藤岡を無視

第26話「ふじおかの意志」
もらって嬉しいものといえばプレゼント。
ですが、その中身は良いものばかりとは限りません。
今回は藤岡サンタのプレゼントにまつわるお話です。
クリスマス、彼が贈ったプレゼントと贈れなかったプレゼント。
二つが織りなす物語の展開は!?

・藤岡の行方
カナに贈れなかったプレゼントを渡そうとする藤岡。
しかし、彼のことなど眼中にないカナの前にさわやかに断念します。
見ていておもしろい感じですが、同時にそのヘタレっぷりがなんだか許せません。
まったく!藤岡はまったく!!

ところで、前回はたしか大晦日のお話でした。
彼女達が登校しているところを見ると年明けのようです。
ということは、藤岡は1月にクリスマスプレゼントを贈るつもりです。
何も疑問に思わなかったのでしょうか。

・お気に入り
藤岡サンタにもらったぬいぐるみを、すっかり気に入ったチアキ。
愛情を持って接します。


愛情表現です。

小学生にしてこの愛情表現、尋常じゃありません。

さらにこのぬいぐるみ、肌身離さず持っているのかと思いきや、
バカには容赦なく飛んでいきます。


いろいろ便利

お気に入りだけに、有意義に活用します。

・年頃なチアキ
ぬいぐるみに意志があるなんて可愛らしいことを無表情で言うチアキ。
ですが、カナがその年相応の子どもらしさに合わせようとすると
手のひらを返してバッサリ切り捨てます。
自分だけの特別を手に入れた嬉しさで
その辛辣さに歯止めが利かなくなったのでしょうか。
いや、いつも歯止めなんて無いか・・・。

・名付け親?
チアキにとって夢のサンタにもらった大事なぬいぐるみ。
なら名前ぐらいはあってもいいものです。
それには賛同したのか、そこでカナに与えられた名前が「ふじおか」
気に入ったようですが、素直じゃないチアキ。
楽しくて新しい遊びを見つけた彼女は止まりません。
最後はお互いむきになって散々な目にあうカナ。
ふじおかという「ぬいぐるみ」を手に入れても
チアキの遊び相手はやはりお姉さんのようです。

・まだクリスマス
翌日、カナにプレゼントの思いやりについて怒られた藤岡。
そこで選んだプレゼントが喜ばれるかどうか悩みます。
でもそれ以前に、年明けのクリスマスプレゼントはどう思われるのか
そっちを悩むべきだと思います。


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