第123話「しまった」

これまで、服がはだけて谷間やブラが見えるといった
数々のセクシーショットで怠け者っぷりを
魅せつけてきたハルカ。
今回は、怠けが境地にいたるお話。
長女が怠けだすと、意外とまともなことを言い出す次女。
しかし、カナのそのお調子者っぷりが
ハルカの怠けっぷりより危険です!?

タイトルイラストは、制服のままご就寝のハルカ。
普段から南家の長女として頑張っているだけに、
こういう至福の時間は守ってあげたくなりますねw

南家でもそろそろ春が近づいた季節。
今日は暖かいから、コタツをしまおうと
カナが言い出します。
しかし、まだコタツの温もりを失いたくないハルカ。

「ヤダ! しまいたくない!」
駄々っ子に。

なんて可愛らしい駄々っ子でしょうかw
普段はお姉さんとしてバッチリなだけに、
こういう、チョット子どもっぽいワガママの言い方が
可愛くて仕方ありませんw
こんなに可愛く反抗されたら、もう心が折れそうです。

さらには、コタツのどっしりとしたところが好きと
もはや関係のない理由で反対し始めるハルカ。
チアキも知らなかった新事実。
ですよね、男はどっしりしてなくちゃ!(違
ていうか、長女として番長として
あなたが一番どっしりしてる気が・・・。

そして、コタツ撤廃に抗議デモか
ふて寝をはじめたハルカ。
まさかこんな可愛い一面が見れるとはw
怠け者の素質には局地的ながらも利点がありましたw

もちろん、その一方で弊害はあるものです。
ハルカからコタツを取り上げるのに躍起になるカナ。
それもそのはず。コタツは人を堕落させ、
怠け者を呑み込んで放さない!
ハルカは抜け出せず、メシの準備が遅れるのです!

そこで、チアキに協力を仰ぎ
ハルカからコタツを奪いにかかるカナ。
まずはコタツの電源を切り、そしてふとんを軽くめくる。
すべて独力でやりきるカナ。
さすが、笑いを生み出す二人の協力プレイは最高ですw

最後にコタツを引き離し、
ハルカからコタツを奪うことに成功したカナ。
予想外に一切の抵抗を受けませんでした。
しかし、その安らかな寝顔から真実を察したチアキ。
もはやコタツを追いかけるのもめんどくさい
これは怠けの極致であると!
ハルカの谷間をさらけ出した素敵な画で
真実を解説するチアキ。
まさか、ハルカがここまでの御仁だったとは。

それでも、そんなハルカを敬うチアキ。
彼女の怠けを許容する大きな御心で
「そして目が覚めたらゴハン作ってください」
には笑いました。

翌日、ハルカが帰宅すると
そこにはしまったはずのコタツと、それにもぐったカナが。
一緒にコタツに服を入れて
ゆるゆるぬくぬく着替えようじゃないかと
全力で昨日と真逆のことを提案するカナ。

ハルカに引きずり出されることに。
カナ「あ―――!?」
このカナ、なんか可愛いです。
しかも出てきたのは奇跡のブラ姿w


第122話「できること」

なんだかんだで結局はモテまくっている藤岡。
マキと違って素敵な体験はありそうです。
そんなわけで、今回は藤岡のバレンタインデー話。
たくさんのチョコをもらうのと、
意中の人にもらえるのとはまた違うわけで。
そんな贅沢な悩みを持つ藤岡。
意外とド天然な彼ですが、その夢は叶ったのでしょうか。

いきなり花屋の前に現れた保坂。
花屋と保坂のコラボはもちろん気持ち悪いですが、
その気持ち悪さがむしろ自然。

その保坂が花屋にいる理由ですが、
店にあるバレンタインのポスターに足を止めたようです。
そして、早速始まる保坂の妄想。
もうすでに、ハルカにチョコを貰える前提で妄想が進んでいます。
何を言ってるんでしょうか、彼は。
それ以前に、ハルカと友達にすらなってないです。(第21話)
ていうか、部の仲間と親交を深めるのにも失敗してます。(第102話)

それでもやっぱりというか、やはりというか(どっちも同じ)、
保坂の暴走が止まることはありません。
自分の目印にバラを持とうとか言い出します。
いや、君みたいな気持ち悪いの目立つから。
絶対に迷わないから。むしろ近づこうかどうか迷うから。

それにしても、以外にバラが似合うんですよね。気持ち悪い意味で。
その意外性が逆に気持ち悪くてむしろ自然。

その後の南家の居間。
チアキが藤岡の膝上に居るにもかかわらず、
誰のバレンタインチョコが欲しいか尋ねるマキ先生。
絶対楽しんでます、マキ先生。
バレンタイン17年連続出場も素敵な体験が一切ないマキ先生が
バレンタインネタで楽しんでおられます。
チアキが自然と「マキ先生」と言ってるのには驚きましたw
チアキのなかではネタと割り切ってるんでしょうか。

藤岡の膝上にいるチアキ。
それだけに藤岡の反応には敏感です。
バレンタインの言葉にピクってなったそうです。
カナって言葉にもまたピクってなったそうですw
チアキがバレンタインに興味が薄いのが唯一の救いですねw
この藤岡のしかめっ面が見れただけでも満足かとw

しかし、バレンタイン17年連続出場にして
素敵な体験が未だ無いマキ先生に「できることはあるはず!」
というアドバイスをもらった藤岡。
翌日から、カナにアピールを実践です。

しかし、彼のアピールは恐るべき内容でした。
「重そうだね」と気を遣って荷物を持ってあげれば、数学の教科書。
「一人じゃ大変だろ?」」と掃除を手伝ってあげれば、一本のホウキを二人で。
なんというド天然。
藤岡は何気に恐ろしい子。

この異常事態に驚いてしまったカナ。
ケイコの話から試合が近いから
練習で疲れているのではないかということに。
何気に情報源がリコなところに、カナたちの恋愛模様が現れていて
すごくニヤニヤしますw
さすがはコハル先生、素敵ですw

そして、翌日。疲れてる時の甘いもの、
ミルクチョコレート(板チョコ)を藤岡にプレゼントするカナ。
実はバレンタイン当日。
この天災のような突然の出来事に
一瞬、バカっぽい顔になった藤岡。
最後にはもう、嬉しさのあまりどこかに逝ってしまいました。
いや、わかるけどw

バレンタインとは無自覚のまま、チョコを渡してしまったカナ。
ケイコに指摘されて頬を赤らめる姿は可愛すぎですw
バレンタインに興味なさそうだったのとギャップがまたw
藤岡がうらやましすぎる!


第121話「やる気」

チョコをもらえるかどうかは男の子にとって
過酷な戦いなわけですが、女の子も複雑なようで。
特にリコやヒトミちゃんは大変な気がします。
今回は、女の子たちのバレンタイン準備期間のお話。
様々な思いが交錯するバレンタイン前。
それは『みなみけ』でも例外はなく、
ユカの王子様さがしやマキの思い出などなど。
そして明らかになるバレンタイン前、暗黙のルール。
いやはや、そんなマナーがあったとは。

タイトルイラストは私服姿のマキ。
この構図だとなんだか身体が小さいような、
いや頭が大きいんでしょうか。
なるほど、持ちやすい頭だからですね。
それにしても、まんまるい頭ですね。

さて、南家ではバレンタインの先生として
17年連続バレンタイン出場のマキ先生が遊びに来ています。
いつの間にか恒例になっている
男女のスペシャリストといえばマキ先生。
前回は不発に終わっていますが、
今回はどんな展開になるのでしょうか。
笑いという意味では前回きちんと咲いていたので
今回も素敵なオチを期待していますw

このマキ先生の講義ですが、反応するのはユカのみ。
横にいるチアキとトウマくんは、ほとんど興味ないみたいです。

そのチアキがマキ先生に質問するのですが、
微妙にズレているというか、めんどくさい内容なので
カナの「チアキはバレンタインに向いていない」
という一言で放置。チアキふて寝。

トウマくんにいたっては、兄貴たちのチョコをもらっていたので
バレンタインは男からチョコをもらう日だと思っていました。
トウマくんは文化圏が違うので放置に。
放置されて寂しいのか悔しいのか、
少しヘコんでいるトウマくんの表情がとっても可愛いですw
なら俺がトウマくんに逆チョコあげるよ!
愛のメッセージカード付きで!!(落ち着け

それにしても、トウマくんの兄貴たちはモテるんですね。
ナツキのにヒトミちゃんのチョコが混じってるのは確実ですがw
幼なじみってのも羨ましいです。
ていうか、兄貴たちにもらわなくてもトウマくん自身がモテるんじゃ。
少なくともアキラよりかは。

気付けば、ふじおかも一緒に腹ばいでふて寝。
何気にこれが笑えますw

さらにここで、ユカに笑撃の事実が。
ユカ「今年の本命をあげる相手がまだ私の前に現れないのですが」
知るか。

なんという根本的な問題。
王子様さがしから始めなければなりません。
なんかもう、ユカにも逆チョコあげたくなりますよw

その横でカナが「お前が王子様にチョコを渡そうとすると
白馬にチョコを食べられてしまう呪い」をかけてました。
少女の夢をぶち壊す、まさしく呪いw
ギャ――ッて言ってるユカが笑えます。

しかし、カナもやり過ぎたのか生徒全員がやる気喪失。
これではカナの「みんなでチョコを作ろう」からの
「つまみ食い作戦」が台無しになってしまいます。
一回目のバレンタインのお話から
動機が一切変わってないのが笑えますw
相変わらずカナらしいですw

そこで、みんなを盛り上げるために
マキ先生の素敵なバレンタイン体験談を聞くことに。
口を開けたまま考え込むマキ先生。
この口を開けたままの画っていいですよね。
なんだかちょっとバカっぽくて笑えますw
これがコハル作品独特の空気を醸し出してると思います。

そして過去を探り出した結果
マキ先生、撃沈。
カナ(なかった!)
ありませんでした!
つまりマキの17年連続バレンタイン出場は17年連続敗退の歴史!
今回も男女のスペシャリストとして
不発に終わったマキ先生。
でも、笑いの花は見事に咲かせて散りましたw

結局、バレンタインの素敵な体験がなかったマキ先生。
カナ(なかった!)
  (そして誰もいなくなった!)

ちょw、そのネタ上手いwww

するとそこにハルカが帰宅。
あの店のチョコを買ってきたので
みんなで試食することに。
結果としてチョコを食べれたカナは満足です。

そこに、さらなる来訪者を告げるインターホンの音が。
カナ曰く、多分藤岡。
それを聞いて急にあわてだすハルカ・マキ・ユカ。
チョコを急いで飲み込んだり、その箱を隠したり。
マキ「バレンタインの準備は男に見せないのがマナーでしょうよ!」
そ、そんなマナーが!?
うなずいた感じのユカも面白いですw

ハルカがこういうのに敏感なのはちょっと意外な気がしますが、
3人の女の子な反応にドキドキですw
最後のコマのハルカの表情もすごく魅力ですw

でも、初代番長は周りからチョコをもらう立場だと思うのですが。
男女問わず。
料理のできる保坂やナツキもいますしね!


第120話「ほんの少し」

実は真面目なぶん、細かい所までこだわるリコ。
藤岡のためのクッキーも、細かいとこまで突き詰めます。
今回は、そんな彼女が「ほんの少し」に奮闘するお話。
あと一歩を踏み出すのに、ほんの少しの勇気が足りないリコ。
でも、持つべきものは友達です。
ほんの少しのきっかけが、リコに大きな幸せを運びます。

タイトルイラストは真正面のリコ。
よ〜く見なくても美少女ですw

さて、そんな彼女が藤岡のためにクッキーを作ることに。
しかし、その作戦はみんなで集まった時に広げれば
一枚は確実に藤岡に届くだろうというもの。
どんだけ弱気な作戦ですか。
でもこういう控えめな所もリコの魅力でしょうか。
奥手なのも可愛いですねw

そこでレシピ通りに作ることにしたリコ。
ところが、そこに思わぬ壁が。
レシピに書いてある食塩少々の少々・・・・・・。
リコ「少々って!?」
そこに引っ掛かってしまったリコ。
こういうのに拘るって、リコは真面目だったんですね。
86話のテストで良い点を取るお話がありましたが、
あれもリコの真面目な一面だったんでしょうか。

どうしても少々が気になって仕方ないリコ。
学校でケイコに聞くと「ほんの少し」という答えが。
しかし、少々のことでもハッキリさせたいリコに取って
それが答えになるはずがありません。
カナたちが何気なく使ってる「ほんの少し」に喰いつきます。

いきなりリコに問い詰められて「ぅえっ!?」ってなってるカナ。
なんとなく魅力を感じちゃいますw
そして、久々に登場したカナ軍団の2人。
こちらもリコに問い詰められて「ぅえっ!?」ってなってましたw
柔道部のエースの子はまったく動じてませんでしたけどw
さすがミステリアス路線の子ですね(マテ
それにしても、律儀に答えようとするなんて
剣道部のエースも良い子ですね。

そして何故か涙を流している藤岡。
深夜のサッカーの試合、録画し忘れたんでしょうか。
すると、その異変に気づいてハンカチを差し出すカナ。
ほんの少し目にゴミが入っちゃったわけなのですが、
ほんの少しなので思わずカナのハンカチを断った藤岡。
とっさのことに、ほんの少し後悔する藤岡・・・・・・
と言いますが、周りから見ればものすごく落ち込んでたり。
人によってもほんの少しには大きな違いがあるんですね。
何気に難しい問題です。そして今回の『みなみけ』は学問的です。
え、違う?

放課後、南家の居間で勉強会をするカナたち。
リコとケイコはもちろん、チアキにも囲まれて男一人の藤岡。
なんて羨ましい状況。
これでリコにもあんなに想われてるって、憎らしい奴ですw

突然、ほんの少しの甘い香りから
リコの持っているクッキーを見つけ出すカナ。
臭いで見つけるって、どこの食いしん坊キャラですかw
くんくんってしてる犬的なところが可愛くて仕方ありませんw

塩の分量がきになるものの、実は完成していたリコのクッキー。
それをさくさくと食べているカナとチアキ。
この画がなんともいえないおもしろさを醸し出してますw
そして2人が下した評価は
カナ「ほんの少しうまい!」
チアキ「ハルカ姉さまよりもほんの少し劣るけど」
どんだけ失礼。

でも、ほんの少しの甘い香りと
カナの並々ならぬ食欲のおかげで藤岡に食べてもらえたクッキー。
彼の「おいしいよ」の一言が、いっぱいの幸せを運んでくれました。

そんな幸せの中、それでも最後まで塩加減にこだわったリコ。
リコ「どのくらい!?」
カナ「ぅえっ!?」
最後まで「ぅえっ!?」


第119話「いただこう」

ハルカへの思い故に、
料理の才能を開花させてしまった保坂。
今回は、保坂の愛情料理のお話。
未だハルカとロクな会話もしていないにもかかわらず、
チアキには一定の評価を受け始めたカレーの妖精。
そんな彼の愛がついに試されることに。
無限の広がりを見せ続ける保坂の弁当に
終点は訪れるのでしょうか。

タイトルイラストは、もはや保坂の
唯一の理解者といってもいい速水です。
いつも目を閉じてますが、それでも表情が
読み取りやすいのが魅力の一つです。

さて、他人に理解されにくい性質を持つ保坂。
その彼が、またも手作り弁当に思案しています。
冬なので温かいものを食べてもらいたいと、
コンロを持ち込むかなど考えています。
それもう、弁当じゃない気がします。

結局、コンロはスマートさに欠けるということで、
そういう問題じゃない気もしますが、
弁当の底に石灰を仕込んだ
冬の超豪華鍋弁当に決まりました。
だから、それ弁当じゃな(ry
どういう思考なら、鍋を弁当にすることに
「いけそうだ」って言えるんでしょうか。

しかし、その状況に懸念を抱いた速水。
保坂の暴走を食い止めるため、一役買って出ます。
いや、彼を料理に目覚めさせたのはこの人なので
責任を取る意味では当たり前なのですがw

その速水曰く、ハルカの料理は「愛情」
そして保坂の料理は「エゴ」であると。
なんという言い得て妙
確かに速水の言う通りかもしれません。
伊達や酔狂だけではありませんね、この細目美女は。

流石は保坂唯一の理解者、速水。
彼の気持ちが誰よりも純粋であることを知り、
さらに、去っていく保坂にこう思います。
速水(あなたは気持ちの表わし方を少しだけ・・・
    いえ、大幅に間違えてるだけなの!
ダメじゃないですか。

速水の前では「オレの愛情は本物だ」と
強がっていた保坂がでしたが、かなりのダメージを受けたらしく
すれ違ったナツキをビビらせるほどのものすんごい表情をしてました。
ちょ、コハル先生w

そして、スーパーにお使いに来ていたチアキ。
ジャケット姿が似合ってます。
そんなクールで大人っぽい格好のチアキが発したセリフは
「にんじん・・・・・・、なかったことにできないだろうか・・・・?」
カッコ良くてもチアキはチアキでしたw
この時のチアキの表情がまた愉快ですw

そこに再び出会うことになったカレーの妖精こと保坂。
彼はにんじんを手に取り、
人参の素晴らしさと愛を語って去っていきました。
だいぶ速水の言葉にやられてますねw

しかし、それが僥倖となったか「愛」とつぶやいて
にんじんをいただいたチアキ。
このチアキの素直なところが本当にいい子で
可愛がりたくなってしまいますw

チアキには好評価を重ね、いい影響を与え続ける保坂。
数少ない、彼の頼もしい部分でしょうか?
ところで、チアキはあのにんじんをまたカレーに
使うと思っているのでしょうか。
なにせカレーの妖精ですからね。

翌日、にんじんたっぷりの肉じゃが弁当を作ってきた保坂。
ハルカへの愛を思い知らせるため、
速水にア――ン!を迫ります。
ちょっ、その速水にア――ンする権利を僕によこしなさい!

一方、ゴロゴロニャーって感じの
満面の笑みを浮かべるハルカ。かなり可愛いですw
なんでもチアキがにんじんを残さず食べてくれたのが
嬉しかったみたいです。
恐るべし保坂のパワー。
しかし、あまりの嬉しさに今晩は
にんじんステーキにしようかなと言い出すハルカ。
保坂に続いてハルカ姉さまも暴走ですかw
それはアツコさんも突っ込まずにはいられません。
チアキと練習しておいてよかったですね。
アツコさん、ナイスツッコミ!

ところで、にんじんステーキって料理あるんですか?


第118話「かもしれない」

ある意味、優等生チアキや策士カナよりも
頭が切れるかもしれない軟考不惑の吉野嬢。
今回は、吉野ファン必見のお話です。
ついにカナたちの間でも浮上した吉野ドS説。
やっぱりそうかと思ったあなた。
いや、そんなことはない。あの子は純粋なんだと思ったあなた。
どっちにしろ、吉野は可愛いということで。

チアキ不在の中、南家に遊びに来た吉野嬢。
その才女との遭遇に危惧を抱く少年、もとい少女が一人。
以前から、正体がバレているのではないかと気にするマコちゃんです。
その心配を、またカナに話すマコちゃんですが
カナ曰く、気づいても告げ口しないだろうとのこと。
さすがみんなの乙女、吉野嬢です。優しさに溢れてますね。
カナ「それは吉野ドS説が今 一番有力だからだ!」
や、やっぱり!?
前々から、そんな気はしていましたがw

そんな説があるのかと戸惑うマコちゃん。
でも、もし本当に吉野がドSだったとしたら
長年付き合ってるチアキやユカも気づかないほど
卓越したドSっぷりです。
なんて恐ろしいんでしょうか、この女神さんはw

告げ口をしてしまったら、
もうマコトのうろたえる姿は見られない。
そんな話を聞いて、もう吉野をドSとしか見れなくなったマコちゃん。
見つめ合っての笑顔は破壊力抜群ですw
久々の黒ベタ背景でのけぞるマコちゃんです。
それにしても、吉野のまぁるっこい微笑は本当に可愛いですね。

さらに、同級生しか分からない
持ち物の話をマコちゃんに振る吉野嬢。
焦るマコちゃんに笑顔で謝りますが、
不思議と同級生の雰囲気が出てたらしいです。
確かに、あの隠しようのないマコトらしさ
出ているのかも知れませんw
むしろ隠せないのがマコトらしさです。
まさに、あふれ出るマコトの魅力がアダになったというわけですねw

そして、時折出てくるハルカ。
やっぱりバストにも目がいってしまいます。
だって大きいんだもの。(マテ
毎回ここでも書いてるような気がしますが、
毎回書かずにはいられません。それだけの魅力ですw

不意打ちをかねた高度な責め・・・にも取れる吉野の口撃。
しかし、正体を知られていると結論を出すのは早計です。
マコトが言うには、マコト特有の親しみやすさが
滲み出ていただけかもしれません。
それってどーなんですかw
滲み出る親しみやすさ、しかもマコト特有ってw

そこに、おフロ掃除をカナに命じるハルカ。
しかし、カナがここで抜けることは
後々、マコちゃんにとって致命的になるかもしれません。
もはやどうしようもないと、おフロ掃除を買って出ます。
しかし、この時の「いつもお世話になっている」という言い分は
マコちゃんだけに当てはまるものではありません。
吉野も手伝いに来てしまいました。
スポンジ持ってる吉野が何となく可愛く思えますw

スカートが濡れちゃうとまで指摘されるマコちゃん。
もうこうなったら腕ずくに。
押されぎみの吉野がすごく可愛いですw
これぞ美少女って感じです!

すると、勢いあまって押し倒したマコちゃん。
なかなかステキで魅力的なシーンです。
この2人のカップリング、応援したくなりましたw

様子を見にきたハルカ。
相変わらず、素敵なバストです。
マコトがニヤけるのもわかりますw
カナたちと差をつける意味でそう描かれていると思うのですが、
やっぱり気になってしまいます。
だって男の子なんだもの。

押し倒された吉野。そのマコちゃんの力に
まるで「男の子みたい」とさらなる一撃。
マコトを追い詰めます。
これはやっぱり、ドSらしく楽しんで言ってるんでしょうか。

純真無垢のような笑顔そのままの、
無邪気な天使のイタズラがドSなのか。
それとも、その笑顔の下に隠れた悪魔が本当のドSなのか。
ここまでマコちゃんを乱舞させる吉野の魔性。
天使だろうと悪魔だろうと、もちろんドS説に一票ですw

でも、最後のは忘れ物をしないよう
マコトへの優しさだと思います。


第117話「与える側」

ナツキの登場以来、少々影が薄くなった気がするアキラ。
しかし、そんな彼にも見過ごせない魅力が満載です。
今回は、そのアキラのお目覚めのお話。
本来、彼が出会うはずのなかった同級生のマコちゃん。
そのマコちゃんを生み出したかつての魔法が再び!
この奇跡を成し遂げるカナを、転生の女神と呼ぶことにします。

前回のナツキの話をするアキラとカナ。
彼を変な奴だと評する2人ですが、
あれが変の一言で片付くのはすごいことだと思います。

その場に居合わせたマコちゃん。
アキラと初の対面を果たすことになりました。
しかし、マコちゃんは架空の後輩。
アキラにはバレるのではないかという大ピンチです。
ていうか、カナちゃんは迂闊ですw

そこでとっさの話題転換。カナは藤岡の訪問を口にします。
すると急におびえだすアキラ。
誤解が誤解を招いたおもしろい結果によるものですが、
その原因となったカナは
なぜアキラがおびえてるのか知らないんですよねw
渦中のカナが知らないところで
おもしろい展開になってるのは意外と珍しいです。
恋愛沙汰だからでしょうかw

それにしてもハムスターのように怯えるアキラが
可愛いと思うのは僕だけですか?

そして、ちょうどやってきた藤岡。
今度はアキラのピンチにマコちゃんが助け舟を出そうとします。
そこはお人好しのマコちゃん、もといマコトです。
しかしその提案は、マコちゃんと同じ変装です。
それは色々なリスクを背負うと思うのですが。

そもそも時間がありません。
ならカツラは?ということですが
一般的な家庭にそんなものがあるはずありません。
しかし、その一般的な家庭の南家にありました。

なんとか藤岡が来る直前に間に合ったカツラ。
で、なぜカツラがあるかというと
近所でサンタ役をやることになった藤岡に
丁度いいカツラが見つかったから、という事らしいです。
何かとサンタに縁がある男です。
まさかこれがクリスマスネタなわけ無いですよね?

それで藤岡は試着に来たのですが、
「あ――そうだそうだ」という感じに思い出すカナ。
もちろんアキラが使ってるわけで。
この行き当たりばったりなうえ、
行き詰まって、あ―どうしようかって感じの空気が最高ですw
この一連の流れにはニヤけずにはいられませんw

それから藤岡に紹介された新生アキラ。
カナが名付け親になった彼女の名前は、その名もアキちゃん
「え――と」とか言ってる割に
何も考えずに名付けた感じですw

とりあえず、藤岡はもう与える側のオーラが出てるとか
すごく大雑把な理論で丸めこむことに成功したアキちゃん。
これで納得して帰った藤岡もとてつもない器の持ち主です。
カナの場合は、与える側のオーラとか以前に
早めのクリスマスプレゼントをアキラに与えてしまいましたが。
さすがは我らの女神さまですw

して、そのカツラ姿を鏡で見たアキラ。
なんかもう、手つきとか目覚めちゃってます。


第116話「お願いが」

これまでも数々の逸話を残してきた
『みなみけ』の問題児ナツキ。
今回は、その問題児の新たなダメエピソード。
さすが、保坂を慕うだけあって
どこかクレイジーなナツキです。
彼の失敗談はとどまるところを知りません。
でもいつか、気付いて欲しいその間違い。
ていうか、今回の対応はことごとく間違ってるから!!

タイトルイラストはトウマくん。
どの角度から見てもキュートです。

さて、もう一つの南家で行われる兄たちのミーティング。
なにやら長男がナツキに注意をしています。
実はこの長男、すでに4回の登場ということなのですが
未だに名前がありません。
欄外のキャラ紹介では名前の募集をする始末w
もう名前なしで突っ切るのもアリかとw

さらにアキラに顔を突っ込まれるナツキ。
「顔はお互い様だろーが!」
いや、確かに髪型は見分けつかないんですけどね。

ハルカに何かお願いするということで、
言葉遣いと笑顔のアドバイスをもらったナツキ。
そこに珍しく、家族会議に参加してきたトウマくん。
トウマ「チアキの相手は面倒だけど無視すればハルカの心証が悪くなる。
    無視はするな!」
面倒って、親友じゃないんですか。
でも、ハルカもやっぱりそういう事気にするんですね。
チアキやカナは可愛い妹ですからね。

そのアドバイスをもらったナツキ。
「チアキって髪結んだ方か?」
いや、覚えろよ!
どんだけハルカしか眼中にないんだよ!?

対するトウマくん。
カナは相手にするとややこしいからなるべく避けろ、と。
もうハルカの心証とか以前にトウマくんの心証悪くないですか!?
一切褒めてないし!!

そして、三姉妹の南家へ。
早速、ボケた言葉遣いで手土産を渡すナツキ。
すかさず、カナとチアキの冷静なコンビネーションが炸裂しますw
この小刻みに入ってくる笑いが堪りませんw

さらに、アキラに言われた笑顔を実践してみるナツキ。
ニヤッ。
え。
一瞬固まる三姉妹。普通に気持悪いんですけど。

カナが話し掛けるも、アドバイス通り無視するナツキ。
なんでこういう時だけ実直なんですか。
敬語になって必死に訴えるカナちゃん可愛いですw

また、フ――ッとネコ形態で敵意を表すチアキ。
するとナツキ、同じくネコ科のライオンで対応します!
ライオン対ネコ、もちろんネコが勝てるはずもなく
毛(髪の毛)が逆立つほどビビるチアキちゃん。
可愛い。カナにすがるチアキも可愛いですw

またもニヤッで、ハルカすら凍りつかせるナツキ。
今度はキャンキャン!と犬で勝負を挑むチアキ。
イヌっ娘のチアキも、ネコなチアキもどちら魅力全開ですw
しかし、ナツキの狼に返り討ち。
またもカナにすがります。

結局、最後はハルカのたった一言で一件落着。
間違った実践で最後までイってしまったナツキと、
全く使えなかったアドバイスを送った長男とアキラ。
もうこの三兄弟、一切合切つかえません。


第115話「そろっちゃった」

似ていても似てなくてもどっちも楽しい、それが姉妹。
仲がいいのが一番ですw
今回は、三姉妹愛用のマグカップのお話。
やっぱり姉妹ということで、
実は趣味が似ているとか想像してみたり。
でも、みんなバラバラなのが南さんちの三姉妹。
むしろ個性が強力すぎるのがソックリさん!?
もちろん、三姉妹の絆はムテキですw

三姉妹のマグカップを割ってしまったチアキ。
ハルカには涙で謝罪です。
ステキなお姉さんことカナも、寛大な態度で許してくれます。
チアキは羨ましい幸せ者です。
しかし、カナには振り向きもしないチアキ
いや、そこは謝ってあげるべきじゃないかな。

それぞれ学校の帰りで、新しいのを買うことになった三姉妹。
とある日常雑貨のお店にやってきたカナ。
わずか一瞬で品選びを終えました。
いやいやいや、即決ってw
あんまり悩まないカナらしいですが。

ところで、マグカップなんて割れものを
高々と持ち上げるのはどうなのかと。
なんだか可愛いのはいいんですが、
落としたら危ないですよ!

実は、同じショップに来ていたチアキ。
可愛らしいクマの絵柄のを気に入っていましたが、
カナにバカにされないかと警戒します。
個人的にはカナも気に入ると思うんですけど。
ちなみに、一緒に来ていたユカの意見はガン無視
ユカも粘ってましたけどね。
それが余計オモシロく・・・w

妹たちと同じところに買いに来ていたハルカ。
やっぱり姉妹だと、行きつけも同じになるのでしょうか。
それとも、単に共通の帰り道にあるショップだから?
ともかく、これは新たな発見です。

商品を物色中、なかなか気に入ったものを見つけたハルカ。
手に取ろうとした矢先、
マキが「これはちょっとないよね――」。
空気読めよ。

一瞬、固まるハルカ姉さま。
汗を浮かべ、丸っこい口の形で
「ナイカモネ」って微妙に震えた声で言う
愛くるしいハルカ姉さまにテンションが上がった僕は何の病気ですか?

ハルカが気に入ったカップは
骨の魚がプリントされてましたが
世間的にはないんでしょうか?
僕はアリです。
ていうか、かなり独特な趣味を持っていても
ハルカなら許せる気がします。なぜだ・・・。

帰ってみると、思わぬ事態でそろっちゃった3人のマグカップ。
「ま、いっか!」とテキトーなカナのノリが好きですw
しかし、3人とも同じはないだろということで
結局、自分の気に入ったのを買ってきたチアキとハルカ。
やっぱり、自分が好きなのが良いですよね。

そして、余った2つのマグカップ。
1つは遊びに来ていたトウマくんに。
マグカップにはうるさいよ、と言いつつ
あっさりしっくりきちゃったトウマくん。
この一瞬のテンポと空気、
相変わらず『みなみけ』は面白すぎですw
うぉい!って軽くズッコケたくなる感じです。

早速、牛乳をつぎにいったトウマくん。
全然、気兼ねしてません。
もはやトウマくんは南さんちの子ですw
もとから南さんちの子ですが。

さらに遊びに来た藤岡。
最後のマグカップは藤岡へ。
カナとお揃いということでヒートアップしてしまった藤岡。
藤岡「(それはつまり 恋人以上!?)」
落ちつけ、落ちつくんだ藤岡。

見事、余った2つも持ち主に出会えて一件落着。
でも、他人のものは欲しくなる
ハルカとチアキのマグカップが欲しくなったカナ。
即決で決めるから・・・w

ところで、これは三姉妹の趣味が一緒ってことでオケ?


『今日の5の2』
放課後B「イマサラ」

学校に通えばその度に訪れる放課後。
それは新しいこと発見のチャンスでした。
今回は、「放課後」らしく放課後の話。
だんだんとみんなが帰っていって
ほんの少しの不安と切なさに取り残された夕焼け空の下。
そして衝撃のラストは・・・。
放課後シリーズとして思わぬ再会ができた『今日の5の2』。
でも人間は欲深い生き物で、またの再会を祈ってますw
とっても楽しかったです。じゃ、また学校でw

本誌では、新規描き下ろしカラーが付いた放課後B。
イラストは「5の2」女子の体操服姿。しかも半そで・ブルマです。
この時期にブルマって・・・、幸せです!!

タイトルイラストはリョータの後ろ姿。
お別れのお話でこの絵は切ないです、コハル先生。

いつか、サコツについてリョータが語った公園。
みんなで遊んでいましたが、仲間たちは次々と帰ろうとします。
そのコウジたちの後ろ姿にむかってリョータが一言。
「バ――カ!」
お前が言うか。
わずか一瞬(一コマ)で戻ってきたコウジとツバサw
このテンポが大好きです。
しかも一コマと勢いよく戻ってきたのに
限りなく冷静な2人がナイスな感じですw

さらに、文句があるならこれで決着をつけようと
帰ろうとする2人にボールを差し出します。
コウジ「帰るっつってんだ!」
さすがのクールガイもツッコまずにはいられませんw

ですが、なんだかリョータの気持ちもわかる気がします。
みんなが帰っていって、一人残される感じ。
寂しさではなく、何かを失くしてしまったような気持ち。
この言いようのない気分が自分を支配していくような。
リョータがおバカなことをするのも仕方ないかも。
普段からバカやってますが。

さらに、女の子たちにも「バーカ!」と言ってのけるリョータ。
驚いた感じのナツミちゃんが可愛いですw
しかし、人を呪わば穴二つ。
チカちゃんにテストの点数をばらされ、
逆に集団でバカにされますw
逆転バカです。

ところで、ユウキちゃんとかお洒落ですが
南さんちの次女よりお洒落に気を遣ってる気がするのは
僕だけですか?

そして、最後に残ったリョータとチカちゃん。
さすがは幼な妻。リョータの傍に残ってやるなんて・・・。
と思いきや、チカちゃんもお帰りに。
リョータもしぶしぶです。
別れたチカちゃんの背中にも「バーカ!」を浴びせるリョータ。
でも、振り向いてくれない後ろ姿。
なんだか切なくなる憧憬。
夕焼け空が沁み入ります。
まるで、リョータが子犬のようです。

翌日、登校してきたチカちゃん。
「あんたの方がバカ!」
えっ、今さら!?
ていうか、これでお別れ!?


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