第106話「見てごらん」

たまに圧倒的な辛辣さを魅せつけるチアキ。
ですが、そんな彼女だって素敵な雰囲気を求めたりしちゃいます。
今回は、うんちくで素敵さを追求したお話。
『みなみけ』一の知識の泉、三女・チアキ。
彼女のうんちくが思わぬ惨禍をまねくことに。
それを被る、南家では涙目率の高いユカ。
彼女にロマンチックな時は訪れるのでしょうか。

きれいな赤いアメを眺めているユカ。
美少女とアメは見ているだけで心のサプリということですが
一瞬、ユカと梅干がよぎった僕はもうダメでしょうか?

そのアメについてうんちくを語るチアキ。
自然着色料の中には虫から色をとったものがあるという、
非常に残念な内容でした。
美少女ぶち壊しです。

ですが、なんかもう手遅れだったユカ。
開けた口の中で、アメを舌の上にのせ涙目でした。
でも、その姿がすごく可愛いかったりしますw
これ以上食べられなくなって
あ――、あ――って言ってるところなんか堪りませんw
ユカのアメなら僕が処理してあげるよ!
もちろん口移しで(殴

フワヤヒコさんのブログでそんなコメントしたら
逮捕されるってことですねって言われました。
だとしても、僕はそう言わずにはいられませんでした。
なんだか最近、そっちの方向に流れてる気がします。

うんちくで人を傷つけてしまったチアキ。
じゃあ、傷つかないうんちくということで
クロオオアリの話を始めました。
残念ながら、ユカはお気に召しません。
それは空で結婚式を行うという
なんだか素敵に聞こえる内容でしたが、
最初に虫という時点でダメだと思います。

今度は自分のうんちくを披露するカナ。
ピンポンの押し方で誰だかわかると言いだします。
見事に外しました。
笑いのポイントは外しませんがw
そして、そのままボケ通しますw
この流れるようなノリがいいですね。

南家に遊びにきた藤岡。
窓の向こうに見つけた飛行機雲をチアキと一緒に眺めます。
コハル先生が外の風景を描くなんて・・・。
すごく綺麗な空です。
藤岡とチアキが画になりますw
こういうの描けるんでしたら
これからも描いていってほしいですね。

その飛行機雲に、またうんちくを始めたチアキ。
「人が作り出した雲なんだ」
そう言って良い感じでまとまります。
最初に排気ガスからできてるって言ってましたがw
そんなことは意に介さない藤岡。
彼が天然なおかげで、素敵な雰囲気の2人ですw

同じうんちくなのに、ユカと藤岡のこの違い。
それがユカの怒りと涙目を誘います。
でもこれ、相手が天然の藤岡だから。
さすがに仕方ないと思いますw

そして、最後においしいところを持っていくカナ。
その発言、すごく面白いですw


第105話「扱い」

普段の生活は実は色んな事を教えてくれる
ある意味、日々勉強です。
今回は、女の子たちが一歩大人に近づいてしまう勉強のお話。
カナの防犯教室に始まり、チアキの「カップ焼きそば現象」など。
これまで様々な学びの場となってきた南家。
次に彼女達が学ぶのは男の扱い方。
アツコ先生が驚きの極意をお魅せします。
果たして、彼女達は男を扱うことができるのか?

男の扱いのプロが来ていると女子小学生に話すカナ。
あなたも十分、藤岡を振り回していますが・・・。
リコの暴走は二次災害です。
ていうか、カナの場合は男というより
人間そのものの扱いに長けてますねw
そんな彼女の言うプロとはいったい誰なんでしょうか?
速水か、まさかのケイコでしょうか。
そういえば、ケイコと小学生ズが出会った話は描かれてませんよね。

では、そのプロフェッショナルとは誰なんでしょうか。

カナ「マキ先生です」
マジか。
どこがどうプロなのか、心ゆくまでうかがいたい。
そもそも、カナはどんな結末を期待してるんですか。

昼の部と夜の部があってね、と調子に乗って語り出すマキ。
いやいや、あなたは男の何を知ってるんですか。
過去の話を見ても、そんなに男付き合いが豊富だとは思えません。
ていうか、夜の部は吉野嬢の方が詳しいと思われ(マテ

カナはカナで先生!先生!と連呼する始末。
マキを煽ってるんでしょうが、カナにそんな事をされると
確かにおもしろくなりそうな予感w
ていうか、そんなカナが既におもしろいですw

ユカや吉野に男の扱いを教えようとするマキ先生。
しかし、そんなテーマをハルカが見逃すはずもなく
瞬く間にキッチンへ連行という見事なオチ。
さすがマキ。その期待を裏切らないバカっぷりが大好きですw
ちなみにチアキはハルカのお手伝いなので
おかしな話を聞く心配はありません。

マキが無免許でしょっぴかれてしまったので
急遽、代役を立てたカナ。
その変り身の早さは見事です、カナさんw
カナ「アツコ先生です」
なんというキラーパス。
無茶ぶりですね、わかります。
それにしてもアツコさんはスタイルいいですね。
年長者なのに可愛いしw
(この感想が、後にあんなことに繋がるなんて・・・)

早速、夜の部について質問する吉野嬢。
ねぇ、わかってて聞いてますよね!?
わかってておもしろがってるんですよね!?
夜の部についてやっぱり詳しいですよ吉野嬢は!
なんて恐ろしい子!!

案の定、困ってしまうアツコさん。
そして胸が大きいです。
アツコさんは今回も魅力全開ですねw
(この感想が、以下略)

そこに助け舟を出すトウマくん。
今まで出ていませんでしたが、
男の扱いには興味がなかったのでしょうか。
確かにイメージとしては、男を扱うというよりは
逆にからかわれてムキになったり
空回りして照れてる方が可愛くて
そっちの方がトウマくんらしいかなw、なんて思います。
ツンデレみたいな感じでしょうか。

この助け舟がきっかけで、カナとケンカになってしまったトウマくん。
おもしろくなりそうだった流れを止められて、
カナは気に入らなかったのでしょうか。
そして、くんずほぐれつの取っ組み合いをする2人。
まぜてまぜてー。

いくらスポーツ娘でも、力は中学生に敵わなかったのか
カナに突き飛ばされるトウマくん。
そのまま、アツコさんの豊満なバストに顔からダイブ。
一瞬で安らかな眠りに落ちました。
う、羨ましい。
自分もアツコさんの豊かな胸にうずくまりたいですw
さっきまでアツコさんの胸が気になることがありましたから、
余計にそう思ってしまいますw
まさか、これはコハル先生の伏線だったとか!?(ナイナイ

これを見たカナの解釈により、
暴れる男をおとなしくさせるには抱いてしまえばいい
という教訓を与えてしまったアツコ先生。
たしかに・・・。アツコさんのあの深い谷間に沈めば
どんな男だっておとなしくなってしまいます。
アツコさんのあの胸に挟まれたいですねw

今回はされる側でしたが、
トウマくんも成長すると(色んな意味で)
させてあげる側になるのでしょうか。
でも、トウマくんのその場所は僕の指定席ですね。

翌日、騒がしいマコトを殴っておとなしくさせたトウマくん。
彼女の胸に包まれるのは、
だいぶ険しい道のりのようですorz


第104話「別のもの」

生活の中には様々な現象が溢れていたりします。
チアキ達が出会う新発見もその一つ。
今回は、チアキのちょっとしたこだわりから始まるお話。
そこから導き出された新現象。
タケルやハルカを巻き込んだ実例をもとに、
チアキ教授の講義が始まります!
意外と使えるこの理論。ぜひ日常にお試しあれ!!

焼きそばとカップ焼きそばの違いを力説するチアキ。
あー、あるある的な感じで納得するトウマくんですが
僕にはさっぱりです。
そんなに焼きそばには拘らないので・・・w
どっちも一応、焼きそばだと思うんですが
彼女達にとっては違うようです。

このような現象を「カップ焼きそば現象」と名付けたチアキ。
それはよく日常で起こっていると言いだします。
たとえばで挙げられたのはチアキのぬいぐるみ。
くまには似ていますが、ふじおかという名前まであり
決してくまとは違うもの。
なるほど、なんとなく解ってきましたよ。
たぶん。

では実例を見てみましょう。
対象となったのはタケルおじさん。
ぬいぐるみに悩みを打ち明けていました。
なんかね、ダメな大人の例みたいにもうね・・・。
まだ20代なのに、その背中には悲哀が漂ってます
すごいよタケルおじさん。
ていうか、まだレイコさんのこと引きずってたんですね。

それを見ていたトウマくん。
全くの無邪気で客観的に
あのおじさん、くまに話しかけてる
タケルの残念極まりない部分を言い抜きます。
その憐れんでないところが、
逆におもしろさを増していますw
やっぱりトウマくんのそういうところ好きです。

一方でチアキは、哀愁漂うタケルには一切触れず
くまと言うな、ふじおかだ!と言い切ります。
もう全然気にしてませんね。
時々、タケルおじさんが可哀想になります。

しかし、ここで提起しているのは「カップ焼きそば現象」。
それについてチアキ曰く、ふじおかは話し相手がわりではなく
話し相手のくまだそうです。
トウマ「さっき くまって言うなって言ってたぞ」
さすがトウマくん。撃ち漏らしのないナイスなツッコミw
どんな小さなものでも、チアキの天然ボケでも見逃しません。
侮れないですよ、トウマくんは。
ていうか、タケルの相手をしてあげて。

とりあえず、「カップ焼きそば現象」をまとめてみたトウマくん。
「訪ねてきた親戚の相手をするのが面倒な現象ってことか?」
まだ小学生なのに、すごくドライです。
このやり取りには笑い転げちゃいました。
確かにイメージ悪くなりますネw
そして、チアキに詰め寄られるトウマくん。
その顔がまた可愛くて堪りませんw

その後、帰ってきたハルカとカナ。
ハルカが自慢の新茶を入れてくれる間、
タケルおじさんはまた言葉を零します。
ていうかそれ、さっきふじおかに言ってたセリフと
全く同じなんですけど。
本当にかわいそうな人。

ハルカの新茶にあっさり癒されたタケル。
それを見たチアキは、ハルカ姉さまを賛美します。
同時に、さりげなく面倒で繊細なタケルとも評しますw
面倒で繊細って、確かにメンドくさい相手ですね。

対して、ハルカはお茶を入れただけだと
身も蓋もない指摘をするトウマくん。
その全てを打ち砕くような素敵なツッコミが
トウマくんの持ち味ですw

ところが、新茶と間違えて古いお茶を入れていたハルカ。
タケルは気付かずに飲んでいました。
つまり、ハルカが入れた古茶は新茶にも劣らない別物。
そう、同じ物のはずが別物に。
それが驚異の「カップ焼きそば現象」
チアキ教授がここに確立!
他にも探せば『みなみけ』の法則もたくさん見つかりそうですw


第103話「その目」

よく「目を見れば分かる」と言われますが
じっと見つめられると、なんだか気恥ずかしかったりしますw
今回は、ナツキに絡んだ新キャラ登場。
力強いヒトミに、涙で潤んだヒトミ。
錯綜する視線と、その目に写る現実とは・・・。
人は出会いや別れを重ねるものですが、
こんな素敵キャラに出会えて幸せですw

これまで触れられることのなかった2代目番長。
ふと疑問に思ったのか、カナはヒロコに問いかけます。
自称・傍観者のヒロコによると、
学校一のやんちゃぼうず南ナツキが唯一手も足も出なかった相手とか。
保坂やハルカ以外にも、あいつを丸めこる奴がいたんですね。
しかし、そのナツキですがヒロコに親戚かと問われて
カナ「最近どこかで聞いた名前だな・・・・・・・」
と、忘れ去られています。
出番が比較的多いナツキがこれでは、
アキラなんて完全に空気じゃないですか。読者的に。
アキラには頑張ってカムバックして欲しいものです。
笑いとともに。

さて、その話題にあがったナツキ。
サイフを忘れ、昼飯を買えないピンチに陥っていました。
その様子を見つめる一人の女の子。
ツンツンしていて、少し長めの髪形。
ちょっぴりワイルドな感じの可愛い女の子です。
動物に例えるとネコ科って感じですねw (ライオン?)
やっぱり話の流れ的にこの子が2代目番長でしょうか?
ルックス的にもありえますね。

するとその女の子、ナツキにタコさんウインナーを差し出します。
ちょ、なんという幼なじみ行動!!
しかも、その風貌でフォークにタコさんウインナーw
か、可愛いじゃないですか。

ナツキがサイフを忘れた事を看破したこの女の子。
名前はヒトミちゃん。
名前まで可愛らしいです。恐ろしい子w
彼女いわく、ナツキは考えてることが全て目に出るそうです。
なんですか、その幼なじみ発言
やっぱりナツキとは幼なじみなんでしょうか。
羨ましいです。
しかし、そうですか。今までナツキのポーカーフェイスからは
笑いしか生まれませんでしたが
これからは目を見ればいいんですね。
・・・。
・・・。
・・・。
いや、こいつの目ってどう見ても死んでるから。
ていうか、目を見ればわかるって
だから名前がヒトミちゃんなんですか?

じゃあ試しにわたしにパンチしてみろと言うヒトミちゃん。
幼なじみ的やり取りです。
可愛くてたまりませんw
自分にもこんな幼なじみがいたらなぁと思ってしまいますw

そんな中、ヒトミちゃんの後ろにハルカを発見するナツキ。
羨望の眼差しでハルカを見つめます。
その眼差しから、ナツキの憧れを読み取ったヒトミちゃん。
それが自分に向けられていると見事に誤爆。
いや、ナツキのあのフザケた表情から
気持ちを理解できただけでも十分驚きなんですが・・・。
乙女の力はすごいです。

突然の出来事に驚いたのか、照れたのか。
涙を浮かべ逃げ出してしまいます。
動揺して頬を赤らめるヒトミちゃんも可愛いです。
その際、ハルカ先輩にぶつかってしまいますが
走り去りながら「おひさしぶりですっ」って言う、
おとボケな一面も好感が持てて素敵ですw

それにしても、ナツキはこんな可愛い子がそばに居たのに
今まで何をやっていたんでしょうか。
ぼーっとしているなら、いただいていきますよw
よし、トウマくんと二重結婚だ!!


第102話「オレと仲良く」

『みなみけ』の輝く個性の中で
ただ一人、不気味な光を放つ保坂。
今回は、そんな彼とバレーボール部三人娘のお話。
100話を超える長きに渡り、
「気持ち悪い」と保坂を敬遠してきたマキ。
その苦難を乗り越え、安住の地は生まれるのでしょうか?
ていうか、あんなのが部長で男子部員はどう思ってるんでしょうか。

「嫌いじゃないけど、きもちわるい」
という複雑な乙女心を語るマキ。
ある意味において、圧倒的な支持率を誇る保坂ですが
女の子の心はなかなか掴めないようです。
そもそも、あれと渡り合える女の子って
いないことはないと思いますが、稀少じゃないですか?

しかし、仲良しクラブを部のモットーに掲げる速水は
これを懸念します。
男子と女子って別々じゃないんでしょうか。
ていうか、保坂は男子の中でも独立してると思いますよ。
ダメな意味で。

早速保坂のもとを訪れ、策を講じる速水。
しかし、その中の「恋」という言葉に
見事につまずいてしまった保坂。
そして湯水の如くあふれ出る保坂節。
相変わらずこの人は、どこに向かって
何を発信したいのか、意味がわかりません。
深く考えずに感じるしかないようですw

すかさず、道をはずしかけた保坂に
手首の利いた一撃で歯止めをかける速水。
「そんなところでひっかかってはだめ」
あまりにも的確なツッコミだったため、
思わず笑ってしまいましたw
保坂と渡り合える人間はいましたねw 近くに。

軌道修正を施し、そのまま言霊にかける速水。
「将を射るにはまず馬から・・・・・・・・」と
きもちわるさの中にあった、保坂のまっすぐな部分を
別方向に捻じ曲げてしまいました。

こうして、部活の仲間と親交を深めようと動き始めた保坂。
仲良くなろうと迫りくる保坂に、
マキは本気で逃げ出します。
確かにあんなのが近づいてきたら逃げ出したいですw

ですがこれに懲りることはなく、今度はアツコさんに近づきます。
彼女の前に、突如として現れる保坂。
そのきもちわるい出現の仕方に、動転するアツコさん。
今回は別の意味で喋る間もなく逃げ出しますw

結局、二人ともに逃げられてしまった保坂。
巡り巡って保坂がたどり着いたのは、
もっとも身近な女の子。
背後から迫るも、速水に返り討ちw
見切り発車で暴走機関車、保坂に終点なし。


第101話「たまには」

なんだかんだ言いながらも、いつも一緒の三姉妹。
大切な人がそばに居てくれるのは、実は幸せなわけで。
突然その人が居なくなったら悲しいわけで。
今回は、三姉妹いっしょの幸せを護るお話。
妹の幼いながらも健気な抵抗。
大切な姉を失わないため、いざ抱きつき!
その切なさと愛しさは一級品です。

暗闇の中、涙を浮かべるチアキ。
怖い夢でも見てしまったのでしょうか。
こういう時は添い寝と相場が決まってます。
一緒に居て、安心させてあげるのです。
かわいそうに。よちよち・・・。

朝、カナが起きると布団の中にチアキが。
やっぱりこういう時は添い寝です。
お姉ちゃんを求めるチアキが微笑ましいです。

その後も、カナにぴたりとくっついて離れないチアキ。
なんですか、この妹の可愛さは。
カナの服をギュッってつかんでるところなんか、
愛らしくてしょうがないです。
護ってあげなきゃって思うチアキです。

いつもと違い、カナから離れないチアキ。
買い物に行ったきり、カナが帰らない夢を見たらしく・・・。
でもそんな悲しい夢なら仕方ありません。
姉が自分に黙って居なくなるなんて考えられないけれど、
でも・・・。くっついていたくなるチアキの気持ち。
なんとなくその気持ちがわかるような気がします。
本当は仲がよくって、まるで姉妹の鏡ですw

ところが、カナには不満があるもよう。
この至近距離で生意気なことを言われると
たまったもんじゃないそうです。
でも、その辛辣さが愛情の裏返しなら
チアキの愛は、心がえぐられるほど深いのです。

その嫌味に対し、力ずくで離そうとすれば
必死に抵抗するチアキ。
一生懸命、カナに抱きつきます。
こんなにストレートにカナ大好き!って感じのチアキも良いですねw
本当にこの三姉妹はかけがえのない至宝です。

ハルカが出かけた後、自分も出かけようかと言うカナ。
それをチアキが毒舌を持って制します。
夢のことがあったせいか、出ていって欲しくないんでしょうか。
そう思えてくると、チアキの健気な抵抗が堪らなくなってきます。

ですが、チアキの言葉に怒ったカナ。
そして不貞寝してしまいます。
もちろん、チアキもくっついてお昼寝ですw
相変わらずラヴラヴです。
でももしかしたら、こんなにベッタリな2人は
二度と見れないかもしれませんw

その後、起床したカナに異変が。
今度は次女が悲しい夢を見てしまったのか
帰宅したハルカに抱きつき。
ついに3人ともくっついた三姉妹。
今までも一緒だったから、これからも仲良く一緒。
これぞ南家三姉妹の至福。
お茶の間遺産のゆえんです。
でも、ハルカがトイレに行ったきり戻らない夢ってどうなんでしょうかw?
カナらしいですけどw


第100話「メインイベント」

記念すべき連載100回目。
ヤンマガ本誌ではカラーも掲載されていて
正しくメインイベントに相応しいお祝い事です。
さて、今回はバレンタインに関するお話。
『みなみけ』きっての天才プロデューサー、南カナ。
彼女が作るバレンタインの舞台とは?
いつも日常を満喫できる『みなみけ』。
自ら生み出すメインイベントは素敵な甘い味。
僕にとってコハル先生の作品を読むことはメインイベントですw

舞台は南家の居間。
トウマくんが話すのは、受け取るチョコのこと。
ホワイトデーにどうリアクションするか軽く悩んでいますが
やっぱり同性にもモテるんですねw
トウマくんはそれを冗談と考えていますが
そこに誰もが思うマコトの一言。
「冗談じゃなくて本気なんじゃないのか?」
ありえる。
トウマくんがモテるのは予想の範囲内なので。
素敵におもしろい感じになってますw
しかし、気になることがひとつ。
これはトウマくんが男の子役として好かれているのか
それとも女の子として好かれているのか。
まぁ、お兄さん的にはどっちもアリかな、と。
できれば、トウマくんがチョコを渡すシーンを見てみたいです。
むしろ貰いたいです。

ここで明日がバレンタインだと気付くカナ。
ヨ――シ!と意気込んで提案したのは
「オセロでもやるか!」
いやいやいや byトウマ
本当にこの子はおもしろいですw
トウマくんも冷静にツッコまざるを得ないですw
ていうか気付くのが前日って遅いです。

過去にはチョコを巻き上げる作戦を考えたりしてましたが、
今回は特に興味が無い様子。
あげる相手もいないということで。(藤岡涙目)
「かと言ってオセロの相手もいないけどな」byトウマ
この流れには笑っちゃいましたw
対するトウマくんのナイスな一撃。
カナに「オイオイオイ」と言い返させるあたり、
トウマくんのセンスは並じゃありませんw
何気にトウマくんは大人ですね。
それがモテる要因かもしれませんがw

チアキを誘うもバッサリ断られるカナ。
今まで描かれてなかったチアキが急に出てきたわけですが、
最初っから3人と居間にいたみたいです。
わざと今まで描いてなかったんでしょうか。
あと、さりげなく「どうせ私が勝つから」
って言い切るところにチアキとカナらしい関係性が見えて
なかなか素敵だなって思います。
さすがコハル先生、色々と計算してるんですね。

相手にされず不満に思ったカナ。
相変わらずのカナ理論でチアキやマコちゃんを
バレンタインの渦中に落とし入れます。
若いうちからバレンタインを無関心にって、
カナが言えた義理じゃないと思いますが・・・。
こうして何故か完成したバレンタインチョコ。
例のごとく、一瞬で完成するテンポのよさw
終始カナのオセロに付き合ってるトウマくんは
やっぱり優しいというか、
ならモテるしかないじゃないですか。

チアキが作ったのはショコラ・デ・ショコラ。
毎回、小学5年生とは異次元レベルの作品です。
そして南家のお菓子には付き物なのか、
言い間違い(?)シリーズ。
実は重要なお笑いポイントなわけでしてw
ショコラ・デ・ショウガって・・・w
パティシエとは違った才能が発揮されてるんですけど。

せっかくのチョコを皆で食べることに懸念を示すトウマくん。
でも、カナは自分が食べることがメインイベントだったわけで。
これには出し抜かれましたねw
まんまと笑わされちゃいました。
そういうことか!って・・・w

それから、やりたい放題だなと漏らすトウマくんに
カナ「いつかバチが当たるよ!」
トウマ「自分で言うなよ」

なんでこうも絶妙に笑いが取られるんでしょうかw
こっちはやられたい放題ですねw

一方、どんどん女の子化していってるマコちゃん。
実はマコちゃんもチョコを完成させていました。
そこでカナの提案により、チアキの練習に使われることに。
要は経験ということで、
チアキの思うてきとうな奴にあげることになりました。
ですが、実はあのチョコは一度、床にひっくり返した代物。
つまり、それをあげる相手はよほどどうでもいい奴。
チアキ「マコト」
マコト「えっ」
・・・ある意味フラグかな。


第99話「どう?」

妹を持つ身か、ハルカと同じ血筋か。
面倒見がよく、気配り上手なカナ。
今回は、お泊まりアリの勉強会のお話です。
主催者のカナが説くおもてなし。
そして気配りの連鎖が悲劇を回避。
それは偶然か、必然か。
南家勉強会の幕が上がります。

タイトルイラストは上から見た感じのリコ。
このアングルはリコの可愛さを増しています。
ナイス、ナイスアングル。

さて、そのリコですがカナに勉強会に誘われたようです。
いきおいでお泊まりもアリの勉強会。
来るのはケイコやリコだけでなく、藤岡もだそうです。
それを聞いて大喜びのリコ。
もうケイコを引っ張るんじゃなくてツネってますw
さすが恋する乙女。一途に不純です。
ただの勉強会のはずが・・・って、
カナが主催者の時点でそんなわけないですねw

さて、南家ではチアキがせんべいを食べながら本を読んでいました。
本当は良くないのですが、チアキらしからぬ行儀ですね。
ですが、それより気になったのはせんべいのサイズです。
顔くらい大きなせんべいを食べていました。
海苔のでかさは半端じゃないです。

そこへ帰ってきたカナ。
パジャマフェスティバルよろしく、
チアキにもてなしについて問いかけます。
今回はハルカの時と違って、
反応するタイミングはあったのですが
チアキ「おかえり」
興味が無かったようです。
質問を聞いた時点でロクな事じゃないって
わかってたんですね。さすが妹w
完全に無視されるも勝手に結論を出すカナ。
相変わらず、この二人は魅せてくれますw
ハルカとチアキの態度の違いも
より一層おもしろくしてくれますねw

そして、勉強会は夜に差し掛かります。
そこでお風呂を勧めるハルカ。
今回、ハルカはこの一コマしか出てませんが
その圧倒的な可愛さと、過去の栄光
(という名の番長伝説)により存在感は抜群ですw

結局、お風呂のもてなしを受けることになった客人たち。
藤岡→リコ→ケイコの順番ですが、
一番風呂に気を遣った藤岡はシャワーで済ませます。
そこに気を遣うなら、女の子に先に入ってもらえばいいのに
と思ったら駄目です。

二番手のリコ。
お湯には藤岡が入ったと考えるのは自然な流れ。
ですが、そこから不自然に考え過ぎてしまうリコ。
藤岡のお湯に過剰反応。
恋の精神病は大変ですねw
いや、この思考はリコだけでしょうか?

三番手のケイコはメガネを外して入ります。
やっぱり笑顔のケイコも素敵ですが、
眠たそうな目のケイコも可愛いのですよ。
それから、ケイコもシャワーで済まそうとしますが
ここで笑いのトラップ発動ですw
思わず吹いちゃいましたw
ケイコ、それは面白いわー。

三人が湯船に浸かっていないことを知らずも、
彼らの反応にご機嫌のカナ。
もてなしは成功したと思い、自らも湯船に浸かります。
しかし、自分が用意した究極のぬくもり、
トウガラシ風呂に見事に撃沈。
素人の浅知恵は危険といいますが・・・w
何の気なしに危機を回避した客人たち。
ていうか、この後チアキとハルカに
どんなお仕置きを受けるんでしょうか?


第98話「良かったなぁ」

おみくじといえば、一年の計を占う初詣の楽しみ方の一つ。
今回は、おみくじに始まった運勢のお話。
大吉を引こうとも変わらない、
カナやチアキに振り回されるユカの運命。
でも、三姉妹との出会いは人生の吉。
『みなみけ』と過ごす一年は幸福です。

おみくじの結果がよかったらしく、幸せ顔のユカ。
とくに恋愛運が良かったそうです。
確かに大吉とか引くとすごく嬉しいですよね。
でも、ユカのその恋愛運は当たらない気がします。

そんなユカを絶妙なセリフで諭すカナとチアキ。
カナ「王子様ってのは空想上の生き物で実在しないんだぞ」
なんという面白ゼリフでしょうか。
王子様は架空の存在
確かにユカの思い描くような王子様はいませんが・・・w
さらに、みかんに親指を突き刺して
浮いてますよ〜って芸をするカナ。
それ、新年の一発芸ってことですか?
いや、いくらお正月の話だからってやって良いことと悪いことが・・・。

一方のチアキ。
「王子様ってのはフィクションで実在の団体・人物とは」
こちらもリアルに即した素敵なツッコミ。
王子様は物語になりました。
ある意味、こっちがロマンチスト。
チアキのおみくじは金運だけが良かったそうです。

その後もカナのボケに対してユカもボケで返す、
ボケボケ漫才を展開していく2人。
そんなコハルワールドもとい『みなみけ』ワールド。
何もかもが超越してる。

そして、待ち人が来ると誇らしげに語るユカ。
カナは何を思ったか、もうすぐここ(南家)に来るんじゃない?
と、このあとユカがオチになりそうな事を言い出します。
それにまんまと乗せられ、正座で待つユカ。
これには笑わされましたw
ユカは真剣なのでしょうが、それが笑いを誘いますw

それにしても純粋なのか、すごく乗せられやすいユカ。
そのため最初に来た人が運命の人だとか、神様が選ぶのだとか、
もっと面白い方向に転がそうとするカナ。
いや、それだとカナの決定権だから。

さて、そこで現れたのは藤岡というお約束な展開
友達運が良くなかったユカですが、
カナはチアキから略奪だとけし掛けます。
しかし、そこに投じられたチアキの一言。
ユカはカナからおみくじのお金を借りていました。
この子、他人のお金で良いくじを引いていました。
予想外の展開ですw

催促されるも、お金を渡したくないユカw
カナと愉快な攻防を繰り広げ、
オチャメな嘘までついてかわそうとしますw
それにはカナも興奮しちゃいます。
そのお金への飽くなき執着心
借りたお金を返すかどうかを金運に当てはめる様は
正しく笑いの名シーン。

結局、世の中金だと悟ったチアキの真理。
さすが『みなみけ』ヒロインズ。
今年も欲望、もとい希望にあふれた素敵な話を期待していますw


第97話「気を遣って」

妹想いのトウマの兄たち。
だけど彼らが絡んで無キズで終わることはあり得ません。
今回は、もう一つの南家が紡ぐクリスマスのお話。
空回りし続ける兄たちの想い。
でもその気遣いが絆の証です。
それでは南家と聖なる夜を・・・。

「みなみけ時間」の12月25日。
そのお昼にトウマの兄たちが集っていました。
もちろん、彼らが絡んで何も起こらないはずがありません。
今からワクワクしてきました。

長男が口にしたのは、トウマの枕元に置くはずの
クリスマスプレゼントがナツキのせいで置けなかったこと。
なんという非常事態でしょうか。
まだ冒頭だというのに、事件は起こった後でした。
加えて、事件が起こった場所と会議室が同じです。
『みなみけ』のおもしろさは封鎖できませんw

この失態をナツキに怒る長男。
ですが、読者も予想しない思わぬ逆襲。
先に怒っていたのに立場がありませんw
さすが、名前がないだけに貫録負けです(ぇ
相変わらず『みなみけ』は良い意味で
予想を裏切ってくれます。

そんな兄たちの作戦会議など知るはずもなく、
本家南家に居たトウマくん。
すぐ横にいてもミーティングしていると気付かないので
当然といえば当然ですが・・・・・・(苦笑
彼女が言うには、毎年クリスマスになると
マト外れなプレゼントが置かれているそうです。
確かに女の子のプレゼントに関して、ナツキは言うに及ばず
長男にもあまり期待はできません。
唯一まともそうなのはアキラですが、出番がありません。
ナツキは話が作りやすいのかも知れませんが、
もっとアキラにスポットを当ててください(涙目
今回9コマ出てるのに1回しか喋ってません。
しかもヘアだけが2コマ。アキラまじで涙目。

今年はそのプレゼントが無くなって
少しさびしいんじゃないかとハルカに聞かれますが、
なんせマト外れなのでどうでもいいみたいです。
まぁ、マト外れですから・・・。

その後、チアキとトウマくんを送り出すハルカ。
髪型が少し外ハネ系に変わっています。
それが可愛くて堪りません。
最近はハルカもイメチェンの兆しがありましたが、
今回は顕著ですね。
今のハルカの方が前よりスキですw

そのラヴリーキュートなハルカ。コードを引っ張ってきて
コタツに入ったまま固定電話。
誰も居ないからって、シュールすぎですw

ハルカに電話をもらい、プレゼントを置かなかったことを
問いただされるナツキ。
トウマくんと二人でゲームに熱中して、忘れていたそうです。
ていうかお前!なにトウマくんにヒザ枕してんの!?
ちょっとお兄さんに変わりなさい!!(ナツキがホントの兄だけど。
でもトウマもプレゼントって歳じゃないと言い出し、
ナツキは諦めようとします。しかし
ハルカ「私にプレゼントどうするか相談しといて
     勝手にやめちゃうの?」
ナツキ「今晩、今晩枕元に置きます」
たったの、されどハルカの一言に一発服従w

その後、帰宅してきたトウマくん。
テーブルの上に包装してある品と
あるメモを発見します。
「今晩忘れずにトウマの枕元に置く」
ええぇぇぇぇぇ。
いくらなんでもバカすぎですw
アキラも止めてあげるところですよ。
これにはやっぱりトウマくんも困惑。
その困り顔も可愛いんですがw

結局のところ、兄に気を遣ったトウマくんですが
ナツキがバカ正直にバカをやりました
でもハルカの御かげでプレゼントはよかった様子。
メリークリスマス、トウマくん。
ナツキはハルカのお仕置き決定です。


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