第143話「おとずれ」

今回は、カナにまさかの大転機!?なお話。
これまでどうでもいいといった言動や
無関心な態度を取ってきたカナ。
それでも実はハルカより知識が豊富だったり。
そんな彼女についに春の芽吹きが!?

タイトルイラストは上を見上げるカナ。
どこか物憂いしい表情ですが、
この人が何か考え事をしているとワクワクが止まりません。

たまたま今年はサイフに余裕があった――
そんなわけで自腹でおみくじを買ってみたというカナ。
ユカにお金を貸してたこともあったと思いますが
今までは自腹じゃなかったんですね。
ケイコも「引いた」って言ったほうがありがたいよとか、
突っ込むべきところが絶妙ですね。
むしろ、自腹とかに引っかかる僕がおかしいんでしょうか。

でも学がないから書いてることがわからないと言うカナ。
「中学校在学中から「学がない」って言うのはなんか変な感じがするよ」
その突っ込みも中学生っぽくない気がするよ?

おみくじでカナが気になった部分は
「待ち人 おとずれなし 来る」。
この待ち人は、イコール恋人ってことで食い付くカナですが
「おとずれ」がよくわかりません。
そこで我らが超秀才のケイコちゃんの解説です。
「おとずれ」とは「音信」と書いてそう読むそうです。
辞書で調べたらそう書いてました。ケイコすごすぎです。

つまり、「音信(おとずれ)」はおたよりなんかのことで
「おとずれなし来る」とはなんの前触れもなく現れるって意味だそうです。
今回の『みなみけ』は勉強になりますね!

しかし、このおみくじネタ。
やっぱり担当さんが引いてきたから思い付いたんでしょうか。
お料理と同じく。

今年はついに恋人が現れるということで
カナはすごく幸せそうな笑顔に。
えぇ!?今までそんな素振り見せたことないのに!!
言動からして全く興味がないのかと思っていましたよ。
確かに、おかしな事との知識はハルカより豊富な気がしていましたが。

恋人がほしい気持ちはあったんだねって・・・。
過去5年間の連載を振り返って思うんですが、
今まで恋人ができなかったのはどう考えても自業自得です。

ですが、これは藤岡にとって恋の確変、大チャンス!
ケイコ(うん、いい加減報われよう)
ホントに。涙が出るくらいですよ。

ですが、急に現れるなら準備しないと大変だと
変なことを思いはじめてしまったカナ。
いったい何を準備すべきなのか全くわからないのですが。
僕は花嫁修業しか思いつきません。

そんな悩めるお嫁さん、じゃなかった。乙女に
後ろから現れて声を掛けてきたのはミユキちゃん。
いきなりだったのでカナはびっくりです。
「お前、超音信おとずれないな」
誰がうまいこと(ry
さすがカナ。ちゃっかり学習して笑いに変換してきますね。

さて、待望の再登場となったのは
お子さま体型のミユキちゃん。
何度も出てくれるのは嬉しい限りですが
その代わりリコの出番が減る予感がするのは
きっと気のせいですね。

彼女は以前に約束していた
背が大きくなる方法を聞きに来たわけですが、
カナは例のバカな顔になってしまう考えごとをしているので
リコちゃんに聞きなさいと。
「リコちゃん。胸が大きくなる方法を教えて」
「は?」

質問変わってる――!!

なるほど、あの中ではリコの発育が一番進んでいると。
ぶっちゃけミユキチがすごく失礼です。

でもそのおかげか、準備は自分に足りないものを
補うことかもしれないと思い到ったカナ。
ではカナに足りないものとは何でしょうか。
ダメだ、思い当たるものがありすぎる!という状況ですが
カナ(頭か!? いやいや私はバカを演じる天才だから)
「学がない」って演じてたんですか?

だんだん深みにハマりそうで実はそんなことはなかった
悩みを抱えてしまった天才と紙一重のバカ野郎。
そんな彼女に、後ろからいきなり声を掛けてきた藤岡。

そう、背後から音信おとずれなく現れた男の名は、藤岡です!
これがきっかけで、妙に藤岡を意識するようになったカナ。
南家に遊びに来てても気になりっぱなしです。
そこはもっと以前から気に掛かるべきだったと思うんだ。
藤岡は藤岡で普通にチアキの座イスになってる場合じゃないです。

藤岡が帰っても悶々と考え込むカナ。
それがなぜかおもしろい感じに見えてしまうのはいったい・・・。
やっぱり考えごとしてる時のカナの顔は(ry

そんなところに藤岡から電話が。
忘れ物をしたから取りに来ると。
カナ「電話があったから「音信」ありだな」
・・・え?あぁ・・・うん。・・・・・・え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

ずっと続いていたカナの悩みがここでまさかの一発逆転解決。
藤岡はなにもしないまま確変終了。
っていうか、ケイコはこのチャンスを教えてあげても良かったんじゃ!?

でも今回の一番の衝撃はカナが恋に目覚めてたってことですね。

こうやっていつか、カナは遠くに行ってしまうんですね(←遠い目
いや、本当に寂しい気持ちになって本当のお兄ちゃんの気分です。
あ、今すごく気持ち悪い人になってました。すみません。


第142話「鬼教官」

今回は、謹賀新年に現れた鬼門のお話。
いつものお正月も平和でいいれど、
お正月だからこそいつもと違うことがしたい新春この頃。
南家では、カナの楽しみのために
愉快な展開に・・・ってむしろいつも通りに!?

タイトルイラストはなんとビキニ姿のユカ。
冬になぜ水着なのか気になりますが、
着おさめとか言ってフロ場でスク水を着るような
カナたちですから、きっと愉快な理由です。
年始早々こんな素敵なものを見られるなんて
一富士よりもめでたい!・・・・・・かも(マテ

南家でお雑煮を堪能するユカ。
きっとハルカの手作りなんですね。羨ましい!
とはいえ、何個もおもちを食べるユカ。
2個セットは常識だそうです。
「お寿司が二貫で一皿なのと同じだよ」
チアキ「内田、貫という単位を知ってたんだな・・・・」
食べ物だからという理由でないことを祈るばかりです。
それもユカらしくて面白いですがw

そのままいい飲みっぷりであんこを飲み干し、
カナ「そして寝るんだろ?」
直後の間の置き方が絶妙で笑えます。
何か考え付いてしまったカナの顔にも
期待でニヤついてしまいますw

出てきたのは海に行った時の写真。
水着姿のユカとカナがすごく楽しそう。和みます。
そして注目はユカのお腹。
「今はどんな大惨事になってることやら」
「そ、そんなオーバーな・・・・・」
逸れる目線、直視できてないユカが可愛いです!

そこで、愉快なことをしたい暴君のため、
みんなで温水プールに行くことに。
吉野嬢の新年最初の登場は水着です!眼福です!

チアキ「この際 夏に向けて泳ぎの練習でもするか・・・・」

そして、遂にユカのお腹がお披露目となりました。
どうだと迫るカナにチアキ達は「別に」
べ、別に!?
このありそうな落とし所が逆に笑えます。

ていうか、チアキのおしりの画がすごくエロいんですけど。

すると、今度はチアキが何か考え付きそうな表情に。
さすが姉妹です。企んでる時のポーズが一緒です。
そして、「別に」 と結論付けたにもかかわらず、
ユカのお腹に地獄のぬるま湯ダイエット特訓を出してきたチアキ。

やる気のチアキは、泳ぎの特訓を受けたことはあるけど
特訓させたことはないからやってみたいと。
「以後 私のことを鬼教官と呼べッ!」
さすがわがまま姫!!

「な、なんて奴だ」的な驚き顔のカナも笑えます。
君も好き放題やってますから。まさに似たもの姉妹?

ユカに詰め寄るチアキ。
彼女にはバタ足の練習をしている時にうっかり手を放された過去が。
「復讐だ!特訓の名をかりた復讐だ!」
なんという憂さ晴らし。
チアキに根を持たせたらなんて面白いことに(マテ

それを見ていた吉野嬢からお昼の提案が。
ハルカ曰くレベルの高い食堂や、
おいしいアイス屋さんがあるそうです。
「冬にアイスは最高のぜいたくだな!」
むしろ現代っ子的な季節感。
そして一番お腹がふくれてしまった鬼教官。
この脱線とだらけ感。

これはつまり、もはや『みなみけ』では季節を問わずに
彼女たちの水着姿が見られるというコトですか!?


第141話「何をする」

今回は、コタツの眠りを覚ます魔法のお話。
怠け者をつかんで離さない魔性のコタツ。
ダブル南家では、そのコタツが猛威を振るいます。
そこに舞い降りた冬が生み出すゴッドハンド。
でも冬眠している人を起こすと恐ろしいことに!?
独特のセリフ使いも特に注目です!

タイトルイラストはハルカ。
その物憂げな表情が気になる・・・って谷間谷間!?
最近こういうのが多い気がするんですが。

コタツからもぞもぞと出てきたトウマくん。
冬なのに半ソデという豪傑です。
コタツに潜ってると逆に暑くなるから――
という理由だったんですが、そう言うトウマくんに
みかんを奪われるアキラ。
だから「潜らなければいいのに」っていう
アキラの意見をみんな無視しないでください。

急にトウマくんの腕を取って
ちょっとよけいな肉ついてんじゃねーかと言ったナツキ。
違いますよバカ野郎!
それは女の子としてのふくらみが出てきたってことですよ。
トウマくんはこれから、特に胸のふくらみが強調されてくるんです!(たぶん)

そこに外から帰って来た長男のハルオ。
名前で呼ぶより長男と言う方がしっくりくるハルオです。
その長男ですが、帰ってくるなりすごい疑問を投げかけました。
昨日トウマに触れたら殴られたのになぜナツキは殴られないのかと。
・・・すごく物悲しいというか、シビアな悩みをお持ちのようで。

個人的には、兄妹の間に深淵が横たわる大問題だと思うのですが
まったく驚く気配のないナツキとアキラ。
で、そのナツキの答えとしては
「今日は殴らない日なんじゃねーのか?」
「なるほど!日が悪かったか!」
いや無いだろ。長男もなに納得してるんですか。

真に受けた長男、本日はスキンシップをと触れようとしますが
なんとも犯罪くさい画です。
外から帰って来た手が冷たいと殴られました。

翌日、三姉妹宅におじゃましたトウマくん。
しかし、カナとチアキの表情は暗いです。
それもそのはず。コタツは人を堕落させ、
怠け者を呑み込んで放さない!
ハルカは抜け出せず、メシの準備が遅れるのです!
これなんてデジャヴ?

そこに申し出たトウマくん。
トウマ「今のオレならなんだって目覚めさせることができる」
チアキ「すごい自信だ・・・・」
カナ 「だがどうやって・・・・・?」
なんですかこの少年誌的なノリ。

そして、ハルカの顔にピトッと当てられたトウマくんの手。
すぐさまガバッとなるハルカ。
ちょっと驚いてるハルカが可愛いですw
こういうハルカ、すごく好きです。
そして開帳された胸元。
冬であっても関係ありません。
怠け出したら谷間を魅せるのです。
ありがたやありがたや。心ゆくまで拝見させていただきます。(コラ

一方、その様を目の当たりにしたカナとチアキ。
「起きた!?」
「触れただけで!?」
なんですかこのバトルマンガなノリ。

その後、帰宅したアナザー南家でも食事係が冬眠中でした。
なので例の魔法の手をピトッてしたトウマくん。しかし、
「きっ・・・・効かないだと!?」
だから、なんですかこの少年誌でバトルマンガなノリ。
いや、大好きなんですけど・・・。

でもハルカから煮物をもらってきたから大丈夫とトウマくん。
ナツキ、むくっ。
そこは起きるんですね!?ハルカ手作りの煮物なら仕方ないです!!

そして、さらに翌日。
ハルカ「冷凍庫で手を冷やして何をするつもりなの?」
チアキ「あっ 起きてらっしゃった?(汗)」
ちょ、怖いです。ハルカ姉さま。
開いた胸元のセクシーさがまた恐怖を後押しします。

うん、終始谷間を魅せっぱなしでしたね。


第140話「教えて」

今回は、カナの友達に新キャラ登場のお話!
テストが大ピンチなカナは、勉強を教えてもらおうと
秀才美少女メガネっ娘に助けを求めます。
ところが、まさかの切り返しにあえなく撤退!
そこで他人を巻き込んだ一大作戦を決行します。
でも教わってもわからない『みなみけ』のおもしろさ。
自分で読んで学ぶしかありません!

タイトルイラストは、二つ結びの謎の女の子!
カナと同じ制服なので中学生。
ヒロコやユウと比べるとちょっと幼い感じです。
ともかくカナとはどんな絡みを魅せてくれるのか楽しみです!

次のテストはさすがにまずいと、
連載開始から6年目の冬で思い始めたカナ。
そのちょっと悩ましそうな姿が可愛くて仕方ありません。
机を両手でバンバンしながら「まずいな―― まずいな――」なんて。
もうね、可愛くて堪りません!

そこで頼るのはやっぱり親友のケイコ。
超秀才でカナと親友のメガネっ娘です。
さっそく勉強を教えてほしいと頼みに行きました。
「見てくれこの真剣なまなざしを!」
「ごめん。今ちょっとメガネないから見れない」
「あれ?おかしいね、さっきまであったのに・・・・」

ケイコがそんなボケを!?
あまりにも面白すぎる優等生の切り返し。
まさかでしたね。

寂しそうに去っていくカナの後ろでメガネを掛けるケイコ。
カナの表情は切ないのに笑ってしまいます。
さすがに長い付き合いですから、カナのあしらい方
というか切り捨て方を覚えてしまったんですね。
それにしてもメガネを外したケイコは美人ですねー。
個人的にはこっちの眠たいような冷たいような瞳のケイコが好みです。

すると、あることに気付いたカナ。
ハルカはチアキのお願いをよく聞いている・・・・・
いや、それは単にカナのお願いを聞いてないだけじゃ(ry
その閃きから「真剣さ」より「純真さ」の答えに達しました。
さすが姉妹です。お互いのことはよくわかってますね(←ジョークです。一応

っと、ここで新キャラ登場!!
彼女の名前はミユキちゃん。
カナのクラスメイトながら身長はチアキと同じくらいだそうです。
ちっちゃくて可愛い小動物系ですか??

ともかく、「素直ないい目をしている・・・・」と
なにかの監督のような感じでミユキを気に入ったカナ。
突然失礼だけどと前ふりをしておいて
「成績 あまり良くないよね」
「突然失礼だ!」
ミユキ意外と単純冷静だ!
この流れ、やっぱり面白いです。

そんなわけで、ミユキをダシにつかう作戦に出たカナ。
そりゃね、こんな小さくてかわいい女の子に
首を傾けながら上目遣いで「おねがい」
とか言われたら勉強だってなんだって教えますよ。
むしろなんかもう貢ぎはじめますよ。
悪女か!純真無垢な悪女かッ!
・・・・・・すみません、興奮してしまいました。
可愛かったもので、つい。どうもすみません。

というわけで、さすがのケイコも陥落。
押しに弱い感じの子ですから。
そこがまたケイコの可愛いところですが。
南家で3人、勉強することになりました。

ですが、ミユキばっかり構うケイコに納得がいかないカナ。
当然の結果だろというツッコミはともかく
そんなカナにはミユキちゃんの「おねがい」は通用しません。

逆に、カナはいつもの建前口上で
ミユキに一人で頑張ることの大切さを悟らせてしまいました。
すんなりカナに乗せられるあたり、ホントに素直なんですね。
そんなかわいいミユキは、一人で勉強することを決心し
帰っていきました。
もちろん勉強を教える相手がいなくなったケイコもお帰りです。
カナ「あっ しまった!」
そこはおバカなんですねw

後日、テストが終わって。
ミユキ「カナちゃんのおかげで私 はじめて100点とったよ!」
カナ「やればできる子だね!」
ミユキまさかのできる子!?

天然な素直さといい、秀才さといい
『みなみけ』に新たな逸材が加わってさらに楽しみが増えました!


第139話「だらだら」

今回もひさびさな、マコちゃんが登場するお話。
パジャマフェスティバルでもないのに
パジャマで過ごすことになった南家の休日。
そんな女の子だらけの花園に、
迷い込んだマコちゃんが思わぬ危機に陥ります。
でもピンチをチャンスに変えて!
だって無防備なハルカたちのパジャマ姿が!!

南家に遊びに来たマコちゃん。
するとチアキもハルカもなぜかパジャマ姿でした。
チアキが言うには、今日は一日パジャマで過ごしていい
パジャマの日に決まったそうです。
要は一日中だらだらしていい日です。

マコちゃんが来たのに一向に顔を上げず、
ずっとゴロゴロしているハルカを見てああ、そういうことかと思いました。
ハルカの怠けっぷりが全力全開です。

このまま最後まで起きないつもりか!?でも
それもハルカらしいなと考えていたところ、
急に起きてマコちゃんにもパジャマをすすめたハルカ。
その姿は胸元がはだけてなんかエロいことに!!
ぐうたらして、ハルカの無防備な胸元が見られるなんて。
怠けるのって最高です!ビバ!だらだら!!(マテ

今日のお客は女ばかりだからとチアキも気にしてない様子。
あの恥ずかしがりようは、マコちゃん乙女ですもんね!

そこにマキとアツコさんが登場。
アツコさんの髪型がちょっと変わった気がしますが
グッっとくる可愛さです!!アツコさん可愛いよ―!

ハルカにパジャマをすすめられた二人。
いったい幾つパジャマあるんだよ!と思いました。
パジャマフェスティバルで大量にストックできたんでしょうか。
でもハルカのパジャマは
マキには胸元がスカスカなんじゃないかな?

パジャマという気楽な格好に、二人とも開放的な気分になったのか
着替え始めて素肌も解放。
アツコさんのブラが!谷間が! 最高に幸せです!!
マキの脱ぎかけ&真っ白なパン・・・!も見れて本当に幸福な回ですね。

修学旅行気分で布団も敷いちゃったチアキたち。
干したばっかりでいい感じに仕上がってるとか、
どんだけ準備良いんですか。
これもう、絶対にハルカ起きてきませんよね。

しかし、こんな幸福な状況にいながら
それが耐えられなくなってきたマコちゃん。
なんならぜひ代わって欲しいものですが、
マコちゃんはお菓子をヒントに脱出を図ります。
「駅前の交差点に新しい甘いものの店ができたよ!」
まさかの駅前の角のあの店にライバル店出現です。
みんなで行こうと外出に誘います。

寝入っているハルカの耳元では
甘いものを使った甘言をささやきます。
甘い夢のために起きてきたハルカ。
こうしてみんなでお出かけすることに。
でもこの状況は明らかにもったいない気がするよマコちゃん。男としては!

そして、全く出てこなかったカナはというと
自分のベッドで爆睡してました。
ヨダレ出てますよー!


第138話「ますか?」

今回は、三姉妹が居酒屋に初上陸するお話。
もちろん飲酒はありませんが、
それでも『みなみけ』おもしろワールドは展開中です。
そして本当に久々に登場するタケルおじさん。
今まで通り、あんまり役に立たない
切ない活躍を魅せてくれます!

タイトルイラストは、ビールを持った初のタケルおじさん。
大人なのでアルコールも嗜みます。
でもハルカの方が頼りになる大人な気がします。

タケルが外食に連れてってくれることになった三姉妹。
何が食べたいか聞かれて
すかさず肉が食べたいと言ったのはチアキ。
さすが肉食系女子です。そのまんまの意味で。

でも、バーベキューに行ったばかりなので
却下されてしまいました。
その話を聞いて、誘ってくれればよかったというタケル。
「オレ 炭系強いんだよ」
タケルも!?ていうか、イメージに反する特技なんですが!?
意外に(?)アウトドア派なんでしょうか。

じゃあどこへ行くかというと、カナの
「居酒屋へ行きたい!」に決定しました。
ハルカもタケルも止めなくてよかったんでしょうか。
でも、そんなものに興味があったとは。
さすが並の中学生とは一線を画すカナです。
酔いに強いだけはありますね(マテ

ところで、居酒屋にタケルと美少女3人って
はた目から見て通報されかねないと思うのですが。

さて、居酒屋に来てはみたものの、
チアキには全く馴染みのないメニューばかりです。
はじめは戸惑っていましたが、突然
「メニューにはないけど実はハンバーグありませんか!?」
店員「ありますよ」
タケル「あるんだ。 聞いてみるもんだね」
タケルの驚く表情がシュールでおもしろいです。
メニューにないものを頼むチアキは
そんなベテランみたいなオーダー、どこで覚えたんでしょうか!?

おすすめを聞かれたタケルは牛すじを挙げますが、
店員がすかさず
「牛すじは今日終わっちゃったんですよ」
タケル切ない・・・!!

カナはカナで、ままかり からすみ しゅとう あんきもを注文。
さも当たり前のように注文してますけど、
どっからそんな知識を仕入れたんですか。まさか速水が!?
いや、速水でもおかしい。まだ高校生なんだから。

牛すじはなくとも大好評のお食事。
チアキの追加注文のオムライスも
「ありますよ」
「牛すじ以外はなんでもあるね!」
タケル―――――ッ(笑)!!
切なすぎて笑ってしまいます。

ついにはタケルのおすすめを聞かなくなったハルカ。
笑顔のタケルが悲しすぎます。
絶好調のカナはといえば
「麦系ですっきりしたやつありますか?あ
いも系でもいいです」
中学生でなにお酒の味覚えちゃってるんですか!?

そして居酒屋の魅力にはまってしまった三姉妹。
彼女達の注文はエスカレートすることに。
タケル「ここ カード使えましたか?」
現実味があってすごく笑えました。ナイス落ち。


第137話「一番えらい」

今回は、たくさんの美少女+ナツキでバーベキューのお話。
炭系に強いという、イマイチよくわからない特技のおかげで
ただ一人女の子たちに囲まれるナツキ。
それだけでも羨ましいのに、
果てはハルカに褒められそんなことまで!?
まさか、こんな美味しいシチュエーションで役立つなんて。
くそう、今から僕も炭系に強くならなくては!!

タイトルイラストは久々なハルカ。
優しいその笑顔と豊乳が癒しです。

前回の続き、バーベキューにやってきた『みなみけ』一向。
ナツキが一人、女子に混ざってるのは羨ましい限りです。
結局、アキラとハルオは呼ばれなかったみたいです。
炭系に弱いから。

バーベキューの準備はもうそろそろですが、
すでに食べる準備は万端のチアキ。
タレをスタンバイしているのを見たカナは
「さすがチアキ。自分の分しか準備してないな」
次女を上回る食い意地!?
まさかこんな形で期待を裏切って笑いに応えてくれるとは。
チアキはすごい肉食系なんですね。

しかし、一方でハルカ姉さまの陰謀が動き出していました。
お腹がすいている、一番美味しい時に野菜を食べさせる作戦。
ナツキはそのとおり野菜を焼いていきました。
なぜか野菜しかないことに気付いたチアキには
「秋ナスは嫁に食わすな」
え、なぜここで?

そういう時、解釈をしてくれるのはやっぱり次女でした。
カナ曰く、いつも料理しているえらい人はハルカ。
ならばハルカが連れてきたナツキが
ここでは一番えらい火の神だそうです。
まさか炭系に強いだけで神様になれるなんて。

結局、ナツキが言いたかった事は
秋ナスは嫁以外は絶対食べろという火の神の命令になりました。
こうして秋ナスに挑戦することになったチアキ。
ていうか、トウマくんがアツコさんにべったりなんですけど!
ちょ、う――――ん!?

ついでにピーマンも食べさせられたチアキ。
やっとお肉にたどり着けました。
そしてトウマくんがアツコさんに抱きついたまま!
アツコさんがちょっと照れてます。
これはアツコさんが羨ましいのか、トウマくんが羨ましいのか。
なんだか、すごくもどかしいです!

ついに食べられたお肉はとても美味しくて
チアキ「今までの苦労が消し飛ぶかのようだ」

カナ「それを独り言ですます気か?」

そう言われたチアキは火の神さまにむかって
「ありがとう。うまかった」
なんていい子たち!!
きちんと諭してあげられる優しい姉に、
その意味を汲みとれる素直な妹。
そんな彼女たちを見てると、こっちも素直な気持ちに。

この結果にはハルカも大満足のようで、
ずっと焼き続けているナツキに「食べさせてあげる」とまで。
近づいてくる男をばったばったとフッていった
あのハルカがまさかそこまで!?
これも炭系に強かったからだとでも言うんでしょうか!?

ところで、アツコさんの胸で眠り始めたトウマくん。
あぁ、なんてこった!
こうなったら、アツコさんの胸で僕も一緒に寝ます!(落ち着け

しかし、この事態にはチアキもおもしろくない様子。
(あ、ハルカとナツキの方ですよ)
なのでもうひと味足りないとか文句を言い出しました。
するとナツキが取り出したのは焼きイモ。
「バカ野郎。スキがねぇな!」

焼きイモいいですね!美味しそう・・・。


第136話「ゆかいな」

今回は、速水と保坂の掛け合いが絶品なお話。
もはや日課の如く弁当を持参する保坂をいじり、
煽り、その結果を楽しむ速水。
上手く乗せられて走り出す保坂ですが、
その旅路には終着駅はおろか途中の停車駅すら見つかりません。
一生そのまま走り続けてください。

タイトルイラストはいつもニコニコ笑顔の速水。
笑顔にも色々あるものですが、
この笑顔に裏を感じてしまうのはどうしてでしょうか。

ハルカのために作って来た弁当はいつも通り渡せないまま、
保坂の目の前に置いてありました。
それを見つめる速水の笑顔ですが、
呆れが滲み出ているような気がしますw

保坂が弁当を作り始めたのは第30話からでした。
つまりそれ以来、弁当を渡せないまま軽く100話を突破。
藤岡は告白から始まってるっていうのに、
弁当渡せないとかどんだけヘタレなんですか。

でも、よく知らない上級生の男子から弁当渡されるって
気持ち悪いことこの上ないですね。

そんなわけで速水の感想も
「どうせ渡せないのに・・・・・・・・」
いつもの事なのでどうでもよくなったのか
話はすっかり秋めいたことに。

「行楽の秋」。みんなでバーベキューでもしたら
さぞかし楽しいだろうと。
紅葉の中のバーベキューも乙なものですね。
すると速水の言葉に反応を示す保坂。
「今なんと言った?」
ここだけ見るとすごくカッコいいんですが。

そして一言目から再生する速水。
「戻り過ぎだ。その先だ」
お約束ですけど、保坂の冷静さに吹きましたw

「あんたみたいな小心者は絶対渡せないだろうけど」
「言い過ぎだ。その先だ」
そこまで言ってないw
そして保坂の器の大きさに脱帽しました。

行楽の秋まで戻ったところで
「サンマ食べたいね」
「何!?お出かけしてバーベキューだと!?」
ついに諦めたw!サンマ定番ですけど!!

魅力を全開に出ししつつ、バーベキューこそ
オレの実力を発揮できる最高の舞台と言いだしてしまった保坂。
なぜ彼の自信は枯渇することがないのでしょうか。
小心者のくせに。

しかし、その保坂を諫めてくれたのはやっぱり速水。
彼を止められる、こういう時は頼りになる美女です。
「バーベキューはゆかいな仲間たちがそろって初めて完成なのよ!」
「あっ あと泡立つ金色の飲み物も」
前言撤回。
それは高校生に無くても平気です!

「まずはゆかいな飲み物を・・・・・・・・あっ 間違えた」
悪意しか感じない。
保坂も器がでかいというか、ざるじゃないですか!?

そこでゆかいな仲間を探しに行った保坂ですが、
まずはナツキでした。
確かに、ハルカと保坂とナツキが一同に会するって
カオスな状況になること請け合いですね。
・・・想像できない。

ですが、ナツキにはすでに別のBBQの約束がありました。
なんでもトウマくんの友達との約束で、男手が足りないからと。
え、それってまさか・・・。
「オレ 炭系強いんで・・・・・・」
どんな属性だよ。

こうして速攻で途絶してしまったゆかいな仲間集め。
速水が結果を聞きに来ますが、
自分の目的のためにゆかいな仲間を利用するようで
気分がよくないと、今更な言い訳をのたまった保坂。
こいつ、ヘタレにもほどがある。

やはり弁当による1対1の戦いの方が・・・
「そんなもん渡されるうほうの身にもなれよ」
ぶっちゃけた!
まったくそのとおりでございます。
でも、速水の言葉の中でこれだけどギツイ気が。

一方、マキとアツコさんにナツキと
トウマくんが来てくれることを話すハルカ。
あぁやっぱり!保坂は逃してますよ色々と。
しかしトウマくんが来てくれることにおかしな反応をするアツコさん。
頬を赤らめちゃって。まさか年下好きなんですか!?
それはそれでアツコさんっぽくて可愛いです!

ところで、アキラとハルオが入ってませんが
まぁ炭系に弱そうなんで必要ないですね。


第135話「マジな」

今回は、空回りがループする悲しき恋のお話。
報われない恋の称号は、かつて藤岡のものでしたが
そこからゆっくりと少しずつ前進し、今ではとても親密な仲です。
(ループ時空でなければ絶望的でしたが)
そうしてありがたくない称号が返上される一方、
高校ではもう一つの悲恋のスパイラルが。
その渦中にいるのはナツキとヒトミちゃん。
二人が想いの真実にたどり着くのはいつのことでしょうか。
ヒトミちゃんはたどり着きながら自分から逸れていってる気もしますが。
でもそんな所が可愛い!!

タイトルイラストは笑顔のヒトミちゃん。
いつぞやの保坂と同じく制服のネクタイをしていませんが、
ボタンを外した着こなしは保坂と違ってオシャレで可愛いです。
ていうか、保坂が気持ち悪すぎたのか・・・。

なんと、ハルカに映画のチケットを渡されたナツキ。
これはまさか、デートのお誘いってことでしょうか!?
ハルカはそんな選択で良いんですか!?
もうちょっとじっくりと。早まらないで!

そのチケットの映画は『イマコイ』。
恋愛のかなり泣けるマジな映画だそうです。
それはもうやっぱりと読者も思いかけたとき、
ナツキはある異変に気付きます。

一方、『イマコイ』みたいなのには
興味がないと言っていたヒトミちゃん。
ナツキの異変を察するや
「お前のその目はかなり悲しい時の目だぞ?」
そんなに!?あのチケットにいったいどんな悲劇が?

するとナツキは、ハルカに貰ったチケットを
ヒトミちゃんにあげてしまいます。
え、それって悲劇の押し付けなんじゃ・・・・・・。

さっきまで『イマコイ』に興味はないと言っていましたが、
デートに誘われたと思って大喜びのヒトミちゃん。
南家に行って、カナたちに報告するほどです。

それにしてもよっぽど嬉しかったのか、満面の笑みで
「『イマコイ』だぞ。超本気のやつだろ」
その本当に幸せそうな笑顔がメチャクチャ可愛くて
僕のハートの琴線に触れまくりです。
もうその辺の床をゴロゴローッてしたいくらいです。

カナはカナでその事実にビックリです。
相手が誰とか、ヒトミちゃんの恋愛事情に興味津々です。
思わず叫んでも、咥えてたせんべいを落とさないところとか僕は大好きです。

しかし、チケットの異変に気付いたカナたち。
実はチケットは2枚重ねになっていました。
それはつまり、誘われたわけじゃなくて
誰かを誘って行けという意味だった
このチケット。
だからこそ、それをハルカから貰ったナツキは
かなり悲しい目をしていたわけで。

なんてこった。

ナツキが渡し間違えただけだと思って
いまだ嬉しそうなヒトミちゃん。
あれ、さっきまでニヤニヤしてたのに涙が・・・。

こうして人から人へ渡り、悲劇を起こし続ける悲恋のチケット。
その悲しみの連鎖を断ち切るためには・・・
ヒトミちゃん、ぜひ俺と『イマコイ』を観に行ってください!!(マテ


第134話「自己PR」

今回は、カナが新たな方向性で自己PRするお話。
バイトの話から面接で必要な
自己PRの練習をすることになったカナやユカたち。
(遊びじゃないよ!マジメだよ!!)
ですが自然とあらぬ方向へと針路変更する彼女たち。
そして新キャラ、清楚で可憐な美少女が登場です!
これまでの『みなみけ』にはいなかった美少女キャラの誕生に
新たな魅力と方向性が加わった『みなみけ』!
できれば再登場してくれないかなぁ、この美少女(←デレデレ

タイトルイラストは、「私?」という感じで
自分を指差さしているカナ。
この様子からして、また何かやってくれたと期待が膨らみますw

マキとアツコさんが一緒に
バイトしているという話をしてくれたカナ。
やっぱり高校生にもなると、バイトも大事な活動のひとつかと。
二人のウエイトレス姿などバイトしているところを想像してみる。
アツコさん→ やばい!可愛すぎるッ!!
マキ → ギャグでしかない!

そのバイトの話から、自己PRが苦手というユカのために
カナと面接の練習をすることになりました。
しかし、カナが面接官をやることにチアキが待ったを掛けます。
お前が面接官にふさわしいかどうか
私が面接して確かめてやると完全に上から目線。
もうそれに慣れちゃったのか、じゃあチアキは
ふさわしいんだと思っても誰も口に出しません。
チアキは小学生にしてどんだけの実力者なんでしょうか。

そして面接官チアキに対して始まったカナの自己PR。
「え、え――と。 私は・・・・・・」
「美少女です」
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
それはある意味最大級のアピールですけど!?
確かに可愛いんですけど!?
それを言えるカナが魅力的すぎますw

そんな自己PRを受け取ったチアキ。
もちろん美少女にツッコむのはツッコむのですが・・・。
「う――ん。ちょっとわかりにくいですね――」
もう少し具体的にわかりやすいといいんですけど
とまさしく面接官のツッコミ!!
ふだんの冷静さに加えこの技能、
それは面接官するのに誰も反論しませんよ。

一方、そんな評価を受けたカナはいったん退散。
少しするとガラッっと扉が開き、カナが戻ってきました。
するとそこには、髪を下ろして黒髪のロングにし、
清潔感を与える白ながら肩の露出した
ちょっと色香ただようワンピースに着替え、
仕草もとても愛らしくなった清楚で可憐な美少女のカナが!!

めちゃくちゃ可愛いですッ!!
なんだか口調も丁寧になった気がしますw

これこそ美少女という形に変身したカナは
チアキから見事、合格をもらいます。
もはやバイトとは関係ありません。
でも「やった!」と喜ぶカナの仕草がまた可愛らしいですッ!

こうしてユカの面接官になることができた美少女カナ。
いつもと違う彼女に違和感を覚えつつも
ユカは自己PRをすることに。
そこでユカが自分の長所に挙げたのが明るい性格でした。
いいですよね、明るくて元気な美少女(←2828

それを聞いた面接官の美少女カナ。
「本当にそうですね!内田さんは
昨日付け替えた蛍光灯より明るいですもの!

ボケは健在でした。
とてつもなく無邪気で愛くるしい笑顔に
言われるとおもしろさ倍増です。

なんかつらい!!と涙目で撃沈されるユカも可愛いですッ!
ところでカナの美少女口調にお嬢さまキャラが
混ざってる気がするのは僕だけですか?

間がよくも悪くもそんなところに遊びに来てしまった藤岡。
晴れて面接官になれた美少女カナの面接は続きます。
南家を訪れた動機を尋ねられた藤岡は(←すでに笑い所
カナに誘われたからと答えます。
「やだ。誘うだなんて私がまるではしたない娘のように・・・・」
そう言いながら頬を赤くして、顔を背けるカナ。
なんて可愛らしいッ!!
まさかそこまで美少女とは!?

さすがにカナのことなので、懐が深く
充実したスルースキルを持つ藤岡でも困惑してしまいます。
ですが他にもスルーできないことが!
なんと藤岡がカナを「カナ」と呼んでいます!
まさかあの花火の進展だけで自信をつけて
「カナ」と呼ぶようになったのでしょうか?
思い込みと勘違いが激しい彼ならあり得るのが怖いです。
でもカナと藤岡の関係が変わっていくのを見ていると
ピュアな兄魂としては一抹の寂しさが(マテ

困る藤岡はチアキに事情を聞くと、自己PRは
自分が何を考えている人間か伝えればいいと
その時点ではぶっちゃけ意味のわからないアドバイスをもらいます。

それを聞いて決心した藤岡は
胸中の想いを思いっきり告白します。
「オレは!いつもの南カナが好きだ!」
しかし、それをそういう意味で受け取ったのはカナ以外。
今回は進展がなく、カナの美少女モードが
終わりを告げるだけでした。

できればまた、この美少女に会いたいですコハル先生!!


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