌を見せるポーズです。
タイトルイラストのパーの手は
この拒絶のポーズを表していました。

マコちゃんの両手で壁を作るような格好に
壁を感じてしまったチアキ。
マコちゃんになついていただけに、なおさらショックです。

そんなチアキに必死でフォローを入れるユカ。
お金も好きですが、友達も大好きないい子です!!
「あのポーズはきっと・・・・・・
バンザイ的なものなんだよ!」
なぜそこでバンザイなのか意味はわかりませんが、
ユカなりに必死に考えたユカらしいナイスフォローです!

切ないチアキの涙。
でもユカのおかげで少し立ち直りました。

チアキにフォローを入れたら
次はマコちゃんに指導です!
手の甲を隠す方法は愛犬に「お手!」をするように、
「こう!わかった?」
手を差し伸べるカタチで。
落ち込んで子犬のようになっているチアキにはぴったりです!

そのあと、チアキに二人の仲を再確認されるマコちゃん。
「私たちは・・・・・・友達か?」
「当たり前だろ?」
差し出されるてのひら。

それを見たチアキのうるんだ瞳。
ホッとして、嬉しくて、その手を取ろうとします。

さっ
防衛本能から思わず手を引いてしまったマコちゃん。
涙目のチアキの笑顔がすべてを物語っていました。
ユカ「マコちゃんのバカ野郎」

面白くもチアキたちの素敵な仲が見れる回でした。
それとカナは日焼けが似合うだろうなと思います。
コハル先生にはぜひ、
日焼けしたカナを描いていただきたいです。


第156話「いたから」

今回は、たくさんビンタするお話。
いろんな人のところに現れる、出自不明の蚊。
退治するビンタに日頃のうらみを乗せてウサ晴らしです。
そしていつしかいつも通りに笑い的要素が!?

タイトルイラストは、口をへの字にしたカナ。
ただの構えがなんでもないようで何かありそう
と思わせる、そんな雰囲気がカナの恐るべきところです。
そして実際に何か起こるという・・・。

南家でくつろぎ、ただビールを飲むタケル。
いったい何をしに来たのか謎の人です。
三姉妹には頼りにされてると自称していたこともありますが、
彼が今までやってきたことを思うと・・・。

存在を無視されるタケル。
信用されないタケル。
女の子にその後肝臓の調子どう?と聞かれてあわてるタケル。
運転手をするも道に迷うタケル。
自分の自慢をしても無視されるタケル。
おすすめを聞かれなくなるタケル。
ていうかおすすめが売り切れてるタケル。
一言で言うとダメなタケル。
ホントに何しに来てるんでしょうか。

まさかいとこという立場を利用して
自分が癒されるために南家に来てるんじゃ・・・。
なんてけしからん!僕と代わってください!?(←本音
僕もじかに三姉妹に癒されたいです。

三姉妹には冷たい扱いを受けながらも
南家に通い続け、ビールを飲むタケル。
実はけっこう打たれ強いんでしょうか。
レイコさんの件を考えると
ただ未練がましいという可能性も・・・(ゴクリ

そんなタケルにおつまみの枝豆を用意するハルカ。
さすが気の付く長女です。
こんなヘタレにも優しくできるなんて。
ハルカみたいな素敵な人なら用がなくても会いたくなります!
ていうか優しいハルカに癒されます。

ハルカはカナに枝豆を託します。
ところがいざカナが持って行こうとすると
それを制止するハルカ。
そしていきなりペチッ。

予期せぬ長女のビンタに震えながら涙するカナ。
今のカナには思わず護ってあげたくなるような
か弱い可愛さがあります(キリッ
とにかくカナ可愛いです。

叩かれたのは蚊がいたからだそうです。
でも大好きなお姉ちゃんにいきなり叩かれたら
泣きたくもなります。
それもアイアンクローを駆使する初代番長の掌で叩かれたのです。
・・・恐怖で泣いたのかも知れませんね。

一連の光景を見ていたチアキ。
この間カナにアイスを食べられたことを告げるとベシッ。

叩かれたと同時に、何気に枝豆を落とすカナ。
見返すとハルカの時も落としてました。
しかもひと房ずつ。
このシュールさが個人的にツボ。面白いです。

ハルカに泣かされた直後にこの仕打ち。
怒るカナですがチアキは「でっかい蚊がいたから・・・・」
なんと恐るべき悪魔の知恵でしょうか。
叱られずに恨みを晴らす
魔法の呪文を手に入れてしまいました。

居間にはタケルの他にトウマくんとユカがいました。
そのうちユカに対して、この間 南家に泊まった時
ユカの長話のせいで寝不足になったと告げるカナ。
そのあとにビシッ。

「なんで叩くの!?」
「しましまの蚊がいたから・・・・・・」
しましま!?わかるの!?

叩かれたユカ。
むうッと顔を赤くしておもしろくなさそうです。
でもそんなユカがかわいい!!

すると今度はユカがトウマくんに
雨の日に水をかけられたことを言います。
そしてピシッ。

「なんだよ!?」
「目つきの悪い蚊がいたから」
目つき!?見分けられるの!?

次はトウマくん。
カナにむかってズビシ。

「え――と なんとなく蚊がいた!」
「おい 待て 私は一体 なんで叩かれたんだ!?
なんとなくか!?」
なんとなくの蚊ってどんな存在でしょうかッ!?

なんとかこのうっぷんを晴らしたいカナ。
ことの発端であるチアキに狙いを定めます。
「蚊がいるから!」
サッ
「蚊がいるから!」
サッ
ところがさすがチアキ。
予期していた彼女にはまったく当たりません。
この卓越したリスクマネジメント能力を
こんなところで発揮する三女が素敵です。

カナの攻撃を避けていたチアキ。
ですがズルッとすべってタケルにダイブしてしまいます。
このチアキの飛び込むアングルが最高です。
これから起こる不幸を予想だにしないタケルに
その哀れさもひとしおです。
ていうか気付いてもいいと思うんだ。
だってすっごい真横まで飛んできてるんだもの。

チアキに潰されてしまったタケル。
チアキの言い訳は
「でっかいしましまの目つきの悪い なんとなく蚊がいたから・・・・」
どんな存在感の蚊ですか。

意識を失ってしまったタケル。
でもでっかいしましまの目つきの悪い なんとない蚊・・・
かは分かりませんが、実は蚊に刺されていました。

ともかく判明したただ一つのこと。
タケルはオチ要因として来てたんですね!(←屈託のない笑顔で


第155話「ラッキー」

今回は、驚異の的中率を誇る占いのお話。
プールに行く前に占いを楽しむ女子中学生たち。
でもそこに示されていたのはリコの凶兆。
恋する乙女が溺れるのは恋にか水にか。
まぁどっちでも面白くなると思います。

タイトルイラストは、僕は一瞬誰か分からなかったリコです。
口元のホクロでわかりました。
髪型がちがうだけで、印象って結構変わりますね。
新キャラでも出たのかと思いました。

占いに興じる女子中学生、カナ・リコ・ケイコ。
リコは占いが好きだそうです。
なんたって恋する乙女ですからね!

この占いはよく当たるらしいのですが、
それを持ってきたリコの天秤座は
運勢最悪で水に注意だそうです。
占いを持ってきた張本人が運勢最悪とか、
面白いじゃないですか。
しかもこれからプールに行くところなのに、不吉です。

その横にいたチアキ。
バカ野郎と占いを一蹴です。
インチキだ!デタラメだ!と占いを嫌うチアキですが
カナ「我が家の天秤座がほえてるな」
天秤座でした。

天秤座の運勢が悪いと言われ、ふて寝してしまったチアキ。
可愛いものです小学生。
ちなみに僕も天秤座。
リコやチアキと星座が同じだったので
ちょっと興奮してしまいました。
でも冷静になると自分も運勢最悪だったことに気づき
ちょっとテンション下がりました。

お約束の開運については、
天秤座のラッキーカラーは青で
ラッキーアイテムがぬいぐるみだそうです。

次の瞬間、水の入ったコップを倒してしまったカナ。
本来ならそのままチアキにかかるところでしたが、
なんとふじおか(ぬいぐるみ)がチアキ(天秤座)を守りました。
その姿を見たカナ。
「あの姿は まるで大地から水を吸い上げる大樹のようだ」
「カナ いいから早く拭く物 持って来たら?」
ふじおかがなんかお漏らししたみたいな画になってる!?

そしてプールにやって来た三人娘。
泳ぐから髪をまとめたんでしょう、
ポニーテールのリコがメチャクチャ可愛いです><!!
リコはポニーテールがよく似合いますね。
可愛いだけじゃない色気もあったりして。
普段のリコもいいですが、僕はこっちのリコの方が好きです!
リコ、かわいいよリコ。

しかも黒ビキニで魅力増し!
さすが三人娘の中で一番発育してるだけあって・・・・・・ゴクリ。(マテ犯罪者
ポーズというか仕草ももう可愛くって。
本当にリコが可愛いです><!!

これから夏のリコはずっとポニテでお願いします、コハル先生!!

ケイコはケイコで、メガネを外していつもの眠たそうな・・・
っていうか冷たい目をしてませんか!?

さっきの事件で、占いを心底信じてしまったカナ。
水に注意なので、リコがプールに入るのを禁止します。
ちなみに、チアキを守り抜いたふじおかは
物干し竿にぶら下がっています。

そんなところで三人娘に合流した藤岡。
周りが美少女ばかりとはなんて羨ましい。

するとカナ、あざといエロいポーズで藤岡のこか・・・
ある一点を凝視します!(線引くのそこ!?
しかし、なんてけしからんポーズなんでしょうか。
カメラさんもうちょっと右に寄って!?(ちょっとマテ

さらにケイコも誘って「何が見える?」。
2人で藤岡のある部分を凝視します。
視力のないケイコの冷やかな瞳に映ったのは、青い何かでした。
そう、藤岡の水着は天秤座のラッキーカラー・青でした!

それを見たカナは、リコは藤岡といっしょならプールに入って良いとして、
藤岡にリコを託します。
さっきからなぜカナにそんな決定権があるのか謎ですが、
ここで断ったとあっちゃあ男がすたる藤岡。
しかも好きな女の子の頼みです。
男らしく引き受けます。
普段はヘタレなのに・・・、なぜそこだけ。

リコにとっては嬉しい誤算。
照れて顔を赤くして、「はひっ!」とか言っちゃってます!
ホントに可愛いですねリコ。
今回はリコフィーバーです!!

あまりの嬉しさに、藤岡と手をつないだまま溺れるリコ。
最期の言葉は「幸せ・・・・・・・・」でした。
僕もこんな可愛いポニテ・リコが見られたので幸せです!


第154話「よく焼いた」

今回は、焼き加減のお話。
何事にも好みはあるもので、ハルカは
よく焼けたのは嫌いじゃないそうです。
さてそれは目玉焼きか日焼けのことか。
恋する人たちの思い込みは恐るべし。
ともかく、火傷しないように。

タイトルイラストは、超ひさしぶりな保坂。
ひさしぶりというか、
そもそもタイトルイラストに出ていたかどうか疑問だったので、
113話まで遡ってみると後ろ姿が確認できました。
さて、ネクタイもせず着崩しているタイトルイラストの保坂。
着崩すといえばハルカもよく着崩していますが、
予想外の共通点です。

目玉焼きを焼いたけど、いまいちだったというヒトミちゃん。
どういまいちだったのかハルカが聞くと
「なんというか・・・・まだ生卵というか・・・・」
生卵!?半熟とかじゃなくて!?
目玉焼きで生卵状態を維持するテクニックが逆に奇跡です。

そんなヒトミちゃんに、せっかち過ぎると言う速水。
せっかちっていうか・・・・・・。そんな問題でもない気がしますが。

窓辺に立つ速水はつよい夏の日差しに、
「今は私が焼けちゃいそうだけど・・・・」と日焼けしそうです。
そんな彼女の好みは焼いたのも嫌いじゃないそうです。

目玉焼きの話か日焼けの話か混乱するヒトミちゃんたち。
日焼けの話だとしたら・・・、
僕ちょっと肌を焼いてみたいと思います。

ハルカにもよく焼いたのは好きか聞いてみる速水。
目玉焼きか日焼けか判別しない中、ハルカの答えは
「え?き・・嫌いじゃないです・・・・?」
よし、しっかりと焼こうか。
今年の夏の目標ができた瞬間でした。

「・・・・・目玉焼きでもなんでも焼き加減って好みあるよね・・・・」
そう言うハルカ。
あぁ、カナとかチアキはうるさそうですもんね。

サニーサイドアップとか、ターンオーバーだとか
ブツブツと独り言を言っていて気持ち悪い保坂。
速水はそんな独り言中の保坂に近づいて、悪い顔をして一言。
「ハルカちゃんは「よく焼けたのは嫌いではない」とのこと」
「そうだったのか!?」
いや何が!?わかってて驚いてんの!?

思わず立ち上がってしまうほど衝撃を受けた保坂。
コイツ、ノリいいですね。
「それで?何が よく焼けたんだ?」
オマエバカダロ。

目玉焼きか、男の日焼け加減か、はぐらかして話す速水。
にもかかわらず保坂は一人で納得。いずこへ。

一方、一年生の教室。
目玉焼きの焼き具合の好みを
ナツキに聞いていたヒトミちゃんです。
ナツキの好みは焼き過ぎないほうがいいそうです。

それを聞いていたヒトミちゃんの心の中。
「(ということは 日焼けしていない今の私はちょうどいい感じで・・・
  いやいや 今は目玉焼きの話をしているのであって・・・・)」
モロにハルカの言ったことに影響を受けてました。
相変わらず、恋する乙女の思考回路で可愛いです。

ちなみに、ヒトの言葉に影響を受けたのは
ヒトミちゃんだけではありませんでした。
急に目玉焼きの話をされたナツキは、なんだか無性に・・・・。
ヒトミ「そんな食べたそうな目で私を見るな!」
そ、その言い方は・・・・・・!?
顔を赤くしてるところがもうナイスです!

そして、どこかに旅立っていた保坂。
精神は常に別次元へ旅立っていますが。

「目玉焼きはよく焼くのならばやはり 両面焼きターンオーバーだろう」
太陽の日差しの下、大地に寝転がり身体を焼いていました。
ちなみにサニーサイドアップは片面焼きという意味です。

料理人の保坂は、目玉焼きを裏返すタイミングにもこだわります。
要は背中側も焼こうってことです。
そしてタイミングを待つ保坂。
キーンコーン カーンコーン。
「時間だ」 ゴロン。
いや授業サボってたんかオマエw!?
学校のチャイムで時間を計るなんて
その発想はさすが変態です。

いえ、別に日焼け自体はいいんですよ。
焼き加減にこだわるのも。
ただなんでワイシャツ着てるんだよ!?しかも長袖!!
まんべんなく火を通す気あるの!?

しかも着崩してるのはちょっとだけ。
アツコさんの前では余裕で半裸になれたのに!?
それはそれで問題ですが。
たしかにちょっと着崩してるからそこは焼けます。
けど、いったいどういう日焼け跡をつける気だったの!?

日焼けとか以前に、保坂の脳は恋で焼け焦げていましたとさ。


特別編「どんな?」

今回は、夏の風物詩たる怪談をするお話。
寝苦しいほど暑い夜にはぴったりの怪談。
でも涼しくなるはずが、カナたちのノリのいいマイペースっぷりで
つつがなくグダグダに。つまりいつも通り!
一方、気高きビビりのチアキは恐怖がオーバーヒート!
彼女たちと怪談の結末はいかに!?

タイトルイラストは、髪を下ろしたカナ。
久々に登場の髪形ですが、この姿の時は
美少女キャラのカナを思い出します。
今も十分可愛いですが、
あの時の美少女カナも本気で可愛かったです。

おそらくフェスティバル後、
南家に泊まったユカやトウマくんたち。
しかし季節は夏、熱帯夜のあつさで
ユカとチアキはなかなか寝付けません。

そんな寝床に突如現れ、怪談をすすめてくるカナ。
怖いんだろ?と煽られたチアキは引き下がるはずがありません。
やろうぜと男らしく言いつつハルカを連れてきました。
怖いのバレバレじゃないですか。

寝ていたトウマくんや吉野嬢も加え
始まったかと思われた怪談ですが
のっけから寝ていたハルカ。
全然頼りになってねぇ――!!
しかも体育座りでちょっと窮屈そうな態勢で寝始めるとか、
熱帯夜なのにどんだけ寝付きいいんですかハルカ!?

そして始まった怪談大会。
まず振られたのはユカでした。
ユカ「昔むかしある所に・・・・」
カナ「昔話かよ!?」
昔むかしと言ってる時点で気付かないのが
バカのゆえんです。
しかもこれを天然でやっているところが
ユカの魅力ですね。

さっそく炸裂した天然ボケ。
そうするとチアキ、
「その程度の実力で私がビビるとでも思ったか!?」
え!?もうビビってんの!?まだ本編は言ってなかったよ!?
しかも昔話ェ。

そんな騒ぎをよそにすやすやと横になって寝るハルカ。
さすが普段は怠け者のハルカ、自由奔放です。
意外と似てるんですね三姉妹って。

次に振られたのはトウマくん。
彼女はレパートリーが豊富で
お題の中から選ぶことになりました。
そのお題は三つ。
「呪いの冷蔵庫」と「悪魔の洗濯機」と「恐怖の掃除機」です。

チアキ「身近な道具で恐怖を誘う趣向か・・・・(ゴクリ・・・)
 三択とは味なマネを・・・・・・」
カナ「選択肢 家電しかないのか?」
ゴクリってそんな緊張感あふれる場面じゃないですよ!?
カナも切り込みが絶妙です!

家電の中から掃除機を選んだカナ。
チアキ「おっとカナ・・・・!そこか!?それを選ぶか!?」
どれを選んでもおんなじ結果だと思いますよ。
ビビり入ってるチアキが堪らなくおもしろいです。

いざ話し始めようとするトウマくん。
ところがド忘れしてしまいました。
チアキ「まったくコケおどしだな すごいのはタイトルだけか?」
カナ「えっ タイトル怖かったの?」
内容の恐ろしさがまったく伝わってこないタイトルでしたが。

しかし怖いの?と言われても
引っ込みがつかないのがチアキのプライド。
「何をバカな・・・・・」
「いつになったら私を怖がらせてくれるんだ?愉快な奴らめ」
と言いつつ寝ているハルカに寄り添うチアキ。
一番愉快なのはお前だ。
ハルカは暑さじゃなくて乗っかてきたチアキで寝苦しそうです。

なんとか「恐怖の掃除機」から逃れられたと思った矢先、
その話なら私 知ってると吉野嬢。
恐怖を良い笑顔で明るく語りはじめます。
そんな彼女が今回いちばんアレでした。
このお話で唯一怪談だったのは吉野嬢の存在です!

そうしていると、思い出してきたトウマくん。
カナも聞いたことがあると言って
「掃除機からうなり声がするんだっけ?」
「オチ言っちゃった!?」
台無しだよ!?
過程の恐怖を楽しむところをスッ飛ばしちゃったよ。

一方、ハルカのお腹に顔をうずめて怯えるチアキ。
えぇ!?怖いところ一瞬もありませんでしたよ!?
吉野嬢はともかく。
チアキの震えが伝わって、ううう・・・・ってなってるハルカがなんかエロいです!
ていうか震えるほどですか!?

そんなチアキに気付かず、会談を続けるカナたち。
「えっ もっとすごいオチなかったっけ?」
「熟年夫婦じゃなかったっけ?」
「どんなだっけ?」
どんだけあやふやなんですか!?
そして熟年夫婦のとこは重要ですかッ!?

もはや恐怖を楽しむという怪談の趣旨が骨抜き状態ですが、
そんなところに聞こえてきた呻き声。
まさか例の掃除機が・・・と思った矢先
ガバッ
「うわっ!?」
「うわ―――!?」
ハルカが涙とともにハネ起きてきました!

いつの間にか怖い夢を見ていたらしく、
ちょっとだけ泣いちゃってるハルカが少し儚げで
慰めてあげたくなるほどすごく可愛かったです!

そんなハルカの悲鳴で気絶してしまったチアキ。
まぁ寝苦しい熱帯夜ですが、当分は起きないんじゃないかと・・・。


第153話「変」

今回は、夏の定番たるそうめんのお話。
いくら定番といえど、そればかりでは飽きてしまいます。
そして起こった南家そうめんの変。
飽きずに食べるための工夫のはずが、
カナの変わりダネでハルカが変な人に!?

タイトルイラストは、微笑みを浮かべるハルカ。
その優しい笑みを見るだけで、堪らなくて悶えてしまいます。
ちょっとだけ斜めの角度がまた最高です!
その笑顔は自分に向けられているんじゃないかと
妄想が妄執にレベルアップしました(←病状悪化

カナが帰ってくると、ちょうどお昼を取るところだったハルカ。
メニューはそうめんです。
夏にさっぱりしたものってやっぱり良いですよね。
他にはそばや冷やし中華、うどんなんかも。
ちなみに冬にそうめんも意外とイケます。
環境や個人差があるかもしれませんが(←ダメだろ

でもカナはそうめん要らないそうです。
軽く食べてきたのもありますが、
今はそうめんを食べる気がしないそうです。
食い意地もはって、夏バテも知らなさそうなカナが意外です。

その理由は、夏はそうめんを嫌というほど食べるので
まだ7月始まったばかりから食べていたら飽きるということでした。
確かに一理あります。さすがは三姉妹の中で
もっとも食に通じる次女(食べる専門)です。

でもそうめん好きだよというカナ。
僕も好きです(←いらんアピール
「見た目涼しげでいいよね!うん!」
そんな言い方のカナがめちゃ可愛いです!

とか言いつつ、ハルカを見てフリーズしたカナ。夏だけど。

その理由に突っ込む前に
そうめんをすするハルカが超可愛いです!
今にもちゅるちゅると音が聞こえてきそうです。
そんな顔で、そうめんすすりながらコッチを見られたら!?
はぁ・・・。もう何をしてても癒しですねハルカは!番長モード以外。

カナが固まってしまった理由。
それはハルカが持っていた器がどう見ても
ティーカップ的な何かだった件です。
だって取っ手が付いてるんだもの。

以前、割れたマグカップを買いに行って
マキに「これはちょっとないよね――」と言われた
ハルカの絶妙な食器センスが発揮されたのかと思いました。

聞くと順を追って説明してくれたハルカ。
最初は麦茶を涼しげな器で飲んでいて、
で そうめんを食べる時に似たような器にめんつゆ入れたら
間違って麦茶につけちゃうかもしれません。
なのでわかりやすいように違う雰囲気の器にしたそうです。
てっきりハルカの天然ボケが炸裂したのかと思いましたが、
いえやっぱり理由を聞いても天然ボケが炸裂してる気が。

めんつゆと麦茶を間違えないように、違う雰囲気の器に。
「なんでコーヒーカップにした?」
たしかに!?
カナの真顔とセリフに笑ってしまいました。

そんなところに帰って来たチアキと
遊びにきたトウマくん。
ふと気付くと涼しげな器に
そうめんをつけてすするハルカ。
つまり麦茶そうめん。

それをカナが正そうとすると「し―――!」
「コーヒーカップでそうめん食べてたら変に思われるでしょ!?」
「コーヒーカップで食べるの変だって知ってたんだ!」
てっきり天然でやってるのかと・・・。

トウマくんのところも今晩はそうめんだそうです。
そこで毎食でもいけるかトウマくんにも聞くカナ。
でもさすがに毎食は無理そうです。
味が変わらないし、飽きるとはチアキの談。
カナ「だったら味を変えてみようじゃないの!」
ホットケーキを失敗した時のような発想です。

というわけで、ハルカに例のコーヒーカップを差し出すカナ。
これはハルカへの優しさなんでしょうか。
複雑な表情のハルカがまた愛くるしいです。

コーヒーカップはコーヒーを飲むためのもので、
でもあれにはめんつゆが入ってるわけで。
ハルカ「あ おいしい」
そりゃそうだ。

この光景に衝撃を受けたトウマくん。
晩ごはん、コーヒーカップにコーヒーを入れて
試食してみます。
「ん――・・・・」
「めんつゆちょうだい」
当然の結果。

結局、カナの大胆発想のおかげで
ハルカはコーヒーそうめんを美味しく食べる変な人に!


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