第76話「いくよ」

だんだんと暖かくなり、木々が芽吹くこの季節。
バカに拍車をかける春がやってきました。
春といえばお花見が楽しみですが、
バカを活気づける春のパワーは要注意!
予期せぬ笑いのつぼみが生まれます!?
吹き付ける春一番は素敵なボケとツッコミを運んできてくれましたw。

ボケといえば天然系のイメージが浮かぶハルカですが
マキを平然と切り捨てる辛辣さも天然のようです。
でもそれが魅力的なんですよね、お姉さま!
ハルカとチアキにならバッサリいかれても・・・。
いや、立ち直れる保障が・・・!?

タイトルイラストをツッコミで飾ったマキ。
ハルカに切り捨てられるもバカ正直 素直な一面を見せました。
そんな彼女はチアキとアツコさんがツッコミの練習をしていても
呆けた顔でボケたおします。
マキは肝心な時に空気が読めないのでしょうか。
でも、そのとぼけたところも最高です。

今まで完全にやられ役だったアツコさん。
ついには春一番にも被害を受けたのかと思いました。
ですが散々苦労してきたアツコさん。
最後には今までの努力が報われたのか
空気を読んだ見事なツッコミ。ナイスです、アツコさん!!

春といえば「出会いと別れの季節」とも言われる節目。
そんな時には予期せぬことが起こるもの。
この話を振り返ればカナはツッコミばかりしていました。
そして予想外はチアキにも・・・。
最後に可愛いボケをしてくれましたw。
それまでツッコミの練習をしていただけに恥ずかしさもひとしおです。
笑いのつぼみはどこにあるかわからないものですねw。


第75話「当たったろう」

旅行というイベントからもとの生活にもどった南家。
でも日常をイベント化するのが彼女たちの能力。
そんな中、カナの新しい能力が判明しちゃいます。
羨ましいその能力の数々・・・。
えぇ、おもしろいのが彼女たちの日常ですから。

いつでも切れ味抜群のチアキの毒舌。
普通に言えばいいことなのに、
チアキにかかれば言葉のナイフに早変わり。
緑黄色野菜が苦手でも、恐るべしその能力。
彼女の言葉にはイチイチ胸が痛みます。(涙
でも、今回は気にしてられないそんな事情!
だって、ごちそうが目の前にあるのだから!!

自分の恐るべき能力に気付いてしまったカナ。
僕も過去に見たことがあるので(マジで
彼女の超能力を信じますが、チアキは信じてないご様子。
それを信じてもらおうとするのは問題ないのですが、
そのために一日中バカみたいな顔で晩ごはんのことを考えるのは、
おもしろいので問題ないです。(ぇ?

しかし、この超能力にはおもしろい一面が・・・。
実は彼女の能力が発動したのは晩ごはんに対してのみなのです。
カナらしくてとてもユニークなのですが・・・w
でもこれ以上は言わないでおきましょう。
テキストは黙々と(以下略)


第74話「重要か?」

叶っちゃった?叶っちゃいました!
前回では見られなかった湯けむり3姉妹!!
ということで引き続き温泉編の『みなみけ』。
藤岡はいったい・・・。心配ですよ色々と。

遂に実現した湯けむり3姉妹。
読者も大喜びですがチアキも大喜び。
あまりの温泉の気持ちよさに満面の笑みを浮かべます。
かつてこれほど多くチアキの笑顔を見たことがあるでしょうか。
逆に怖くなってきました。
ハルカにいたっては喋っていないのに魅せてくれます。
読者も3姉妹もまるで天国にいるような感じ。
ていうかそのまま天国に行きそうです。
恐るべし温泉の力。いや、ハルカのキャラか?

間違えて女湯に入ってきた藤岡と、脱衣所で遭遇したトウマくん。
冷静に重要ではないことを考えながらも、
いや、やっぱ動揺してんのか?
機転を利かせて何とかその場を切り抜けました。
危うく辱めを受けそうになったのに、あんなにうまく対応できるなんて。
カナたちと付き合ううちに、
思いがけないことに対応する技術がついたのかもしれません。
思いがけないことを起こす人たちですから。
マコトや藤岡への対応から考えるに
トウマくんは兄たちと風呂に入ったことが無いのでしょうか。
お兄さん、ちょっと気になるところです。

マコちゃんから元にもどるマコト。
ずっと口を開けたままでバカっぽさが全開ですよ。
これがあの可愛いマコちゃんになるなんて信じられないかもです。
マコちゃんになるとバカっぽさが消えちゃいますから。

ある意味では期待どおりのオチで
誠実な藤岡にはショックだったかなと思いつつも、 なんだか許せない感じです。
間違えて女湯に入って、半裸で好きな娘と遭遇って
それ何てエロゲ?


第73話「うわっ」

雪山にむかってハイテンションな面々と普通な面々。
ちょっとしたハプニングから起こるマコトの一大事!!
驚きのラストは藤岡がまさかのムムムでヨヨヨ!?
そんなの僕は許しません!!

第38話「海に行くから」と同じく、天を突くが如く盛り上がる3人。
実際にゴンゴン突いてますが・・・。
変わったことと言えばマコちゃんとトウマが
吉野とユカに代わって盛り上がる役を引き継いだことでしょうか。
これも運命です。

いいところ見せようとするも、今までと同じく
ちょっと残念な扱いをうけるタケルおじさん。
タケルには悪いですが、見てておもしろいです。
血縁は忘れられても読者の印象には残りますね。

盛り上がりの中心はやはりカナ。
板系全般強いから、と豪語してウインタースポーツを語ります。
もはや板系サマースポーツも語れそうな勢いです。
そのテンションは目的が変わっても維持され、
そのまま温泉も語ります。超元気です。

雪山から温泉にかわってテンションが上がったチアキ。
どうやら彼女はウインタースポーツよりも温泉が好みのようです。
あまり小学生っぽくない趣味のような気がしますが、
バカ野朗を連発するほどの喜びよう。
お兄さんはこれでいいと思います。

しかし困ったのはこの二人、トウマとマコちゃん。
男湯に入るか女湯に入るか、お悩みです。
ですがはじめから結論は決まっていたようなもの。
ちょっぴり残念な気はしますが
散々悩んでいたマコちゃんも最後はあっさりと・・・・・・。

タイプは違えど不幸な感じが似たもの同士のタケルと藤岡。
カナについて、2人のやり取りが笑えます。

マコちゃんを女、トウマくんを男と勘違いしているおかげで男湯と女湯を間違えた藤岡。
ってそのまま入っちゃいけません!!
トウマくんと2人で湯煙にまぎれてムムムでヨヨヨなんて、そんなの!!
ていうかこれ以上不幸になっちゃうから止めてあげて!?


第72話「お前か?」

人には知られたくないもの。誰にだってありますよね。
それは優等生のチアキにもあるのです。
疑えばずつ明らかになる、知られてはいけないチアキの秘密。
無闇に人を疑ってはいけません!?

おやつのことはいつも疑われるカナ。
一応は否定しますが、最終的に説得力はゼロw
カナらしさ全開ですが、
好きなものを食べて体型を気にしないなんて羨ましい身体です。

大事な手帳が見当たらないチアキ。
冷静に探そうとしますが見られたくない内容なだけに
その緊張がまわりに伝わってしまいます。
トウマたちの会話で、書いてあることに思いを巡らせ
だんだん沈んでいく様子はちょっぴり面白いです。
困っているチアキには悪いですが・・・w
チアキの思考から察するにその手帳は
普段の出来事やちょっとした願望を書いた日記帳のようなもの。
『元旦のアレ』と言われて手帳に書いただけでも3つ心当たりがあるなんて・・・。
元旦から忙しくて楽しそうな一家です。
でも、もしこの手帳がカナにばれてしまったら
彼女のことですから、きっとおもしろい大変なことになるでしょう。

手帳は見つかるもののショックで凹んでいたために
チアキに疑われ、目の輝きを失うふじおか。
最後は後ろめたさで熱くなったチアキにいつも通りの扱いをされて・・・。
ふじおかにとってもチアキにとっても苦難の1日でしたが
これもチアキが成長するいい経験だと思います。
今度からは無闇に人を疑わないようにね。


第71話「そうか」

やって来ました冬のイベント、クリスマス。
チアキの夢を守るため、素敵な聖夜を贈るため。
姉たちの「優しさ」が夢と現実の狭間を埋めるのです!!

お勉強だけでなくお裁縫も出来る優等生のチアキ。
どんな大きなくつしただろうとお手の物。
その作品にはトウマくんも絶妙な反応具合です。

もはや南家にとってクリスマスとは切っても切れない関係なのか、藤岡登場。
驚いたのは『みなみけ』(南家)のノリでボケてくれたこと。
想定していなかったのも原因の一つだと思いますが、
まさか藤岡に笑わされるとは・・・・・・。
ですが、パジャマフェスティバルのカナの様な心憎い気配りも忘れません。
こういうのも「優しさ」から来るものでしょうか。

夢と現実、どちらも立てるということで
くつしたには藤岡のプレゼントひとつにしたカナ。
それでは少し寂しいのではと思いましたが、何の問題もありません。
このときチアキのことを1番理解していたのはカナでしたから。
それにチアキのため、翌朝のフォローも忘れません。
これも姉の「優しさ」が成せる業なのです。
チアキに夢をみせてやりたい、その優しさこそがサンタの正体。
プレゼントが暖かいのは、きっとみんなの「優しさ」なんですよね。

・追加
次のクリスマスではトウマくんやマコちゃん、小学生グループを呼んで
パジャマフェスティバルのような大人数でのお話も見てみたいですね。
いや、3姉妹水入らずのクリスマスもありかもです。
クリスマスはだいたい感動的(?)なお話ですから。
来年も待ちどうしいですね。


みなみけ第70話「悪かった」

ココのところ、女の子としての部分ばかり目立っていたマコト。
今回こそは女装なしで頑張りたいところですが・・・。

「いいか内田 オレを買いかぶるなよ!?
オレに南とトウマのケンカを止められると思うか!?」と言い切るマコト。
その潔さは男らしいですが、セリフはマコトらしく情けないです。
その情けなさは女の子らしさの裏返しかも!?
その後、ケンカの原因が昨日の南家にあると読んだマコト。
常に用意してある変身セットで南家へ。
その期待を裏切らない所は流石です。
でも常に用意してあるって、持ち物検査があったらいったい・・・。
ハルカがいないことを知り、やる気を失くすマコト。いや、マコちゃん。
しかしその姿は正真正銘の女の子ですw

一応、冬という季節設定のようですが
第1巻と違ってマフラーも何も無いチアキとトウマ。
その2人のお怒りの原因はやはり彼女でした。

70話まできて、変わったと思うところも幾つかありましたが
やはりカナはカナ、どんなに成長しようとそれは変わりません。
どのキャラにも言えることですが、大切なことです。
「常に対等以下の戦いをしている」
相手が年下だろうと、どんなに大人気なかろうと自分を通す。
それがカナのカナらしい面白さなのです。
まぁ、チアキに「私達のほうが大人」と言われてるのはどうかと思いますが。
ところで2つの南家は、どちらもみかんは箱買いだそうです。
これ大事。テストに出ますよ。


みなみけ第69話「思いがけない」

いつも思いがけないことが連発の「みなみけ」ですが、
特に今回はチアキが思いがけないことを言い出す思いがけないお話です。
タイトルイラストは、またも被害に遭うアツコさんです。
黒ネコとアツコさんの表情がなんともいえない魅力をかもし出す!?

1匹の黒ネコから思いがけないことを言い出すチアキ。
『空気』を読んで、その『流れ』を絶やさないカナ。
う〜む、何でもないことからここまで盛り上がれるとは・・・。
その才能に脱帽しながらも、
本当に人生が楽しそうな、この姉妹たちへの愛を再確認しました。
今回は冒頭からカナとチアキの息がよく合っていますよね。
仲のいい2人を見ると読者も癒されます。

2人に素でツッコミを入れ、バカ野朗と一喝されるトウマ。
『空気』の『流れ』を見逃すなと怒られてしまいます。
それを教訓に最後はバッチリ空気を読みますが・・・・・・。
空気の読めないヤツといえばどこにでも居るものですが
そういえば5年2組にもいましたよね。
佐藤リョータっていう空気の読めないヤツが・・・。

最近、眠たそうな眼に描かれてしまうようになったアツコさん。
それはそれで魅力的でいいのですが、今回も周りからの仕打ちが酷いです。
チアキには呼び捨てにされたり、お前って言われたり。
ハルカ「おやつだよ――――」
カナ「アツコはにぼしでいいか」
ひ、酷い。・・・・・・確かに酷い扱いです。(最後のは違うかも)
でも、そういう所が可愛くて守ってあげたくなるので
やっぱりアツコさんはこれでオッケーです。(いいのかよ!
ちょっと可哀想ですけどね。


みなみけ第68話「どう思う?」

第3巻の発売を記念してハルカのカラーがついたヤンマガ第49号。
タイトルイラストは久々に、いや初めて(?)主役のケイコです。
今回のサブタイトルは「何様さ!?」の方が印象に残ると思いますが。

ケイコに彼氏作りの相談を持ちかけるカナ。
おもしろい回答を要求するのですが、あまりにも無理難題。
そんな面白いのは藤岡の自虐的な恋だけです。
それに気付かないのは残念な気がしますが・・・、頑張れ藤岡。
そして自分が追い詰められると有耶無耶にする始末。何様さ!?
この時の欄外のコメントは『カナが恋の悩み?うむ、キナ臭い!!』でした。
いや、結局はそうなんですが、もう少し乙女として扱ってあげても・・・。
それでカナに彼氏が出来てもショックですけど。(ワガママですいません)

淡い期待を持って相談をしにきたリコ。
それに対し、カナの影響で話をおもしろくしようとしたケイコ。
読者としてはおもしろい話になりましたが、
リコは、その的を射た悲しき現実に打ちのめされました。
掴んだメガネをどうするかは知りませんが
ケイコ、おもしろくする相手は選ばなきゃダメだぞ。

毎回損な役回りですが、いつも耐えて頑張るケイコ。
そんな健気なところが彼女のいいところですが、
今回、リコには可哀想なことになってしまいました。
ですが、これも期待に応えようとした結果。
「何様さ!?」と怒っても、これがカナとの友情。
本当にいい娘たちなのです。


発売開始!「みなみけ」第3巻&
「みなみけ+今日の5の2 桜場キャラファンBOOK」

ファンにささえられ、遂に発売となった第3巻とファンBOOK。
ワクワクしながら特装版ブックレットの表紙を見てみると・・・・・・、
どこかで見たような気がします。たしか2巻で・・・・・・。
じゃあ、ファンBOOKの方を見てみましょう。
・・・・・・コハルPACKで見たことがありますね、これ。
いや、でもまだ中身がダメと決まったわけでは・・・・・・。
そうです、中身って凄いんですよ。特にファンBOOKとか。
と、中身も語りたいのですが時間が無いので後日に。

さて、単行本発売記念でヤンマガにカラーが掲載された「みなみけ」。
コハル先生はどんな絵を描いてくれたのでしょうか。
3姉妹寵愛カラーということですが・・・・・・
こ、これは!第3巻の表紙と同じだ!!
やっぱり1、2巻のときと同じ展開です・・・。
いや、これには価値があります。ほら、単行本よりデカイし。
それにいろいろ煽り文句的なの入ってるし。
そういえば第3巻の表紙は予想どうりハルカでしたね。
あれ、でもちょっと待ってください。
第1巻はカナで、ほうきを持っていました。
第2巻ではチアキがフロ場でブラシを・・・。
第3巻ではハルカがボールと泡立て器・・・・・・。
え、お掃除つながりじゃないの!!


次へ 前へ