『アゴなしゲンと30周年物語』
『みなみけ』パート

『アゴなしゲンと30周年物語』は、ヤングマガジンの
創刊30周年を記念して作られた特別マンガです。
ヤンマガの看板作品の一つだった『アゴなしゲンとオレ物語』を中心に、
ヤンマガショート作家陣が参加したキセキの大合作読み切りです!
ヤンマガショート陣といえば、もちろん桜場コハル先生も参加されています。
というわけで、ここでは『みなみけ』三姉妹の活躍を
少し取り上げてみたいと思います。

はじまりの扉絵は、各作品の主役大集合のカラーページ。
『みなみけ』からはなんと笑顔のチアキが参加です!
普段の眠たそうな表情から考えると、
これってないぐらい可愛い笑顔のチアキです。
カナにだって見せたことないのに!?(マテ
あの強力なキャラのなか、美少女一人のチアキですが
とくに違和感がありません。さすがヤンマガ。

さて、今回のお話はゲンさんとケンヂが運送のお仕事中、
各キャラと絡んで次々とトラブルを巻き起こしていくという展開です。
三姉妹のところへは間違えて配達にやってきます。

居間でみかんをむしゃりながらニュースを見ていた三姉妹。
そこに呼び鈴の鳴る音が。
「ハーイ」とカナが跳ねるように駆けていきます。
こんなダッシュなカナは初めて見ます!
なんか躍動的でこれだけでもう感動ものです。
タッていう感じやポーズが可愛いです!

そして玄関から聞こえるカナの叫び声。
ハルカとチアキがわたわたと駆けつけます。
こんな動きのある三姉妹が見られるなんて。
ユニークで可愛いし。
扉絵のカラーで笑顔なチアキといい、
30周年物語はなんて恐ろしい物語!

玄関に現れたゲン・ケンヂ・ユビ(尻)に怯える三姉妹。
三女はもちろん泣くハメに。
震えながら、でも長女としておそるおそる配達物をのぞき込むハルカ。
その姿が可愛くて仕方ありません!
おそるおそるの感じが最高です。
ああもう!本当に可愛いですハルカ!!

そして玄関をぶち壊して突撃してくる警官隊。
チアキたちもふっ飛びます。
まさか『みなみけ』でふっ飛ぶシーンが見られるなんて。
特にチアキはニーソ+スリッパ装備のままふっ飛びます。
個人的にニーソ+スリッパには何故かそそられるのですが(マテ

ゲンさんたちの逮捕という形で解決を迎えた
今回の恐るべき事件。
でも事件に巻き込まれて怯える三姉妹たち。
ビックリしながら震えるカナがなんか堪らないです!
思わずギュッてしたくなる堪らなさです!
僕もいっしょに逮捕されそうです!

というわけで、どの作品ファンでも楽しめた『アゴなしゲンと30周年物語』。
オチはやっぱりアゴゲンで面白いし、
最後の風間やんわり先生の存在感には吹き出しそうになるし、
最高に面白かったです!
ヤンマガ30周年おめでとう!!


『みなみけ』
第152話「今を楽しむ」

今回は、梅雨の楽しみ方のお話。
ジメジメで乾かない洗濯物。
その一方でいつもと違う遊び方ができる雨の日。
思わぬハプニングも楽しみに!
彼女たちの感性は輝いてます。

タイトルイラストは、バスタイムなチアキ。
頭にタオルを巻いて髪を護っているので
湯船につかっているところでしょうか。
ちょっとのぼせているかも!?

降り止まない雨にテンションが上がらないユカ。
そんなユカに、トウマくんは梅雨を楽しまないと損と言います。
でもどんなふうにとユカが言った矢先、
水たまりに向かってトウマくんがバシャッ。

水たまりに突撃して水しぶきをあげる、
雨でないとできない外の遊び方。
水がかかっても汚れても平気です。
それが子どもたちの特権ですから。

水たまりもすぐさま水かけ遊びの場に。
日常が宝石箱の彼女たちは
水しぶきとともに輝いてますw

そして、やられっぱなしでは納得しないのがユカ。
トウマくんに向かってバシャッと追いかけっこです。
躍動感あふれるスカートと太もも。
ディフェンスに定評が付きそうな、スカートの
見えそうで見えないところが最高です!(マテ

ヒートアップしているところ、
お約束の如くチアキと吉野を巻き込んだユカ。
バシャッと水をぶっかけてしまいました。
これには初めての困り顔を魅せる吉野嬢。
したたる水も相まって、妙な魅力が引き立ちます。
なんというか、艶っぽいです。

みんなでお邪魔することになった南家。
ずぶ濡れで上がり込むユカの後ろ姿に、
真っ白なパン・・・が見えそうで見えない
スカートと絶対領域がエロくて。
大好きになりました(マテコラ

そして四人でいただく南家のおフロ。
吉野嬢の後ろ姿がなんかエロいです。
スタイルがいいです吉野嬢。

湯船での会話。
チアキは最後には傘でゴルフを始めたそうです。
でもあの雨の中でゴルフですか。
どこに打っても池ポチャですね!
「一度水がかかったらすべてがどうでもよくなった・・・・・」
真理です。

一方、カナとハルカ。
最近 雨続きで洗濯ものが乾きません。
チアキの服だけでは着替えが足りないという問題が発生中でした。
そこでカナの服も出せと、なるほど。
カナ「断る!」
断った!?

顕然たる態度で拒否りました。
清々しいです。
その理由は「明日 着るものがなくなるもん」。
言い方が可愛いカナです。
対して明日には別のが乾くんじゃない?がハルカの言い分です。

でも「そんな保証がどこにある!?」
自らの保身のためには全力です策士カナ。
そこがおもしろくて大好きです。

また、ハルカの貸せばというカナですが
「私のはサイズ的におかしいでしょ?」
それは胸が?

いえ、カナが大丈夫でハルカでおかしいなら
やっぱり胸的なサイズの話に。

また湯船のチアキたち。
こっちはバスタオルが乾いてないという心配事が。
じゃあバスタオルの代わりが届くまで
トウマ「今はフロを楽しもう!」

やりたい放題の彼女たち(基本トウマくん)。
彼女たちにとって、どこでもが遊び場です。
本当に今を楽しめるから、彼女たちは魅力的なんですね!


第151話「絶対アレ」

今回は、新作パーティ−のお話。
女の子たちだけでキャッキャウフフ(私見)の
パーティーをするはずが、チアキがカゼで思わぬことに。
でもユカやマコトたちの知恵と友情と、
カナのイマジンで素敵な結果に!?
(注)フェスティバルにはなりません。

タイトルイラストは、パジャマ姿のチアキ。
フェスティバルの時とおんなじパジャマかと思ったんですが、
確認してみると襟のデザインが少し違ってました。
単にコハル先生の描き方が変わっただけで
まったく同じものかも知れませんがッ!?
だからどうしたと言われればどうしようもないです。

駄菓子パーティーをするはずが、
チアキが休みで嘆くユカ。
マコト「駄菓子パーティーってなんだ?」
吉野「駄菓子でパーティーするんだよ」
それって説明なの?

トウマくんも5年2組に駆けつけます。
久々に見た気がするトウマくんのミニスカニーソ。
やっぱり可愛い。グッっときます!

しかしチアキがカゼと聞いてがっかり。
じゃあ今日の駄菓子パーティーはどうなるかですが、
そこへ出てきたのはハブられていたマコト。
「パーティーはオレを入れて後日 開催する!」
仲間に入りたかったんですね。

ハブられたマコトの気持ちはよくわかります。
仲間とはいっしょが良いですもんね。
でもハブにしたチアキたちの気持ちもわかります。
ていうか、マコトは女の子だらけの中で
男一人は気にならなんでしょうか?
あ、マコちゃんとして参加か!?(←たぶん違

マコトも行くならプレーンヨーグルトも
誘ってあげなさいよ。
最近ガチでシュウイチの存在を忘れてましたけど。

駄菓子パーティーの開催に向け、
チアキには早く良くなってもらいたいユカたち。
トウマくんの南家ではカゼの時はたまご酒だそうです。
ユカ「たまご酒って何?」
吉野「たまごのお酒だね」
説明する気ねぇー!!
バカだからってバカにしてぇ!?

お酒には反対するマコト。未成年だから。
トウマ「えっ!?マジメ!?」
残念ながら、もうチアキは飲酒済みですけどね。
あ、あれは高級ジュースか!

ちなみに、アルコールをとばした
たまご酒の作り方もあるらしいです。

他にもうどんや湯ドウフなど
カゼの時にいいものを挙げていくユカたち。
その中でマコトは
「栄養と言えばやっぱり肉だろ!」
いつもは女装男子の草食系なのになんでそこは肉食なんですか!?

弱っている時に肉。
これには常にパワフルなトウマくんも反対です。
マコト「なんだと!?ケンカ売ってんのか!?」
一撃で負けました。
マコト、予想通りとはいえ面白いです(アレ!?

お見舞いにやってきた一向。
吉野は美味しいトウフを、
ユカは美味しいうどんを持ってきました。
トウマくんは美味しいたまごです。
美味しいはデフォなんですね。

それにナツキがいいネギを持たせてくれました。
そこは美味しいネギじゃないんですね。
でもネギの功能をまったく知らなかったマコト。
なぜカゼに効くのかわかりません。
ほら、昔の人がよく言う
ネギを首に巻くとかってやつですよ!
「ネギを首に巻く・・・・?
 何を言ってるんだ?お前は・・・・・・」
「お前が物事を知らないせいで
 オレが変なこと言ってる感じにするのやめろよ!」
これは恥ずかしい。被害者なのに。

結局、マコトは肉を持ってきました。
たぶん美味しい肉です。
でも本当に持ってきたマコトをバカにするトウマくん。
「バ――カ」
「よしっ!ケンカだな!?いいだろう!」
ゴス
チョップ一撃。もちろんマコト敗北。
まったく無視してるユカも含めて笑えますw
でも懲りないマコトは好きです。

そこに帰ってきたカナ。
見舞いの品々・・・、
というか食材を見て思いに至ります。
「今日の夕食絶対アレだよね」
期待に満ち満ちた表情が最高に魅力的です。
なんか笑えますw

一方、ベッドの中のチアキ。
おでこを冷やしてる姿が可愛いです。
ていうか、チアキの弱ってるところが
お世話したくなるほど可愛くて仕方ありません。

ふと、夕食のニオイに気づいたチアキ。
その先に行くとマコトたちが。
「お――チアキ!今日はスキヤキパーティーだぞ!」
「えっ なんでパーティー?」
当然の疑問。

チアキの知らないところで進んだスキヤキパーティー。
これもチアキの人徳とユカたち友情のおかげ。
チアキ知らなかったけど。


祝150話「旬のもの」

今回は、気持ち悪い妖精ふたたびのお話。
なぜかチアキに絶大な好影響を与える妖精。
彼の出現の陰にはあの悪女が!?
彼女の食欲と個性は、否応なしに周囲を振り回します!

タイトルイラストは、なんかどアップの速水。
賛美として「女狐」という言葉が
こんなにも似合う美少女も珍しいです。

ただ黙って目をつぶっているだけなのに、
保坂が悩んでいるとわかってしまう速水。
まぁ、この人がじっとしてるのって
変態の前触れって感じですもんね。

ハルカのことだと言われた保坂。
「違う 新しい弁当のアイデアなんだが・・・・」
バシッ
保坂が叩かれる音。
「なんで一回無駄な抵抗するの?」
なんで保坂見栄はってんのw

でもこんな気持ち悪い人に
こんな強気に出れるレディなんて速水だけですよ。
マキなんて逃げ惑うのに。

そんなわけで、ハルカに直接
美味しいものは何か聞きに行った速水。
なにか美味しいものない?みたいな。
ハルカ「すみません 今 何も持ってないです」
速水どんなキャラだと思われてんの!?
傍目には、先輩の権力を利用した
食いしんぼキャラにも見えますよ!

ハルカが旬の食材を教えてくれました。そら豆です。
「そら豆!いいねぇ。さや付きのやつを
そのまま茹でて塩でいただきたい」
ぐいっ
酒飲みのポーズ。
発想が女子高生離れです。

本当に美味しそうにそら豆を思い浮かべる速水。
僕も食べたくなりましたw
『みなみけ』キャラにはこういうの得意な子多いですよね。
コハル先生が食べ物好きなのもあると思いますが。
巻末コメントで食べ物の話ばっかりですもんね。
今回なんか、靴を買いに行って弁当だけ買ってきたそうです。
コハル先生ェ。

答えを得て保坂の元へ戻ってきた速水。
「速水・・・・邪魔しないでくれ」
ペーン
保坂を叩く音。
斬新な効果音いただきました。

こんな気持ち悪い人に
こんな強気に出れるレディなんて速水だけですよ。
アツコさんなんて一言も発せずに逃げ去ったというのに。
保坂の気持ち悪さ恐るべし。
それを上回る速水、なんて恐ろしい子!

スーパーでお使いをしていたチアキ。
ハルカに好きなものを
ひとつ買ってもいいと言われていたチアキは
チョコ的なものかチップス的なもので悩んでいました。
チョコチップスでいいじゃない。

そんなチアキに聞こえてきた声。
「そら豆だ」
ドラマチックな振り返りをしたチアキの視線の先には、
かつてのカレーの妖精さんが。
「そら豆こそが唯一の答えなのだ」
そら豆を強く推していました。独り言で。

「そら豆が答えだと?それではチョコの立場は・・・・」
思わず反論してしまうチアキ。独り言で。

それでもとどまらない保坂。
「そら豆は様々な料理に合う・・・・オレの悩みは尽きない!」
そら豆の尽きない悩みを語っていました。独り言で。

保坂のまだまだ続くそら豆講義。
そら豆の魅力を熱く語り続けます。独り言で。
それを横で聞いていたチアキ。
ジュル・・・ッてなってました。
僕も食べたいです!そら豆とキャベツのペペロンチーノ!!
恒例の『みなみけ』創作料理かも知りませんけど。

レシピ
あった。マジか。

翌日、速水にチアキがそら豆を買ってきた話をするハルカ。
どうしてもそら豆とキャベツのペペロンチーノが食べたいって・・・・。
「私のぶんは?」
「持ってきてないです・・・・・」
その気持ちわかるけど!ハルカの手料理食べたいけども!!

やっぱり同じそら豆とキャベツのペペロンチーノを
作って来ていた保坂。
なんか、弁当箱にペペロンチーノってシュールだなぁ・・・。

巡り巡って見事に撃沈した保坂。
「なんということだ・・・・!」
「そら豆の旬は過ぎたね」
それは弁当的な意味で?


第149話「アレルゲン」

今回は、春に活気づくのはバカだけではないというお話。
各所で猛威をふるう花粉症。
でもそのアレルゲンもバカたちの前では形無しです。
・・・・・・あれ?やっぱりバカの独壇場!?

タイトルイラストは、泣きながら笑顔のユカ。
すごくいい笑顔。なにか良いことあったんでしょうか。
でもユカのことですしね(←ヒドイ

くしゅん!とくしゃみをするのは保健医の熊田先生。
見た目はどう見ても白衣の天使なんですけど
いかんせん腹黒いです。

その熊田先生、花粉症だそうです。
くしゃみに涙に大変です。
でも2ページ目一コマ目の、
涙をためた熊田先生はなんか色っぽいです。
大人の色香が漂ってる感じですごく素敵です。
こんな美人の先生だったら、
その腹黒さの餌食になってもいいです!(←褒めてない

でも保健医がくしゃみ連発ってどうなんですかね。
治療される生徒って・・・。

そんな花粉症の話を聞いたマコトとユカ。
「ひょっとしたらオレの「原因不明の鼻がムズムズする」も花粉症かもしれない」
「じゃあ 私の「原因不明の涙が止まらない」も花粉症なのかな」
原因不明ェ・・・・・・。
バカは風邪をひいても気付かないので
風邪にかかったことにはなりませんが(マテ
まさかそれと同じ原理で花粉症にもならないなんて!
まさにバカ最強です。

花粉症は大変だという二人の話に、
いつも通りの軽い感じで反応するチアキ。
涙を流しながらこれには怒ったユカ。(花粉症なので)
鼻に指をつっこみながらそれには怒ったマコト。(花粉症なので)
チアキとの掛け合いがシュールで笑えます。

一方、自分も別のアレルギーだというチアキ。
ちなみにチアキの目がいつも半開きなのは
花粉症とかではありません。

家に帰ると、まず体が重くなって耳鳴りがして
そしてうんざりするそうです。
その大変さに、涙を流して共感するユカ。(花粉症なので)
その大変さに、鼻に指をつっこみながら共感するマコト。(花粉症なので)
ていうかマコト指つっこみすぎ!!
それは粘膜を傷つけて鼻血が噴き出るレベルです!!

それにしても花粉症のユカが可愛いです。
なんかもぉ可愛いです。
涙を流しながら顔が赤い美少女、最高です!

そこで、アレルギーの原因を突き止めるために
南家に行くことになった二人。
マコト、こういう時だけ普通に南家に行けるんですね。

さて南家。散る桜の代わりに、
いきなり満開の笑顔のカナです。
さすが元気印の次女。
カナの明るい笑顔は可愛くて癒されますね。

そんな次女は妹にべったりで、
花見に行こうとせがみます。
体が重くなって耳鳴りがしてうんざりする。
要はカナがアレルギーの元でした。
予想通りですね。
えぇ、「家に帰ると」って時点で予想ついてましたね。

泣きながら私もお花見に行きたいとユカ。
でも2人の症状が花粉症なら外に出るのはまずいんじゃ・・・・・・。
2人「花粉症じゃない気がする!」
なんか、色々と超越しましたね。

※訂正、チアキの目が半開きなのはバカアレルギーでした。


第148話「ウソでした」

今回は、初めてのエイプリルフールのお話。
ウソがウソを呼びウソを真実に、
男の子を女の子にしてしまうこともありました。
そしてトウマくんの性別問題にも一大事が。
とにかくトウマくんが可愛いです。

タイトルイラストは、顔が赤いトウマくん。
ちょっと照れてる感じがすごく可愛いです!

『みなみけ』男子が誇る三バカ、
トウマの兄たちがいつもの兄弟会議を開いていました。
今日の議題は、エイプリルフールで
みんなを騒がせたトウマくんをどうこらしめるか。

ていうか、そんな会議をトウマくんの真横でするのは
いい加減やめてみたらどうでしょうか。

トウマくんはトウマくんでもうそろそろ
兄貴たちを無視するのやめて上げませんか。
いえ、まぁこんな兄たちですけど。

会議ではナツキが晩メシ抜きを宣言しますが
可愛い妹には甘々な長男。
厳しすぎると主張します。
たしかに、長男がつい甘やかしてしまうのはわかります。
だってこんなに可愛い子なんだもの。

しかしナツキ。
「ハルオは黙ってろよ!」
「えっ!?」
理不尽に黙らされた長男。
「なぜ怒られた!?」っていう絶妙な表情が笑わせてくれます。

逆にその罰は甘いと主張するアキラ。しかしナツキ。
「アキラは黙ってろよ」
コイツ最低だ!

というわけで、三姉妹宅に避難してきたトウマくん。
エイプリルフールと聞いたカナは
「私もなんかウソつきたいなぁ」

そういえば真っ先に利用しそうなカナですが、
意外にも今まで『みなみけ』でエイプリルフールネタは
なかったんですよね。
カナに限っていえば普段からいたずらでウソついてて、
それでも憎めない愛すべき次女で・・・・・・。
あれ?そう考えたらカナは毎日がエイプリルフールじゃないですか!?

そんなカナにアキラから電話が。
ウソのプロであるカナにトウマをこらしめてほしいと。
「誰がなんのプロだ!人聞きの悪い!」
さっきウソつきたいって言ってたのは誰ですか。

そこへ今度は藤岡が訪問してきます。
その藤岡で良いことを思いついたカナ。
サッカーの特訓はいいけどトウマをあんまりしごかないで。
「これでも一応女の子なんだから」
「(お――い!)」とカナを突き飛ばすトウマくん。
顔を紅潮させ、必死になってるところが可愛いです!

さすがにこれは爆弾発言。
でもカナにはちゃんと意図がありました。
「これはエイプリルフールのウソだ」
ウソ、だろ・・・・・・。

なんでもウソにリアリティーをもたせるには
真実を混ぜることが重要なんだそうです!
「ほとんど真実じゃんか!」
むしろ全部が真実。

そう、カナは真実をウソにしたのです!
自分で言ってて何ですが、矛盾だらけです。

そんなわけで、信じられようが信じられまいが
どっちにしろ面白く困りそうな状況で藤岡の反応は。
「どうりでかわいいわけだ」
そう!たしかにトウマくんは最高に可愛い!!
・・・・・・なんだけど、どうりでってつまり
藤岡は普段からそう思ってたってことですよね。
まさか、トウマくんを男の娘と思ってたんじゃ!?(それはない

思わず逃げ帰ってしまったトウマくん。
カナがフォローを入れようとしますが、
わかってると藤岡は笑顔。
「エイプリルフールだもんね」
解ってるけど判ってねぇぇぇ!!
そこは空気読んだのに、
なんで性別は判らないんですか?!

一方、家に帰ったトウマくん。
ふとんを被ったまま出てこず、
悶々としてて顔を赤らめたまま。
「かわいい」って言われたことが
嬉しいような恥ずかしいようなでどうしていいか分からないんですね。
それで顔を赤くして、照れ隠しでふとんに潜ったままなんですね。
めっちゃカワェェェェェェェェ!!

でも、僕もしょっちゅう可愛いって言ってるんですけど。
どうしてこの想いは届かないのでしょうか(爆


第147話「恥ずかしい」

今回は、不器用な日本男児のお話。
男としてこだわるべき面子があるナツキ。
でも、そんな男の不器用さも包み込んで溶かしてくれる、
優しくて奥ゆかしいハルカ。
そしてヒトミちゃんも負けず劣らず不器用で
っていうか、オチャメな女性です。

タイトルイラストはヒトミちゃん。
そういえばネクタイをしてないです。ラフです。
そこがヒトミちゃんらしい。

ナツキと仲良く会話するハルカ。
番長時代の伝説を考えると
男と二人で会話するだけでも凄いことなんじゃ・・・。
ナツキめ、なんて羨ましい!

トウマから聞いたんだけどというハルカ。
「ナツキ君って長ブロなんだって?」
おー意外。キャラ的に烏の行水かと思ってました。
でもそのギャップがまた女の子にモテるんでしょ。このやろーう。

ところがそれを聞いたナツキ。
全力で長ブロを否定します。
ちょっと戸惑うハルカはなかなかに可愛いです。

その後、ハルカに知られて恥ずかしがってる
ナツキの目を発見してしまったヒトミちゃん。
長ブロで悩んでることを聞きます。
ナツキのことを想いやるヒトミちゃん、
その真剣なまなざしが素敵です。
この甲斐がいしさが堪りません。

そのままマキとハルカに相談しに行ったヒトミちゃん。
すでに明暗が分かれてる人選ですね。
と思っていたら、フロ長いのってどっちかっていうと
女のイメージだからとまともな意見をするマキ。
そんな、期待を裏切るなんて!
頓珍漢なボケを魅せてくれないなんて!!(マテ

あれ、ちょっと待って。
ナツキの長ブロというギャップ・・・。
もしかして、トウマくんは逆に短いのか!?(何の話だ

マキとヒトミの話を聞いてちょっと後悔の念が出てきたハルカ。
一路ナツキのもとへ。

一方、恥ずかしい話をどうして私に?と
不思議に思うヒトミちゃん。
事情を聞いたマキは
「あんたに自分の恥ずかしい部分まで
全部知ってほしいという気持ちの表れ・・・・
つまり 遠まわしな愛の告白だね!
やっぱダメですコイツ!!(いい意味で
本当に期待を裏切りません!(ダメな意味で
さすがマキ、恋愛ネタに彼女のボケは欠かせません。

「マ・・・・マジっスか!?」
顔を赤らめるヒトミちゃん、マジいいっス!

マキ「いや知らないけど」
おいィィィ――!?いい加減か!?

そして、ナツキのことを精一杯フォローするハルカ。
この優しさと深い心遣いがお嫁さんにしたい人No.1って感じです。
これが大和撫子ってやつですかッ。
ナツキが想いを寄せるのもよくわかります。
そしてバッタバッタと振られていった同志たちよ。
君たちの気持ちもよくわか・・・グスッ(嗚咽

ナツキとヒトミちゃん、二人っきりの二人。
私もわりと長ブロだと、彼女は告白します。
この恥ずかしくて照れながら言ってるヒトミちゃんがすごく可愛いです!
ヒトミちゃんが乙女になってます!
この画は永久保存すべきです。
ミニスカのヒトミちゃんもなんかイイですよね!

そんな勇気を出したヒトミちゃんに対して
ナツキの反応はあっさりなうえ、さっきと言ってることが真逆です。
マキの言葉を真に受けたヒトミちゃん。
遠まわしな告白のお返事は、ナツキには通じませんでした。

そもそも遠まわしな愛の告白はマキの妄そ(ry


第146話「知ってたよ」

今回は、これぞ『みなみけ』の日常!
と言うにふさわしいお話。
いたずら好きで食いしんガールなカナとおとぼけ続けるユカ。
そして二人をまったく意に介さないチアキ。
でも本当は、みんな優しい子たちだって読者は「知ってたよ」。

タイトルイラストは、カナの前で笑っているユカ。
なんか、すごく人を小馬鹿にした表情です。
そりゃ『みなみけ』にはボケが溢れてますけど・・・。
でもこんな可愛い子に嘲って笑われると
なんかこう・・・むしろ嬉しい、みたいな?(マテ!

ユカが席を立っている間に
おやつを盗み食いするカナ。
悪びれるどころか「世の中の厳しさを教えるいい機会」とか
最高に上から目線です。

一方、勉強に集中してカナの暴挙を見逃すチアキ。
もくもくとペンを動かすチアキの横でカナはもぐもぐ

ていうかカナが読んでるマンガは
例の映画「イマコイ」!?
第10巻てあんがい原作長いですね!

そして戻ってきたユカ。
おやつがないことにガックリです。
でも犯人は見当が付いているわけで、
もちろん問い詰められるカナ。
「わらしじゃないよ(もぐもぐ)」
モロバレだよ!!

チアキにも聞いてみるユカ。
でも勉強に集中して何も見てないそうです。
ユカ「そんなバカな!」
でもチアキは秀才。

今度はカナが席を立ちます。
戻ってくるとさっきまで読んでいたマンガがありません。
ユカ「きっと10巻なんて最初から存在しなかったんだよ!」
カナ「いやいやお前が読んでるのが10巻だろ!」
手に持ってるとか、カナと比べて
ユカは隠すのが下手なようです。
いえ、さっきのカナもだいぶ面白いことになってましたが・・・。

チアキにも確認してみるカナ。でも
「チアキは勉強に集中してるから何も見てないんだよ」
「それは私が言ったやつだよ!」
今回のカナはツッコみが激しいですね!
そしてそれは自業自得という。

しかし、ハルカに呼ばれるとタイムラグゼロで反応するチアキ。
二人にはまったく反応しなかったのに。
これが格差社会というやつですね(マテ

戻ってくると、やけに静かなカナとユカ。
ひょっとしてイタズラを仕掛けられたのかと
出てきたのは黒チアキと白チアキ。
久々に待望の登場で嬉しい限りです!

無視してたからね――
絶対やられてるよね――
とセクシーな悪魔チアキが言えば
白「無視ではありません!めんどくさかっただけです!」
黒「それ無視でしょ?」

これはひどい。
天使チアキが腹黒すぎますw
つまり手が冷たいほど心があったかいのと同じで、
見た目が純白なほど心は腹黒いってことですね(違!

さすがにこの空気に耐えられなかったチアキ。
ひとりで勉強するのをやめました。
すると私も耐えられなかったとユカ。

実は勉強しているチアキのために静かにしようとしてて、
でも思わずカナが笑わせようとしてたというのが真相。

本当にチアキのために気を遣っていた二人。
無視されてもまったく怒らずに。(気付いていたかは怪しいけれども)
やっぱり優しくて愛らしい子たちです!知ってたけど!!


第145話「考えて」

今回は、アツコさんが主役のお話。
とっても優しくておしとやかなアツコさん。
その抜群の包容力が魅力です。
ところが彼女の優しさが、ガールズトークでは
愉快なピンチを招く羽目に。

タイトルイラストは、無機質な表情のアツコさん。
なんかちょっと怖いです。
誰ですか、アツコさんにこんな顔させたの!?
またどこぞのおバカさんですか?!

マキと一緒に登校するアツコさん。
彼女のみせる笑顔が可愛らしいです。

そんな時、マキがこんな話を振ってきました。
「アツコのマフラー モコモコしてて暖かそうだね? ね?」
それを聞いて、マキのコートが新しくなっていることに
気づいていたアツコさん。
「マキの新しいコートも暖かそうでいいね」
「いや――気付いちゃった!?これ 新しいやつ!」
つまりそういうこと。
マキは新しいコートを自慢したかったわけです。
なんて単純で解りやすい子。
こんな明快で愉快な子はなかなかいないです。

ちゃんとマキの意図を汲んであげられたアツコさん。
そしてこの満面の笑み。すっごく可愛いです!!
思えば今までは困った顔や涙目の表情ばかりでしたから。
初めてじゃないでしょうか、微笑じゃない満面の笑み。
桜よりも一足先に満開のようです。
これからもその、最高に可愛い満面の笑みを見せて欲しいです。

そして学校でのアツコさん。
今度は速水にこんな事を聞かれました。
「味の薄いミルクココアとクリームを入れ過ぎたコーヒー
どっちがいいと思う?」
え?・・・・・・いや
マジで何をどう迷ってるのか分からないんですけど。

それでも真面目で論理的に考えたアツコさん。
味は薄ければ足せばいいってことでココアと答えました。
それを聞いて決意した速水。
「マキのコートって味の薄いミルクココア色だよね――
なんですかその残念そうな色!?
むしろ想像できない。
ていうか、マキをからかうネタで悩んでたんですか。
速水やはり恐るべし。

そして教室でのアツコさん。
どっちを選んでもダメだったアツコさんに
次は保坂が問いかけます。
「果たしてあれはかぶっているのか?いないのか?」
いや何の話だよ!?まず対象物を話せよ!!

本当にわけがわからない質問だったので
さっきのこともあるし、どちらでもないと答えたアツコさん。
保坂「ある意味正解だ」
なんかある意味正解しちゃいました。

保坂曰く、ハルカとマキのコートの色がかぶっているそうです。
でもよくある色なのでそれは問題ではないそうで、
「だが!あの甘いカフェラテの色を視界の端に捉えた時
オレが「おや?」と思うのは当然だ!」
わかる、わかります!
麗しで癒しのハルカだと思ったら、マキだった時の
がっかり感というかこの表しようのない気持ち。

「その時 オレの行き場のない気持ちはどうすればいい?
どうしようもないのだ!
なぜなら行き場がないからだ!」
まったくです!まったくです保坂先輩!!

なんといっても味の薄いミルクココア色が、
ハルカが着ただけで甘いカフェラテ色になるわけですから。
この落差、期待を裏切られた感は忸怩たる思いです。

そして遊びに来た南家。
これまで真面目に考えてもロクなことにならなかったので
何も考えないことを真面目にやってみたアツコさん。
ユカ「ね――、アツコさん正直モテるでしょ?」
「うん」
カナ「どうやったらモテるの?」
「え、何?ごめん何も考えてなかった」
本当にモテるから困ります!

それを聞いてしまったバカ2人。
何も考えてなくてもモテることにビックリで、
そのへんの秘訣をどんどん問い詰められることに。
まあね、何も考えなくてモテるんだったら
2人ともすでにモテモテですよね。

でも、真面目で控えめでおしとやかで可愛くておっぱいで
護ってあげたくなるようなほっとけなさ、
アツコさんがモテる要素なんていっぱいありますね。


第144話「らしく」

今回は、またまたマコトの男気のお話。
心配されつつもまだ男気を保持するマコトは
吉野嬢に怯える日々が続きます。
でも新たな男らしさを得てバージョンアップしたマコちゃん。
その女の子らしさはより確固たるものへ!

タイトルイラストはマコちゃん。
相変わらずオシャレな女の子です。

マコトのことをなぜ嫌いなのか聞かれて
嫌いじゃないけど・・・・と言うチアキ。
「男らしくなくて嫌いなんだ」
結局嫌いじゃないですか!?
マコトのことをそんなに意識した上で
そんなに嫌ってるなんて。

チアキにはそう評価されましたが、
マコトは自分なりに頑張ってるそうです。
まぁ、自分から女装しに行ってるあたりは
男気に溢れてますよね。

すると身近にもマコトの味方が。
吉野譲もマコトを男らしいと言ってくれました。
しかも実話も交えて話してくれます。
「ほら、チアキの家でゴキブリが出て・・・・・・・・」
・・・・・・おや?

もちろんマコトはチアキに出禁を喰らっているわけで。
もちろんそれはマコトじゃないわけで。
そういえば、マコトの出禁はいつになったら解けるんでしょうか。
チアキが男らしいと認めたら?
そうですね、あと数年間は無理ですね。

それで要はマコちゃんだったわけです。
吉野「そうだった。ごめん間違えちゃった(照れ笑い)」
か、可愛い。照れ笑いの吉野譲メチャクチャ可愛いです!

でもそんな話をするってことは、
やっぱり気づいててワザとなんじゃ。
ユカ「私にはわからない・・・・。わからないよ」
その小学生とは思えない芝居がかった言い方。好きです。

そんなわけで、カナに話を持ち寄るマコちゃん。
南家なので当然マコちゃんです。
確かにオレは男らしくないかもしれないと
ちょっと認めかけているところ。
「だけど オレのちっぽけな男気が
このままではいけないと叫んでるんだ」

ちっぽけなんですか。それはダメじゃないですか。

彼女は決意して、カナにヘアピンを返します。
もうマコちゃんをやめると。
・・・・・・あれ?ヘアピンを取ったマコちゃんて、
なんかより可愛くなってませんか?
前髪が少し下りてきて、より女の子らしくなって見えるというか。
前のマコちゃんよりちょっとだけ大人に成長した女の子
って感じですごく可愛いです。
いや、これは普通に可愛いです(本気と書いてマジ

さて、ヘアピンをなくしたことにしたマコちゃん。
そんな彼女のことを知って、ハルカは新しいヘアピンをプレゼントします。
チアキと仲良くしてあげてねという言葉とともに。

そのヘアピンにはスペードの飾りが。
それを見たチアキは言います。
スペードは剣がモチーフだそうで
「マコちゃんに似合いそうだな。マコちゃんは男らしいからな」
マコトは男らしくないのに(涙
これほど性の神秘を感じたことは未だかつて無いです。

しかし、このチアキの言葉に覚醒してしまったマコちゃん。
・ハルカから剣を授かった。まるで騎士のよう。
・チアキと仲良くする、それは騎士としての使命。
・マコトの姿では使命を果たせない。
待って、落ち着いて。
男らしいと言われたのはマコちゃんの方。
だからマコト君は騎士じゃない。
そしてマコちゃんは可憐な女の子。
「オレは再びマコちゃんになろう!」
でもマコト君はおバカな子。

こうして、男気が降ってマコちゃん女の子固まる。


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